value newly added to Matrix 2
マトリックス2にあらたに加えたXIVについてお話しします。
XIVはマトリックス2の他のシンボルの価値と比べて特殊な価値です。
マトリックス2に含まれたすべてのシンボルの価値がそうであるように、XIVも数学的概念に基づいて人工的に作られた価値で何かの価格ではありません。制度上株式と同じ仕組みを持っているので、同価値は「株価」として扱われますが、それは本質的な意味で「株価」ではありません。ナンバーオペレーションで扱われる全てのシンボルの数値や価値がそうであるように、XIVの価値もまたただの“数”に過ぎません。
XIVをマトリックス2の他のシンボルの価値と比べて特殊なものにしているのはそれがVXXの“逆数”に基づいていることです。逆数の定義はこうです。「ゼロでない数nがある時、1/n (n分の1)を逆数という。」
VXX=12.50 とします。
この時、VXXの逆数は1/12.50=0.08 です。
VXXの価値が12.00に減少したとします。
この時の、VXXの逆数は1/12.00=0.0833です。
VXXの価値が4%減少し、一方のVXXの逆数は4%増加しました。
今度は、VXX VXXの価値が13.00に増加したとします。
この時の逆数は、1/13.00=0.0769です。
VXXの価値が4%増加し、一方のVXXの逆数は4%減少しました。
このようにVXXとXIVは逆の関係にあります。
勘のいい方はこのように考えるでしょう。
VXX➖オペレーションの代わりにXIV➕オペレーションが利用できる。
実は、事はそれほど単純ではないのです。
下図は比較的短い期間におけるVXXとXIVのそれぞれの価値の変化の推移を一つの画面に描いたグラフです。
同期間においてはVXXとXIVが相互に反対の向きに変化するのが見て取れると思います。
下図は長期の期間におけるVXXとXIVのそれぞれの価値の変化の推移を一つの画面に描いたグラフです。VXXは同期間において3度スプリットが実施されましたが、グラフにおいてそれを調整しました。
VXXがNに向かっていくのがグラフから見て取れると思います。XIVはVXXがNに向かうのに対して∞に向かいます。しかし、その変化の軌跡はVXXのそれに比べて相当に激しいものになります。その違いは数学的効果によってもたらされたのものです。VXXは変化率を算出するベースである分母が減少するのに対して、XIVは変化率を算出するベースである分母が増加するからです。
以上の数学的な効果のために、VXX➖のオペレーションと比較的してXIV➕オペレーションは実践上決して容易ではありません。
私自身は”XIV+”を単独で実行することはありませんし、皆さんにもそれをお勧めしません。XIVには興味深い利用法があります。それについて追って紹介し解説します。
VXXの価値はVIXFの数値によって数学的概念に基づいて人工的に作られたものです。そして、XIVもまた数学的概念に基づいてVXXの逆数を利用して人工的に作られた価値です。
そのような関係や背景を理解すると、ナンバーオペレーションの実践を通じて私たちの作るおカネは今日の電子マネーと同じく工学的技術によって作られた価値に過ぎないことがわかると思います。

