Quantum Mechanics
前日Bruce Lipton著”The Biology of Belief” を紹介しました。日本語版のタイトルは『思考のすごい力』(西尾香苗訳)ですが、日本語のタイトルは言い得て妙だと思います。
私はこれまでくどいほどに私たちの取り組んでいる“事業”は“相場”とは違うと述べてきました。取引の技術的なことにも触れてきましたが、それも一般に考えられているほど重要ではありません。私たちが製造するキャッシュ(“マネー”、“インカム”)は概念をベースにしています。概念とは考えであり思考のことです。
上記の著書の中に面白い記述があるのでそれを紹介します。以下は”The Biology of Belief“からの引用です。
「Gary Zukav(ゲーリー・ズーカフ)が“The Dancing Wu Li Masters” (『踊る物理学者たち』)に書いているが、1993年、ハーバード大学の物理学科ディーン(学科長)は「物理学博士はこれ以上必要ない。」と学生たちに向かって言明したという。曰く、宇宙は”物質マシーン“であり現実に存在する原子がこのマシーンを構成していて原子一つ一つは完全にニュートン力学に従っている。物理学者が今後なすべきことは測定値を精緻していくこと、それだけだ。(中略)量子力学者が発見したのはこういうことだ。原子は物質だが、原子自体は絶え間なく回転しながら振動するエネルギーの渦巻きだ。よろめきつつ周り続けるコマのようなもので、それがエネルギーを放射している。」
以前に数学と物理学に関する話において量子力学(英語で”Qantum Mechanincs”と言います。)に触れましたが、それについてはウィキペディアには以下の説明が掲げられてあります。
「一般相対性理論と同じく現代物理学の根幹を成す理論として知られ、主として分子や原子、あるいはそれを構成する電子など、微視的な物理現象を記述する。
量子力学自身は前述のミクロな系における力学を記述する理論だが、取り扱う系をそうしたミクロな系の集まりとして解析することによって、ニュートン力学に代表される古典論では説明が困難であった巨視的な現象についても記述することができる。たとえば量子統計力学はそのような応用例の一つである。従って、生物や宇宙のようなあらゆる自然現象もその記述の対象となり得る。」
私たちの“事業”がこれと関係があるといえばピンとくるでしょうか。
私たちの取り組んでいる“事業”は“相場”とは違うと述べてきたのは上述の内容と関係があるのです。さらに一歩踏み込んで「“マネー”とは何か。」に迫っていきたいと思います。
そこで、これまで参考としてレポートに掲げていた株価のグラフの掲載をやめボラティリティのグラフのみを掲載することにします。(「オペレーションA」の銘柄の“株価”は本質的には“株価”ではないので引き続きグラフを掲載します。)株価のグラフは背景にある概念を説明するのにむしろ阻害要因となる恐れがあるからです。