What is” number”?
一般に金融の世界で理解されている「オプション」は私たちが取り組んでいるオプションを利用したオペレーションとは本質的に異なるものです。そのために、オプションそのものの理解はあまり重要ではないのです。もちろん、オプションの基礎的な仕組みは知る必要がありますが、オプションを始めて学ぶ人でさえオプションの基本的な仕組みについての学習を後回しにしてもいいくらいなのです。
“P-1”のオペレーションだけでも十分な成果を上げられた方を私は多く知っています。しかし、”P-1”を専門に取り組んでいるだけでは金融の本質やマネーの正体にたどり着けない私は思います。「“P-1”のオペレーションだけでも十分な成果を上げているのだからだから”金融の本質“や”マネーの正体“など小難しい理屈など自分には関係ない。」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは決してありません。少なくとも、事業としてオプションにアプローチして事業としてオプションに取り組んでいるなら、”P-1”の単純なオペレーションといえど「コインの表側」の世界に振り回されて事業を継続できない憂き目にさえ考えられます。
“P-1”が専門の方もオペレーション全体の背景を知り深く理解する必要があります。
私たちが取り組んでいる事業は金融の本質やマネーの正体といった「コインの裏側」を知ることなしに成り立たないのです。
そこで、今度は“数”についてはお話ししていきたいと思います。
「“数”とは何か。」という問題は決して単純ではありません。
そして、忘れてならないのは私たちが事業として“数”と“量”を扱っているいうという事実です。
厳密には“数”と“数字”は違います。“数字”は“数”を表示した文字です。しかし、便宜上、それらを区別せずに同じ意味で使うことがありますのでご理解ください。
畑村洋太郎著『数に強くなる』に興味深いことが述べられているので同書から以下を引用しご紹介します。
「数に強い人」とは一体どういう人のことを言うのだろうか。筆者が考える「数に強い人」とは、次の2種類の人である。
まずは、物事を数量的によく考えることができて、しかも覚えておくことができる人である。こういう人は、物事の全体像がキチンと頭の中に入っていて、その全体像との絡みで数を考え、覚えられる。
次に、物事から数を引き出して、自分の実現したいことの道筋にその数を乗せ、加工し、発展させることができる人である。一言でいえば、「数を作れる人」である。
上述のことは私が日頃感じていることと経験に照らし合わせて多分的を射た表現だと思います。特に、2番目の「、物事から数を引き出して、自分の実現したいことの道筋にその数を乗せ、加工し、発展させることができる人である。一言でいえば、「数を作れる人」である。」は私たちの事業において求められるものです。
しかしながら、「数に弱い。」、「数字が苦手だ。」と感じられている方も心配には及びません。私たちの扱う数が何を意味しているのか理解を整理してみましょう。数を言葉のようにイメージしてみましょう。学校で習ったようなやり方で数学を再び学習するな意味のない計算作業をする必要はありません。
オペレーションA、オペレーションBの違いに関係なく、いずれも扱う数の意味がわかれば相場の世界とは全く別の世界が見えてきます。