physical value vs virtual value

発行日:2015年07月15日

これまで「仮想空間」という言葉を用いてきたのですが、「仮想」は英語の“virtual”(バーチャル)です。日本語の「仮想」は語感から誤解を与えるきらいがあるようです。そこで、「仮想空間」という言葉の代わりに「情報空間」という言葉を使いたいと思います。

以前「“物理的空間”の価値」と「“仮想空間”の価値」について述べました。表現を変えて、「“物理的空間”における価値」と「“情報空間”における価値」について改めて述べます。物事の価値はそれら2つに分けて考えることができます。

そこで、まず、“物理的空間”と“情報空間”について述べます。
“物理的空間”とは、物理的に縦・横・高さがあり、体で触れて文字通り“物理的に”そして“肉体的に”その存在を確認することのできる世界(空間)をいいます。それはモノの世界です。一方、“情報空間”とは私の頭(脳)あるいはマインド(こころ)の中に存在するいろいろな概念が作っている世界(空間)をいいます。後者の空間をこれまで“仮想空間”と呼んできました。“情報空間”と同義として扱ってください。

次に、「価値」という概念に触れます。
“物理的空間”のモノは計量化できます。そして、同空間の価値は基本的に数量化できると考えることができます。一方、“情報空間”にはモノが存在しないのでその中の存在は計量化できません。では“情報空間”の価値はどうでしょうか。この問題について考えてみたいと思います。