“Yardstick” for “Numbers” (1)
「ナンバーオペレーション」で扱う120個のすべて「数値」と「価値」について大小の科学的(数学的・物理学的)根拠はありません。しかしながら、矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、「オペレーション」の拠り所は科学的(数学的・物理学的)根拠または思考及び手がかりを基にいます。
オペレーションを実行する前にそれがなぜ利益を生むのか、それを実行してポジションを維持する理由、数学的な正しさ(論理性)を確認します。
“「ナンバーオペレーション」で扱う120個のすべて「数値」と「価値」について大小の科学的(数学的・物理学的)根拠はありません。”と述べました。「マトリックス2」の9個の「数値」はすべて人工的にVIXF(1)〜VIFX(6)の数値が作られたものなので、「マトリックス1」なしでは存在できません。「マトリックス2」の36個の価値は同マトリックスの9個の数値の組合せによって作られたものなので同様に「マトリックス1」なしで存在できません。さらに、「レクタングル」の54個の「価値」は「マトリックス1」の6個の「数値」と「マトリックス2」の9個の「数値」の組合せなので「マトリックス1」なしで存在できません。
要するに、「ナンバーオペレーション」では、120個のうちどの「数値」や「価値」を対象にしたオペレーションを実行するにせよ、「マトリックス1」の6個の「数値」を観察するところからすべてが始まります。
そこで、あらためて「マトリックス1」をご覧ください。
| VIXF(1) | VIXF(2) | VIXF(3) | VIXF(4) | VIXF(5) | VIXF(6) | ||
| MAR | APR | MAY | JUN | JUL | AUG | ||
| VIXF(6) | AUG | 16.90 | |||||
| VIXF(5) | JUL | 16.55 | 0.35 | ||||
| VIXF(4) | JUN | 15.80 | 0.75 | 1.10 | |||
| VIXF(3) | MAY | 15.15 | 0.65 | 1.40 | 1.75 | ||
| VIXF(2) | APR | 14.35 | 0.80 | 1.45 | 2.20 | 2.55 | |
| VIXF(1) | MAR | 13.15 | 1.20 | 2.00 | 2.65 | 3.40 | 3.75 |
まず、VIXF(1)〜VIXF(6)の6個の「数値」(13.15/14.35/15.15/15.80/16.55/16/90)をご覧ください。
それら6個の数値の違いは何から来ているのでしょうか。
VIXFはもともと“インプライドボラティリティ”(「予想変動率」)と呼ばれるオプションの要素から来ています。「ナンバーオペレーション」ではそれを数学や物理学の概念の「期待変化率」として扱っています。(1)〜(6)は期間の長さの違いを表しています。期間の長さの違いがそれら6個の数値の違いとして反映されています。
それら6個の「数値」の中で最小の”13.15”がさらに小さくなるとしたら、下限はあるのでしょうか。あるいは、それら6個の「数値」の中で最大の”16.90”がさらに大きくなるとしたら、上限はあるのでしょうか。
「価値」についてはどうでしょうか。
上の「マトリックス1」に含まれた15個の「価値」の中で最小の”0.35”がさらに小さくなるとしたら、下限はあるのでしょうか。あるいは、それら15個の「価値」の中で最大の” 3.75”がさらに大きくなるとしたら、上限はあるのでしょうか。
結論を先に言いますと、それらについて科学的(数学的・物理学的)に完全にこれが正しいと言い切れるだけの根拠はありません。それらについての“ヤードスティック”(yardstick: 判断の基準)は「ナンバーオペレーション」が扱う対象物の変化率の正常とされる範囲です。
次回、“ヤードスティック”について述べます。