Operation A and Virtual Reality

発行日:2016年07月06日

私たちが事業として行なっているオペレーション(取引)は、突き詰めれば、“数”のオペレーション(操作)ということになります。オペレーションには会計学上の営業という意味もあります。“P-1”について私は保険の営業のようなイメージを持っているというのは以前に述べた通りです。”+100shares/C-1”については保有資産から収入を得る方法という意味で不動産業のようなイメージを持っています。

今後は、“事業”により深く入っていきます。
それは“数”のオペレーションです。
それは、別の表現をするなら、“数”から“マネー”を製造する作業です。

オペレーション自体は単純なのですが、その単純な作業を阻むファクター(要因)が多く存在します。それらの要因は全て私が「コインの表側」と呼んでいる世界に存在します。

マーケットに関するノイズ(雑音)は別にして、取引所のルールとブローカーのルールも私たちにとってオペレーション上阻害要因と言えます。私たちはそれらのことと私たちのオペレーションを切り離して考え、実践上においては現実的にそれらのルールを考慮します。

取引所のルールとブローカーのルールは一体化して考慮する必要があります。
ルール上最も大きな阻害要因はブローカーの定めるマージンです。ブローカーは取引所の決めたルールに基づいてマージンを決めますが、必要以上に多くのマージンを課す場合があります。私たちはマージンとは別にリザーブを引き当てるのでマージンは基本的に気にしなくていいのですが、コールを売る場合や、UA(=Underlying Asset)を借りて売る場合私たちは通常50%のリザーブを引き当てます。しかし、ブローカーは裁量に基づいてそれ以上のマージンを課す場合があることを考慮する必要があります。

誤解しないでほしいのですが、マージンは取引のコストではありません。私たちがオペレーションを実行したときにブローカーが縛る資金を意味します。

私たちはオペレーション上ブローカーによって資金が縛られることがなければ「オペレーションA」によっていくらでもキャッシュを製造することができます。“「オペレーションA」によって”と述べたのは「オペレーションA」対象の銘柄は元々空気のような存在だからです。一方、「オペレーションB」の”P-1“のようなオペレーションは資金上物理学的に”UA”(Underlying Asset”の購入代金の制約を受けます。 

別な表現をすれば、「オペレーションA」は完全に仮想空間におけるオペレーションであるのに対して、「オペレーションB」は物理的な空間の度合いが含まれているのです。

*7/4は米独立記念日のためマーケットは休場でした。