volatility that creates “money”
「“事業”としてオプション」(正確には、ここでの「オプション」は「オプション取引」なのですが、私たちが単に「オプション」というとき取引だけでなくオプションの全てを含めたいと思います。「取引」という言葉を売り・買いのトレードと連想させて本質を見失いたくないからです。)について、私たちは“数”から“マネー”を製造するというイメージを意識的にもつべきだと思います。
私はオプションが初めての方に様々な角度からオプションについて述べます。そして、なるべく“相場”を連想させないように配慮しています。金融商品としてのオプションとの類似性が高く私たちの生活において最も身近な商品は生命保険や損害保険に代表される保険のしくみです。さらに、「原資産(株式やETF)とオプション売りの組合せ」を「不動産の保有と家賃(キャッシュフロー)」になぞって述べることがあります。保有資産がキャッシュフローを生むという点において両者は似ているからです。
そして、最後が“数”から“マネー”を製造するというイメージです。イメージではなく現実にそうなのですが、オプションについて当初から十分な知識があり同金融商品の取引経験がある人はそのようなことを意識するのは難しいかれもしれません。しかし、従来の知識や経験をいちど棄ててそのようなイメージをもつことが“事業”としてオプションに取り組む上で非常に重要な要素だと私は強く信じています。
“数”から“マネー”を生むというプロセスを身に付けるのに理論上も実践上も「オペレーションA」にトライするのが最適だと思っていますが、その背景を深く理解するのに時間がかかります。私が“事業”としてのオプションのアプローチを指導するにあたって「オペレーションA」を後回しにして「オペレーションB」で経験を積ませることを優先しているのはそれが理由です。しかし、いずれ皆さんの誰もが「オペレーションA」「オペレーションB」を自在に操れるようになってほしいという願望を私は持っています。両輪を回すことで“キャッシュ”がよりよく回転するからです。
以上を述べた上で、今度は「オペレーションB」について述べます。
「オペレーションB」が現在対象としている銘柄は一般の人たちから見れば相当特殊なものです。異質な銘柄と言っていいのかもしれません。皆さんもそう思われるでしょう。皆さんの中にはそれを「ボロ株」と言って揶揄される方もいらっしゃるでしょう。
「オペレーションB」で扱う銘柄も「オペレーションA」同様、「“数”から“マネー”を製造する。」ということを意識(イメージ)してみましょう。「株価」を無視せよといった乱暴なことを言うつもりはありません。しかし、私は「株価」と「ボラティリティ」という2つの“数”を切り離して見ています。「株価」を切り離してみると「オペレーションB」が扱う銘柄(株式オプション)の「ボラティリティ」という仮想空間の数が生み出すバリュー(もう一つの“数”=”マネー“)は凄まじく大きいのに驚かされます。
下のグラフは3/31現在米国の株式オプションでボラティリティが最も高い銘柄のボラティリティの変化の推移を示したものです。ボラティリティは一時400%を超えるほどの凄まじく高い水準を示しています。「オペレーションB」ではしばしばこのようなボラティリティを扱います。
上記銘柄のUAV(=”Underlying Asset Value”=”株価”)の推移を見てみましょう。下のグラフがそれです。
株価が低い水準の達するとその変化の大きさが分かりにくいので3ヶ月のスパンでズームアップしてみます。
“UAV”は2ドル台です。
こんな“ボロ株”が1単位あたり200ドルものキャッシュ(収益)を生むのです。
“UAV”とボラティリティを別々にみれば空気が”マネー“を生んでいると感じられるでしょう。
私は”UAV”とボラティリティを分けてみています。
APPENDIXを掲載しましたので引き続きログオン画面をご覧ください。


