threshold between virtual reality and reality

発行日:2015年06月09日

銀行の歴史を知ることとオプション取引の実践の間にどのような関係があるのかと思う人は多いだろうと思います。

私はオプションを株式や先物のようなマーケット商品の売り買いによって“キャピタルゲイン”を得るためのトレードの道具として扱っていません。銀行預金や債券のような万人向けの金融商品として扱っています。そのような万人向けの金融商品とオプションを結びつけるのは、そして、オプションを生活レベルで扱い利用するには銀行の歴史を知り、マネーの正体やその本質を理解する必要があります。

非常にピンと来ないかもしれませんが、マネーの正体やその本質を銀行の歴史と結び付けて考えると“デリバティブズ”の本質に行き着きます。私はマネーそれ自体を“デリバティブズ”と同列に扱っています。それを理解するには、これまで述べてきた「仮想空間」と「物理的空間」を掘り下げて追究する必要があります。だから、それらについて繰り返し表現を変えて述べてきたのです。

「仮想空間」と「物理的空間」の間に区別があるのですが、その敷居は思ったほど高くないと私は感じています。この間を行き来きできるのです。それは映画『マトリックス』の中だけの話ではありません。「仮想的現実」も「現実」も同じ現実なのです。

以上を“マネー”に結び付けてお話ししていく予定ですが、その前にいくつか興味深い話を紹介します。“「仮想的現実」も「現実」も同じ現実なのです。”と述べました。次回この続きの話をしたいと思います。