“value” and the essence of our business
Value(バリュー)について考えてみたいと思います。
これはオプション取引の実践でも使う概念なので憶えておいてください。
私たちの行っている取引は株式、コモディティ(商品)、通貨の“トレード”や“株式投資”とは本質的な意味で異なります。
私はかつてオプション取引を以下のようにイメージするように述べました。
Payer(キャッシュの出し手)とPayee(キャッシュの受け手)の間の契約がオプション取引の本質的な仕組み(構造)を示しています。
実は、この契約は「スワップ取引」と及ばれるものです。「金利スワップ取引」や「通貨スワップ取引」が一般に知られていますが、「スワップ取引」は二社間の契約なので金利や通貨の領域に限らず二社間の合意に基づいて取引内容を自由に決めることができます。上場銘柄の株式オプションでは契約内容が取引所によって予め決められておりブローカーを通じて取引の参加者は合意していますが、それは元来二社間の合意に基づく自由な取引なのです。
オプション取引を上図のようなしくみとしてイメージすると私たちの“事業”の輪郭がより明確になります。
以上は以前に述べたことの繰り返しになりますが、この“事業”に取り組み続ける限り、時々思い出してほしいと思います。事の本質を見失わないために、です。
冒頭に掲げたValue(バリュー)の話に戻ります。
Valueは日本語で「価値」と訳されます。私たちの事業で扱うValueは一般的な意味でのそのような「価値」ではありません。“数”(“数”を表現した文字が“数字”です。)とほとんど同義として扱います。私たちの事業はそのような“数”(”Value”)を含めて数から別のValue (数)を生み出すことです。この場合、そのような数が“マネー”です。
もう一度上図のPayerとPayeeの間の関係をご覧ください。
それは二社間の契約の関係を示しています。契約とは約束事です。
二社間で契約を交わすことで新たなValue(“数”)が生まれます。その二社間で“数”の交換(キャッシュフロー“)が作り出されるからです。
次に、上述の内容をボラティリティに照らし合わせて考えてみたいと思います。
APPENDIXを掲載しましたので引き続きログイン画面をご覧ください。
