The process of making money
“make money”(「おカネを稼ぐ」)を私は”manufacture money”(「おカネを製造する」)というイメージで捉えているということについて以前述べました。
私たち“事業家”は、喩えて言うなら、“マネー”の製造業者です。私は以前”今日的マネー“そのものがデリバティブだと述べました。デリバティブとは概念をベースにしています。概念とは”考え“です。それは「意味」を与えられています。デリバティブの特徴は自由に形を変えることができることです。
それは「オペレーションA」で扱う銘柄の深く知ることで理解できるはずです。
「オペレーションA」で扱う銘柄はAPPENDIXに掲げた表にもある通り、VXX、SVXY、SPXS、TZA、FAZ、TNA及びFASです。これらは米国株価指数S&P500と同オプションボラティリティと何等かの関係があります。さらに、それらに共通しているのはある概念を基にして“数”を材料にして製造された別の“数”だということです。いわば、数の加工品なのです。
上記銘柄のオプションのプレミアムは上述の“数”から作られた“マネー”です。
よりVXXの例をあげて説明します。
VXXのUAV(“バリュー”=”株価“)は企業の株価ではありません。人工的に数を原料に加工して製造されたもう一つの数です。VXXという企業はありませんし、指数もありません。株価指数やセクター指数あるいは商品の値段に連動しているETFでもありません。また、誤解されているかもしれませんが、VXXはVIX指数に連動しているのではありません。
VIX指数とは別にVIXフューチャーズ(VIXF)があります。
VIXFの各限月はS&P500オプションのタームストラクチャー(期間構造)に連動しています。また、VIXの各限月はVIX指数に最終的に収束します。その意味において、VIXFはVIX指数と独立していません。むしろ連動しています。
VXXはVIXFとそれから構成されるタームストラクチャー(数)を加工して製造された人工物(しくみ)です。VXXの“株価”はいわば“幻想”(幻の数)です。
さらに、そのような人工物(作られた数や価値)をUA(Underlying Asset=原資産)とするオプションについて考えてみましょう。
以上のプロセスを振り返ってみましょう。そのようなプロセスから生まれる“マネー”とは一体何でしょうか。いや、そもそも“マネー”とは何なのでしょうか。
APPENDIXを掲載しましたので引き続きログイン画面をご覧ください。