volatility as ingredient
私たちが“事業”(オペレーション)で扱っている数値の中で私自身が最も重視しているのはボラティリティです。私はそれを一般のマーケットの参加者(投資家やトレーダー)とは全く別次元において扱っています。
「オペレーションA」や「オペレーションB」はともにマネーを製造する工程を意味します。それらに共通するのは“ボラティリティ”という成分です。
ここでいう成分とは以下のことを意味します。①は物理や化学の定義です。②は数学的な定義です。
①物質や製品の全体の中で占める割合が高い成分。
②多変量解析で,個体の特徴を総合的に表す少数の指標。
ここで強調していきたいのですが、私はマネーを一般の経済学論や金融論が論じるものと同列に扱っていないのです。
ここで2つのボラティリティを見てみましょう。
(A)
(source: ivolatility.com)
(A)はVIX指数(S&P500オプションボラティリティ)で、(B)は米株式オプション銘柄の中で6/20現在ボラティリティ水準が最も高いものの一つ、SRPTです。
私がボラティリティを最も重視するのはそれがマネーを製造するために必要な最も重要な成分だからです。
先日「円周率が3.05より大きいことを証明せよ。」という問題を紹介しそれは三角関数を利用することで証明可能であることを述べました。
実は、三角関数が最も多く使われるのは、力、加速度、速度の大きさが条件として与えられた場合の水平成分・垂直成分への分解なのです。X軸とy軸の関数のグラフにおける座標(x,y)をご存知だと思います。その座標を(cosθ, sinθ)と表すことができます。cos^2θとsin^2θ (^2は平方を表す)の和は1なので、それは円と関係しています。
以上の話を紹介したのはそれがボラティリティの波と関係しているからです。
以上の話によって私が伝えたいのはこのことです。
私は“マネー”の正体はエネルギーだと考えています。
実のところ、三角関数は「影」と「波」を表す関数なのです。
「オペレーションA」で扱う実体のないエンティティがなぜマネーを生み出すのかを考えると上述のことが結びついていると言えます。
「オペレーションB」で扱う銘柄についても本質的に共通している部分があります。
ボロ株と揶揄されるような銘柄がなぜ多くのマネーを生む能力を持ってるのか。ボラティリティが深く関わっているのです。
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