Number Operation as a new framework

発行日:2017年01月17日

1/16(月)は米国が祝日のため休場でした。
以下は”助言”ではなく、オペレーション上の”注意”です。
1/17にVIXF(JAN)が期日(満期)を迎えるので”VIXO(JAN)10C-1/VIX0(FEB)10C+1”や”VIXO(JAN)10C-1/VIXF(JUN)10C+1”などVIXO(JAN)との組合せのポジションをまだ残している方は同日米国東部時間正午(日本時間12日午前2時)までに決済(=CLOSE=ポジション解消)する必要があります。それらのポジションを放置しておいた場合、VIXO(JAN)10Cは自動的に決済されポジションは消滅しますが、もう片方のポジション(VIXO(FEB)10C+1やVIXO(JUN)10C+1など)残ってしまいますので必ず両方の決済の注文を出して成立(FILL)するのを確認しなければなりません。以上によって利益が確定します。

「ナンバーオペレーション」という言葉皆さんの中で次第に違和感なく受け入れられてきているのではないでしょうか。私は「ナンバーオペレーション」によって従来の「インベスティング」(投資)や「トレーディング」(スペキュレーション)を超えた別の分野を切り開こうと考え、敢えて「『投資』でも『トレード』でもない・・」と冠を「つけて表現してきました。

 「マトリックス1」のVIXF(1)〜VIX(6)の数値は元々S&P500という株価指数の変動率と関係しているVIXというボラティリティ指数を関係しています。そのため、私自身、オペレーションを実践する中でSPX(=S&P500指数)やVIX(S&P500ボラティリティ指数)のそれぞれの数値を記録してきました。

しかし、“ボラティリティ”というのは数値の変化率に関係のある概念に過ぎません。そこで、SPXやVIXの数値を記録したり見たりするには一切やめ、VIXF(1)〜VIX(6)の数値が作る構造、すなわち、マトリックス1の数値条件によって全体の状況を判断するようにしました。

そうしているうちに、SPXやVIXについて一切気にならなくなりました。同時に、俗にいう“相場”や金融の世界で起きていることも気にならなくなりました。S&P500がどの水準かあるいは米ダウジョーンズ30種平均株価がいくらなのかももはやわかりませんし、関心もありません。それらを知らなくとも「ナンバーオペレーション」の実践には何の影響もありません。

「マトリックス2」の数値の全ては 「マトリックス1」のVIXF(1)〜VIX(6)の数値とそれらの数値の組合せ[VIXF(6)^VIXF(1)など数値]からなる構造によって作られたものです。

要するに、「マトリックス1」と「マトリックス2」の枠組みを一つの切り離された世界として私たちはそこに身を置いてやっていけるということです。私たちはインベスター(投資家)でもトレーダーでもありません。「ナンバーオペレーション」のオペレーターです。

あまり難しいことを考えず「銀行預金」の延長として初めての人でもやっていくことができます。
“数からおカネを生み出す”という意味で「“銀行預金”が最も身近な“ナンバーオペレーション”だ。」といえば何を言っているんだと思われるでしょう。

低金利が長く続きそして日本は現在マイナス金利の状況にあります。余資金の運用の身近な存在であるべき「銀行預金」は資産を増やすツールとしてはもはや忘れられた存在です。金利が8%もあったな時代には銀行におカネを10年預けていれば複利で元本は2倍になる資産運用の強い味方でした。

そのような「銀行預金」についてあらためて考えてみたいと思います。
以下はあるところで紹介したコラムです。
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銀行預金通帳(ネットバンキングを利用している人は銀行ステートメント)を見てみましょう。
そこに数字が並んでいます。
銀行預金通帳(ネットバンキングを利用している人は銀行ステートメント)を眺めているとおカネは単なる数字に過ぎないと感じませんか?

そう感じるなら、それは正しい見方です。
「銀行預金」によって(金利の高い、低い、ゼロ金利・・・といったことはとりあえず考えず・・)利息をもらえます。それは立派な収入であり稼ぎ(儲け)です。銀行はどうやってそのようなおカネを作り預金者にお金を支払っているのかといえば、実に単純で数字を作って通帳やステートメントに記入しているだけです。裏側のオペレーションがどのようになされているのか、銀行はどうやってそれ以上の稼ぎを得ているのか・・私たちの知るべきところではありません。しかし、銀行が預金者には払っている利息は簡単に数字で作ることができます。

「銀行預金」はそのような意味で“デリバティブ”の一種です。
“デリバティブ”は「金融派生商品」と訳されていますが、本質的は、概念(思考)に基づいた仕組みのことです。銀行はそのような仕組みを利用して数字でおカネを作ることが許されている存在です。オプションやフューチャーズはデリバティブの代表格ですが、「銀行預金」も立派なデリバティブなのです。
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そこで、私が「ストラクチャードデポジット」(直訳すると「構造的預金」=「仕組まれた預金」)と呼んでいるものを思い出してください。それは下に掲げたマトリックス2の数値を組合せて作ることができます。

VXX VIXY VIIX TVIX UVXY VXZ VIXM VIIZ TVIZ
TVIZ 6.61
VIIZ 11.31 -4.70
VIXM 39.68 -28.37 -33.07
VXZ 32.73 6.95 -21.42 -26.12
UVXY 30.63 2.10 9.05 -19.32 -24.02
TVIX 6.67 23.96 26.06 33.01 4.64 -0.06
VIIX 7.26 -0.59 23.37 25.47 32.42 4.05 -0.65
VIXY 17.90 -10.64 -11.23 12.73 14.83 21.78 -6.59 -11.29
VXX 21.45 -3.55 -14.19 -14.78 9.18 11.28 18.23 -10.14 -14.84