記事一覧
2015年4月号
  1. virtual value

    “21世紀のマネー”について述べました。 これについて理解するためのキーワードは“バーチャル”です。それについても既に説明しました。   “今日的マネー”は「信用」に基づいて創出された価値です。 「信用」もまた“バーチャル”なのです。   ここで現代社会におけ...

    2015年04月28日発行

  2. money in the 21st century

    “デリバティブズ”についてはこれまで幾度か述べました。 “デリバティブズ”もまた“マネー”と同様に正体のわかりにくい金融・経済社会の産物だと思います。   私はそれを“21世紀の“マネー”だというイメージでとらえそしてそのように扱っています。株式や債券のような...

    2015年04月27日発行

  3. essence

    前回、前々回と「バーチャル」という言葉を紹介し、さらに、言葉の重要性に触れました。 理屈っぽく聞こえたかもしれませんが、決して表面的な理屈を述べる意図はありません。オプションの実践を学習するとき、その目的は利益をあげることなのでオプション取引の戦略や取引...

    2015年04月24日発行

  4. language

    前回は「バーチャル」についてその意味を英語と日本語で紹介しました。   ところで、私は言葉に対して非常に敏感です。人は物事を言葉を介して理解します。だから、言葉は物事を理解する上で非常に重要な要素だと思っています。   さて、私たちは「常識」という...

    2015年04月23日発行

  5. more about virtuality

    前回「バーチャル」の話をしました。日本で「仮想の」と訳されるこの言葉は英語では“virtual”です。その言葉の定義を調べてみると以下のような表現がありました。   “very close to being something without actually being it. : existing or occurring on com...

    2015年04月22日発行

  6. virtuality

    皆さんは「バーチャル」という言葉をご存知だと思います。英語の“virtual”で「実体を伴わないさま。仮想的。疑似的」という意味です。バーチャルは”ウソ“という意味ではありません。現実に存在するものの、実体が伴わないものを指していいます。   オプションをはじめ...

    2015年04月21日発行

  7. what it means to make money

    かつて私は「おカネを稼ぐ」ことの意味を述べました。 それについて別の角度から述べたいと思います。そして、それがオプション取引の実践とどのようなつながりがあるのか考えてほしいと思います。   一昔前まで、「おカネを稼ぐ」ということは、自分の貴重な時間を割...

    2015年04月20日発行

  8. currency as momney

    これまで述べたことを整理してみましょう。 “マネー”の本質がみえてくるはずです。 それが見えるようになるとオプションについてよりよくわかるようになります。なぜなら、「“マネー”の本質」とオプションには深いかかわりがあるからです。   皆さんは私たちの社会の...

    2015年04月17日発行

  9. aerial

    4/13付のオプション通信で「架空の預かり証」の話に触れました。 「架空」とは「実在しない、実存しない、存在しないということ。」という意味です。それを英語でいうと“fictitious”、”fictional” あるいは”imaginary”が相当します。「架空の(フィクションの)」「想像上...

    2015年04月16日発行

  10. no absolute value

    「貨幣のカラクリ」の話をしました。 今日の“マネー”が「信用の創造」にすぎないならそれには絶対的価値はありません。その価値は信用に基づいた相対的なもので“マネー”の価値そのものが変動しています。   私は今日の“マネー”は金融マーケットにおける“デリバティブ...

    2015年04月15日発行

  11. creating credit

    「架空の預かり証を発行して人に貸し付けて利息を稼ぐことを始めたのです。」と述べました。   “架空の預かり証”の発行は合法ではないでしょうが、ひとまず法的な問題はさておき、“架空の預かり証”の発行について考えてみたいと思います。   “架空の預かり証”の“...

    2015年04月14日発行

  12. history of banking

    FRBやBISの話を紹介しました。 FRBは米国の中央銀行に相当し、そして、BISは世界の中央銀行の中央銀行だと述べました。   では、そもそも銀行とは何なのか。 それを知る前に、現在「銀行」と呼ばれるものはどのようにして起きたのか、その歴史をみてみま...

    2015年04月13日発行