no082217

発行日:2017年08月22日

<ANATOMY OF NUMBERS/VALUES FOR NUMBER OPERATION AND ITS HANDLING>

前日述べたことについて表現を変えてもう一度述べます。

ナンバーオペレーションの興味深いところは、数値や価値の構造が利益を運んでくるので、習い始めの初期の段階でも利益が出てしまうことです。それを一度経験するとナンバーオペレーションは実に簡単なものだと錯覚する恐れがあります。本質がわかれば決して難しくはないのですが、その本質は見えにくいといえます。ナンバーオペレーションは制度上米国の証券取引所を利用します。SELL(売り)とBUY(買い)があります。表面的には”相場”に見えるのです。 ナンバーオペレーションの本質的で深い背景を、見直し再認識してほしいと思います。

『ナンバーオペレーションは「銀行預金」の仕組みと本質的に同じだ。』といえば誰もが驚くか信じないでしょう。「銀行預金」は表面的に単純でわかりやすく小学校の低学年の子供でもわかるように思えます。しかし、その仕組みや背景は非常に複雑です。裏側に銀行の様々なオペレーションがあります。金利スワップや通貨スワップなどのデリバティブなども裏側のオペレーションには存在しているのです。ええ、「銀行預金」は実は「数の操作」という文字通りの意味でナンバーオペレーションなのです。

ナンバーオペレーションはそのような銀行預金の仕組みとアプローチが逆です。
マトリックス1、マトリックス2などの数値や価値が全面に出てくるので最初から複雑に見えます。
しかし、本質は文字通り「数の操作」に過ぎません。その意味で「銀行預金」の仕組みと同じなのです。

そのようなに「銀行預金」の仕組みと対比させた時に、ナンバーオペレーションの本質が垣間見えます。私が常々”相場”ではないと言っていることの意味がわかるはずです。それはマネーの本質でもあるのです。数とは何か。価値とは何か。おカネとは何か。・・・そのようなことと繋がっています。

これまで説明として”ブラフ”のメカニズムに触れましたが、それはナンバーオペレーションのゲームの一部に過ぎず、本質ではありません。△ABCの点Aのy軸上の激しい上方移動を”ブラフ”と見立てるなら、そのような縦の変化ばかりに気をとられると大事なものが見えなくなります。それこそ相場的な感覚を誘発しかねず本末転倒になる恐れがあります。

これまでオペレーションの例の一つとして”VXX-/VXZ+”を置く度となく繰り返し取り上げて解説を加えてきました。皆さんの多くの方々にとっては、単に同じことを繰り返しているように感じられたかもしれません。ナンバーオペレーションの実践者にとって、それは、実際にそのようなオペレーションを実行するかどうか別にして、重要なハンドの一つであり、その価値(数)を日々欠かさず見るだけの価値があります。
マトリックス2の表では右から4列目一番下の段に位置している”9.21”がVXZ^VXXの価値です。

69.68
15.05 54.63
7.80 7.25 61.88
22.51 -14.71 -7.46 47.17
73.89 -51.38 -66.09 -58.84 -4.21
21.25 52.64 1.26 -13.45 -6.20 48.43
22.44 -1.19 51.45 0.07 -14.64 -7.39 47.24
44.19 -21.75 -22.94 29.70 -21.68 -36.39 -29.14 25.49
13.30 30.89 9.14 7.95 60.59 9.21 -5.50 1.75 56.38

この価値に着目する理由は同価値の変化が△ABCと△DEFのバランスを反映しているからです。さらに、同価値はマトリックス1全体、すなわちトライアングル全体(△AGF)の構造のコンディション(状態)を示唆しています。

点Aのy軸上の運動ばかりに気を取られていると全体が見落とす恐れがあります。構造全体の動きを見ることです。それを代表しているのが△ABCと△DEFのバランスです。

グラフを見る時は株価のチャートのように見ないように注意してください。

下のグラフは2016/11/16〜のVXZ^VXXの価値の変化の推移を示したものです。
X軸(横軸)に日付を表示していません。単に価値の変化を見ます。横軸を意識して変化のパターンなどに気を留めないようにしてください。

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