options for living

発行日:2015年09月10日

“options for a living”(生活のためのオプション)について簡単に述べてみたいと思います。
皆さんはさまざまな目的や志向をもってオプション取引の実践に取り組んでいると思います。人それぞれ取り組み方は異なると思います。以下は私の経験に基づいています。

オプションを生活(事業)のために積極的に利用するには、オプションから得られる“キャッシュ”の量を増やすことを重視しなければならなくなります。私が一般には知られていないボラティリティの高い銘柄を重視するのはそのためです。ブルーチップス(優良銘柄)のほとんどはその目的を果たしてくれません。ボラティリティが低いためにブルーチップスのオプションから得られる“キャッシュ”の量は投下資本に比べて圧倒的に少ないのです。ブルーチップスに関しては特に投下資本を抑えるために“P-1/P+1”の技術を駆使することが多いのですが、それでもブルーチップスのほとんどについて旨みを感じません。

株式オプション関していえば、ハイボラティリティ銘柄(“ハイボラ銘柄”)は私に関するかぎり“優良銘柄”ならぬ“優良物件”なのです。長年にわたって生活や事業を支えてきたのがバイボラ銘柄でした。今後もそうあり続けるでしょう。そのような銘柄はこれまでレポートで紹介してきたので皆さんはそれらがどのような特徴をもっているかすでにご存知のはずです。中には「ぼろ株」と揶揄する人もいます。私はこれまでの自分の経験からそのような“優良物件”を「ぼろ株」と呼んで切り捨てるにはあまりにも旨みが大きいと思っています。

例えば、MNKDという銘柄をあげると、この銘柄に5年付き合ってきました。過去5年間の株価の動きは2ドルをやや下回った水準から10ドルをやや上回った水準で平均5ドル前後した。5ドル以下の水準であることが多くオプションのインプライドボラティリティは平均して100%超です。このような銘柄は優良銘柄を好む人の目には「ぼろ株」と揶揄する対象に映るでしょう。ところが、これは投下資本を2倍にするような“優良物件”であり続けたのです。

そのような“優良物件”に対して私の好むストラテジーは“P-1”と”S+1/C-1”です。”P-1“については既に紹介しましたが、”S+1/C-1”のキャッシュフローの構図は“P-1”に似ています。それについてはレポートで紹介します。