numbers as raw materials
金融商品としてのオプションは数学理論から成り立っている金融工学をベースにしています。そのため、オプションの理論書には小難しい数式が多く掲げられています。オプションの理論書としては名著と言われたJohon C. Cox/Mark Rubinstein著”Options Markets”(原書・日本語訳ともに絶版)においても数多くの数式を目にします。
何をかくそう、私自身も”Options Markets”によってオプションを学びました。当時の私にとってオプシンは数学を学ぶための学問的興味の対象でしかませんでした。しかし、実践家として長くオプションを扱ってきた私は断言できます。“事業家”である私たちにとってそのような理論書は不要でありむしろ弊害である、と。
私たちが取り組んでいる“事業”としてのオプション取引の実践は高度な確率・統計論といった数学理論の知識も、微分・積分の知識や計算術も必要としません。ただし、数学的に物事を観て観察して、それを生かす技能が求められます。「数学的に物事を観て観察して、それを生かす技能」は数学理論の知識や理解力あるいは高度な数学の問題を解く能力とは全くの別物です。
もっと柔軟に“数”を操るという方向に進んでいきましょう。
“数”に対する感覚を磨き、“数”をうまく自分の目的に叶うように操作する技能が“マネー”の製造術につながります。
“数”は“マネー”を製造するための、いわば、ローマテリアル(raw material=原料)に相当します。そのローマテリアルについて掘り下げて追求していく必要があります。
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