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options as money
前日、以下のことを述べました。 『私は“マネー”のからくりについて政府の「通貨発行権」にインスピレーションを得ました。そして、銀行の歴史を調べ、銀行のカラクリを知ったのです。われわれも銀行と同じようなことができないだろうか・・・そのように考えたとき、オプシ...
2015年07月14日発行
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seignorage, money and options
「もう一度「通貨発行権」について考えたいと思います。“マネー”のからくりを知りたいからです。」と述べました。 そこで私がオプションをどのように扱っているかについて述べた以下のことを思い出してほしいのです。 <私は「オプション」を一般に知られる金融商品...
2015年07月13日発行
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seignorage and Greece Crisis
ギリシャ問題に絡んで興味深い記事を見つけたで紹介したいと思います。以下は元三菱経済研究所のエコノミスト高橋乗宣氏が「日刊ゲンダイ」に寄稿した記事からの引用です。 「反緊縮派の勝利で、ギリシャのデフォルト(債務不履行)がいよいよ現実味を増してきたが、日本の...
2015年07月10日発行
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finance and options
「金融」について述べました。 私は「金融」を「おカネを融通させること」と軽く考えています。 以下の「融通」の意味に“マネー”を絡ませているのです。 1)「とどこおらずに通ずること。 2)「有無を通じうまく運ぶようにすること。」 そこで改めて米株式...
2015年07月09日発行
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What is “finance”?
私は現在“オプション”を“相場”(マーケット変動を利用してキャピタルゲインを得ることを目的として取引行為)の対象として扱っていません。“オプション”という言葉よりも“デリバティブズ”の概念を強く意識しています。“デリバティブズ”とは株式、債券、通貨等のようにはっ...
2015年07月08日発行
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Don’t be average!
6月末に“ギリシャ危機”と“ボラティリティスパイク”について述べました。 債務国であるギリシャと債権側であるEU(欧州連合)との交渉が行き詰まり、ギリシャの首相がEU要求の受け入れを国民投票にかけると発表しました。国民投票前の出来事でしたが、既にマーケットはそ...
2015年07月07日発行
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volatility and reality
以前以下のことを述べました。 「“ボラティリティ”とは本質的に何かを理解するには「仮想空間」や「仮想的現実」を理解する必要があります。“稼ぐ”には「デリバティブズの本質」や「マネーの本質」の理解が欠かせません。」 ボラティリティには“ヒストリカル...
2015年07月03日発行
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how to perceive reality
人間が現実をどのように認識・知覚するのかという内容に関連することとして以下の話を紹介します。これは、コンピューターと人間の脳が二進法で共通していることを研究した米コロラド大学の心理学教授ランドール・オライリーが述べたことです。 「人間の知的活動に...
2015年07月02日発行
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“volatility spike”, again
前日に引き続き“ボラティリティ・スパイク”について述べます。 “ボラティリティ・スパイク”について以下のことを述べました。 「低い水準にあったボラティリティが短期間でジャンプするように大幅に増加する現象を“ボラティリティ・スパイク”といいます。金融マーケット参...
2015年07月01日発行
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volatility spike
前日の引き続き「“エネルギー”としてのマネー“」について述べる予定でしたが、「ギリシャ危機切迫」というニュースが飛び込んできたので今回はそれについて述べることにします。 現在実行しているオプション戦略において私は世界情勢やマーケットの状況を株式投資家...
2015年06月30日発行
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money as energy
“マネー“の正体について現時点で見えることを先に述べておきたいと思います。 “マネー”の正体に辿り着くにはまだまだ長い旅を続けなければならないのですが、今の段階で薄っすらと見える影について述べることにします。そうでないと、オプションの実践と銀行の歴史や仮想空...
2015年06月29日発行