Nothing has changed!
当クラブに長くお付き合いいただいていらっしゃる方の中には、現在の内容から過去を振り返ってみると、当クラブは相当な変化を遂げたと感じられている方もいらっしゃると思います。
実のところ、私に関する限り、本質的な点について、何も変わっていないのです。
確かに、主軸のオペレーションは「上場オプション」から「新型オプション」に移りました。しかし、本質的なことや私が当クラブを通じて求めているものは変わっていません。会員の皆さんが各自の目的を遂げられるように、目標とする地点に辿り着き、継続してさらに向上するために何を経験していただきどのような学習経路を歩んでいただくべきかということについて、私の路線は全く変更していません。
主軸のオペレーションを「上場オプション」から「新型オプション」に移行したのは、突然思いついたように実行したのではありません。私の頭の中にある理論的体系に思いの外時間がかかってしまったのは確かですが、そのような移行は当初から私がイメージし計画していたことでした。
さて、「上場オプション」を対象にした”P-1″オペレーションの実践者が「新型オプション」を対象にしたオペレーションに移行するのに「何も変わっていない。」と言われてもただただ驚かれるだけだと思います。
なぜ「本質的に変わっていない。」と言えるのか・・・それについての理解を整理しておくことは今後オペレーションを実践する上で非常に重要なことと考えられますので以下に説明を加えます。
当クラブは「マネーとは何か。」という疑問から出発しています。
私自身に関して述べると、その疑問について仮説というよりはっきりと結論とも言える答えを持っていました。皆さんに対しては、ズバリ、「マネーとは◯◯だ。」といった答えを提示することなく、考え続けてほしいと思いました。それが皆さんにとってオペレーションの実践上役に立つだろうと信じていたからです。
「上場オプション」を対象にした”P-1″のオペレーションの話に触れます。
“P-1″オペレーションを実践されていた方は私がどのような銘柄を好んでいたかをご存知のはずです。インプライドボラティリティ(←比較的最近入会されオプション理論についての知識を持っていらしゃらない方はこの概念について知らなくても心配しないでください。)が100%も200%もあるようなバイオ・薬品関連の銘柄のオプションでした。
100ドルの手持ち資金で100ドルの新しいキャッシュを作ることのできるオペレーションを可能にしたのは何だったでしょうか。
空気です。
空気がお金を生み出していたのです。
「インプラドボラティリティ」という名の数値は空気に過ぎません。
それは数学的概念上のものです。
それをお金に変えるための社会的技術としての会計学の話もしました。それを思い出してください。
「上場オプション」から「新型オプション」に移ったからといっても私たちの実践しているオペレーションの本質は同じです。
オペレーションの主軸を「上場オプション」から「新型オプション」に移す前と後で、私自身に関する限り、何も変わっていません。
私は当クラブを通じて「空気をお金に変える方法論や技法」を皆さんに提供し生活や事業、資産運用、余資金の運用に役立ててほしいと願っています。
私が”オプション”についても最も強い興味と関心を持っているのは、「空気をお金に変える道具」としてのものです。私がよく使う言葉”インスルメント”(instrument)は日本語の「道具」を意味しています。
「オペレーションの主軸を「上場オプション」から「新型オプション」に移す前と後で、私自身に関する限り、何も変わっていません。」・・・これについて補足的な内容の話をしたいと思います。
もし皆さんの中に拙著「ウイニングエッジ」をお持ちの方がいらっしゃいましたら、同書の「パート1 第1章 オプションの本質とは」に目を通していただければと思います。新ためて同書を買い求められる必要はありません。そこにボラティリティチャートが幾つか掲載されています。私が求めていたのはそのような空気のような存在である数学的概念の数値が変動した奇跡から純粋にマネーを生み出すことでした。
同書において紹介した”ストラングルスワップ”と称される取引の技法は、まさに、空気をマネーに転化する方法です。それは私がかつて好んで実践していた得意技でした。
「空気をマネーに転化する方法」を多くの人たちに知ってもらい生活(資産運用、事業、余資金の運用などを含む)に役立ててほしいと願ってスタートしたのが当クラブです。興味本位ではなく真剣に取り組んでいただける方を対象にするために会員制のクラブとして始めました。
上記の”ストラングルスワップ”に代表される「空気をマネーに転化する方法」(技法)は一部の玄人向けです。同時に、それは多くの人たちが実行するにはマーケットの規模に限界があります。「マーケットの規模に限界がある。」という点では”P-1″も同じです。
「新型オプション」を利用したオペレーションは様々な点で” ストラングルスワップ”や”P-1″を凌駕しています。完全に仮想現実の数値を対象にしているのでマーケットの規模は理論上無限大です。ただし、証券会社の都合で一部のインスルメントにおいてマイナスオペレーション(ショート)が一時的に実行できない場合があります。それでも十分な対処が可能です。
また、「新型オプション」は柔軟性に富み自由度が高いのでどのような目的にも適います。
さらに、それはオプション理論についての知識のない初めての方でも実行できます。
「空気をマネーに変える法」としてのオペレーションの実践によってもたらされる利益は偶然性に委ねたものではありません。私たちの扱う数値の構造や性質が利益を運んでくれます。