no081417

発行日:2017年08月14日

<ANATOMY OF NUMBERS/VALUES FOR NUMBER OPERATION AND ITS HANDLING>

レポートno071917を読み返していただきたいと思います。
その中で私はこのように述べました。
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以下に述べることの中に私から皆さんへの警告が含まれています。注意を払いながら読み進めてください。そのようなこと(以下に続く内容)が目先的に繰り返されることを示唆しているわけでも予測しているわけでもありません。しかし、程度の差はあれそのようなことが過去繰り返されてきましたので常に頭の隅に置いて時々思い出してください。以下に続く内容はいわゆる“ブラフ”のパターンの一つです。

皆さんの多くはここまで順調に進んでいると思います。
事が順調に進んでいる時ほど学習に時間を割いてください。

ナンバーオペレーレーションは数学の証明問題のようなものだとこれまで述べてきました。決して“トレード”や“スペキュレーション”の延長でナンバーオペレーションを扱わないことです。実践には数学的思考の上に技術が加わります。時間が許すなら会計学を学んでください。会計学は特殊な数学の一部だと考えるとナンバーオペレーションには欠かせないものであることに気づくでしょう。

“ブラフ”を必要以上に恐れる必要はありません。しかし、それはポーカーと同じくナンバーオペレーションのゲームの一部として忘れずにいつでも思い出してください。ナンバーオペレーションの実践ではご自分のお気に入りの一つのシンボルに特化し単独のオペレーションを繰り返すような愚は犯さないように警告しておきます。ナンバーオペレーションの立場からそれを敢えて“愚”と表現します。そのような行為はもはやナンバーオペレーションではありません。“スペキュレーション”です。私は“スペキュレーション”を皆さんに指導しているのではないのです。 誤解のないように述べておきますが、私は“トレード”やスペキュレーション“を否定しているのではありません。単に、ナンバーオペレーションはそれらの類のものではないと強調しているのです。

もし“敵”が存在するならそれは制度にあります。ブローカーのシステムが私たちにとって障害になります。私たちは資金の制約を受けるので闇雲にハンドを増やすことができせん。“ブラフ”が発生した時の実践上の最大の問題はMGN(マージン)が引き上げられるということです。その場合、TVIXやUVXYのような2X(=変化率にレバレッジの効いているという意味です。)のインスルメントにおいてMGNの引き上げ率が大きくなります。MGNが引き上げられるとCAF(利用できるキャッシュ)が減ります。ハンドを維持できなく恐れが出てきます。CAFはポーカーに喩えるならキャッシュの入ったポットです。目に見えない“敵”(制度、システム)はそれを狙っていると考えると分かり易いと思います。ナンバーオペレーションにおいてなぜ多くの組み合わせを利用するのか・・・それは単に“ブラフ”対策だけでなく“制度”から身を守るためです。

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私は将来起きるであろうことを予測しているわけではありません。7/19号のレポート(no071917)に“警告”として掲げたことは私自身が実践者として常に頭の隅に置いてきたことです。同じことが過去幾度も繰り返されているにもかかわらず状況がいい時はこのゲーム(ナンバーオペレーション)において最も重要なことをつい忘れてしまいがちです。

同レポートでは5/16-5/17に起きたことに触れました。

上記レポートの前週のレポートで点Aの性質について以下のような解説を加えました。それを現在の状況に照らし合わせて読み返してください。
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点Aの性質について述べます。
下図をご覧ください。

昨年(2016年)12月末から今年(2017年)7月11日までの間に、VIXF(1)は10.80〜16.30の間を移動しました。上図は点Aの動きに伴う△ABCの変化を示したものです。△ABCの構造が通常の形状と異なりひっくり返った形を示すのは一時的で長くは続きません。そのような状況は点Aの上方へ急速な移動に伴って発生します。

点Aの運動の特徴は長期にわたりy軸上の一定の範囲を往復しそれを繰り返すことです。すなわち、点Aはy軸上を上方に移動した後は元の位置に戻るべく下方に移動します。そして、今度は再び上方に移動し、また下方に向きを変えます。そして、それが継続的に繰り返されます。

点A(x, y)のyの値の変化を波として表すと、以下のようになります。

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そこで8・11現在の状況を見てみましょう。
下表は8・11現在のマトリックス1です。

16.75
15.75 1.00
15.75 0.00 1.00
15.55 0.20 0.20 1.20
15.30 0.25 0.45 0.45 1.45
15.40 -0.10 0.15 0.35 0.35 1.35

VIXF(1)が大幅に増加したことで△ABCの形状が崩れています。
他の三角形はなんとか構造を保っています。

△ABCに着目してください。

A=(1, 15.40)
B=(2, 15.40)
C=(2, 15.30)

BC=-0.10

点Aが急激に上方に移動したためにBCがマイナスの値になり△ABCの形が崩れました。
これが何を意味するのかというと△ABCのBCから収益を生み出さないということです。
△ABCのBCがプラスの値である時、それはマトリックス2のVXX/VIXY/VIIX/TVIXの価値を下げます。XIVについては同価値を上げます。ナンバーオペレーションにおける最大の収益源の一つがそれです。上図に表されているような△ABCの構造の変化はそのような収益源が失われていることを示唆しています。

しかし、そのような状況は通常一時的です。
また、「上図に表されているような△ABCの構造の変化はそのような収益源が失われていることを示唆しています。」と述べましたが、別の収益機会(期待)がでてきました。それは大きく移動した点Aはやがて下に移動し始めるというメカニズムです。

そのようなメカニズムについては次回お話しします。

△ABCの他に△DPLの高さPL(VIXF5^VIXF4)がフラット(ゼロ)になり構造が崩れてしました。
しかし、他の三角形(△CNH、△NOD、△LMF)は構造を保っており、全体としてもなお構造は維持されています。

崩れた構造(三角形の形状)はもとの形に回復しようとする力が働きます。だから、資金が許すならこのような状況は通常大きな収益を得る機会となります。

ここはチャンスとばかりに無理をする必要はありません。
このような状況では様子見に徹し、状況が落ち着いて△ABCがもとの形状に戻ってからオペレーションを実行しても遅くはありません。高い水準に移動した点Aが減少した後にオペレーションを実行しても決して遅くはないのです。

8・11現在のマトリックス2を下に掲げます。

-6.81
16.14 -22.95
8.01 8.13 -14.82
23.20 -15.19 -7.06 -30.01
-7.45 30.65 15.46 23.59 0.64
23.44 -30.89 -0.24 -15.43 -7.30 -30.25
23.10 0.34 -30.55 0.10 -15.09 -6.96 -29.91
45.50 -22.40 -22.06 -52.95 -22.30 -37.49 -29.36 -52.31
13.66 31.84 9.44 9.78 -21.11 9.54 -5.65 2.48 -20.47