“Yardstick” for “Numbers” (2)

発行日:2017年02月22日

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3月の予定についてあらかじめお伝えします:
当クラブは月4週制を採用しています。3月は6日(月)の週を第1週として始めます。第4週は3月30日(金)までです。
3月1日、2日はOCFC通信及びOCFCレポートを更新しません。

以下についてご理解ください:
「マトリックス1」のMAR[=VIXF(1)]は3・22期日のものを対象にしています。通常通り第3水曜日を採用すると3・14なのですが、2月が28日までなので3・22期日のMARをVIXF(1)として対象にしています。それは3・14期日のVIXOを対象にしたオペレーションを行ってはいけないという意味ではありません。

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数学的な話は難解に聞こえるかもしれませんが根気強くおつきあいください。ご自分のペースで学習と実践を進めてください。紐を解くように絡まった紐を一つずつほどいって理解が深まってくると視界が大きく開けてくるはずです。ええ、誰でも「ナンバーオペレーション」によって“新しい価値”(=キャッシュ、マネー、収益などは「数値」と「価値」によって創出するので“新しい価値”と呼びます。)を作ることができます。120個も“数”(「数値」と「価値」)を扱うのは大変だと当初は感じられるでしょうが、パズルが解けてくると120個全部必要があることに気づくでしょう。そうして、120個全部使わないのはもったいないと感じるようになるはずです。新たに加わった54個の「価値」からなる「レクタングル」はやはり必要だと思うようになるでしょう。一緒にパズルを解いていきましょう。

120個の“数” (「数値」と「価値」)とはそもそもなんだったのか・・・思い出してください。
それは「マトリックス1」に含まれた6個の「数値」から始まりました。もともとは平均株価を対象にしたインプライドボラティリティと呼ばれるオプションの中心で要素である予想変動率を数学的・物理学的概念に当てはめて期間ごとの「期待変化率」として応用したものです。それから数学的技術によって作られた「マトリックス2」の「数値」を一時「新型オプション」と呼んで一般向けに紹介しました。「ナンバーオペレーション」では以上の背景を理解している限りオプションについて知る必要はありません。

前回以下のことのを述べて終わりました。
「結論を先に言いますと、それらについて科学的(数学的・物理学的)に完全にこれが正しいと言い切れるだけの根拠はありません。それらについての“ヤードスティック”(yardstick: 判断の基準)は「ナンバーオペレーション」が扱う対象物の変化率の正常とされる範囲です。」

引き続き“ヤードスティック”についてお話しします。
下表は2・14現在の「マトリックス1」です。

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
FEB MAR APR MAY JUN JUL
VIXF(6) JUL 16.50
VIXF(5) JUN 15.75 0.75
VIXF(4) MAY 15.00 0.75 1.50
VIXF(3) APR 14.00 1.00 1.75 2.50
VIXF(2) MAR 12.35 1.65 2.65 3.40 4.15
VIXF(1) FEB 11.10 1.25 2.90 3.90 4.65 5.40

VIXF(1)の「価値」は今年最も小さな水準である11.10ポイントまで減少しました。それは歴史的な観点からも最も小さな水準に近いと言えます。

ではその下限はあるのでしょうか。あるとすればどの水準でしょうか。
机上の数学の理論としてはゼロが下限です。それは対象物の動きが止まった時です。それは“常識”の外にあります。つまり、考えられないということです。

では、「ナンバーオペレーション」の“常識”では下限はいくらなのでしょうか。
私は、それを現在10.00ポイントに設定しています。それは、VIXF(1)が9ポイント台またはそれ以下の水準に減少する可能性を否定しているという意味ではありません。現在のところ、VIXOのストライクプライスの最小値がシステム上10.00であることと無関係ではありません。しかし、VIXF(1)の「数値」が9ポイント台に入るなら“常識”を変える必要に迫られるかもしれません。

ではその上限はあるのでしょうか。あるとすればどの水準でしょうか。
机上の数学の理論としては上限はありません。それは地球上のシステムが回復不能なほどの壊滅的打撃を受ける地殻変動があった時です。それもまた“常識”の外にあります。つまり、考えられないことはないのですが、その可能性は限りなくゼロに近いということを「ナンバーオペレーション」は想定しています。

下表は2・17現在の「マトリックス1」です。

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
MAR APR MAY JUN JUL AUG
VIXF(6) AUG 16.90
VIXF(5) JUL 16.55 0.35
VIXF(4) JUN 15.80 0.75 1.10
VIXF(3) MAY 15.15 0.65 1.40 1.75
VIXF(2) APR 14.35 0.80 1.45 2.20 2.55
VIXF(1) MAR 13.15 1.20 2.00 2.65 3.40 3.75

VIXF(1)は11.10ポイントから13.15ポイントまで“増加”しました。それはVIXF(1)の数値の水準が下限に近き反発することでもたらされたのではありません。“循環性”と“連続性”のトリックであることは理解されていると思います。

今度は上限に関するの“ヤードスティック”について考えてみたいと思います。