no072518

発行日:2018年07月25日

前日のレポートに置いてVIXY+VXX(1:2)及びVIXM+VXZ−(1:2)のハンドのそれぞれのパフォーマンスについて1000ドルの元本に引き直して同額の成長過程を昨年と今年の2つの期間に分けてご覧いただきました。

いずれも極端な例です。
各サイクルの起点でフロップを実行しポットを満たし(資金を出し切り)同サイクルの終点でフォールドするというやり方です。最も単純ながら技術のないやり方です。レイズもハンドの組み替え操作を行わなかった例です。数値が増加するとそれに伴いマージン比率が引き上げられるので強制決済されても半分以上資金が残るのが普通ですが、資金が半分になったとものとして継続しました。

昨年はいずれのハンドも素晴らしいパフォーマンスを見せました。
今年も見方によっては素晴らしいパフォーマンスを見せていると言っていいと思います。ブラフ後のリカバリーに着目してご覧ください。

通常はそのような極端なオペレーションは実行しません。すなわち、フロップでポットを満たし、途中でレイズをすることなく、フロップ→フォールドの単純極まりないオペレーションを皆さんは実行されないでしょう。“ブラフ”も乗り切れたはずです。“ブラフ”後のリカバリーは驚異的です。皆さんも“ブラフ”後にフロップから始めるかレイズを実行できたはずです。

次に、△ABC/△DEFのバランス型のハンドを見て見ましょう。
△ABC/△DEFのバランス型のハンドの典型的な例はVXZ+/VXX−です。

下のグラフは2016/12/20〜2017/12/20における の△ABC/△DEFのバランス型ハンドのオペレーションのパフォーマンスを示したものです。各月の第3水曜日〜翌月の第3水曜日を1サイクルとしてオペレーションを行っていますので、昨年1年間については2016/12/20〜2017/12/20の期間を取りました。

各サイクルの起点でVXZ+/VXX−(1:1)で実行した場合、当初の1000ドルがどれだけ成長したかを示したのが下に掲げたグラフです。レイズなどの技術的な操作は一切せず、単純に各サイクルの起点でフロップを実行し終点で一度フォールドし新サイクルの起点で再びフロップを実行しそれをサイクル毎に繰り返しました。ある意味最も単純で技術のないオペレーションです。途中アップダウンがあるものの当初の1000 ドルは1400ドル超まで成長しました。

VXZ+VXX−は、前日のレポートに掲げたVIXY+VXX−(1:2)やVIXM+VXZ−(1:2)と比べると魅力に乏しいように見えます。

VIXY+VXX−(1:2)やVIXM+VXZ−(1:2)はフロップ→フォールドの単純なオペレーションでも、また、2月に発生した大きな“ブラフ”の特殊な条件下においてさえ資金さえ持ちこたえられるなら十分なリカバリーとパフォーマンスを出します。

一方、VXZ+VXX−は、一見、VIXY+VXX−(1:2)やVIXM+VXZ−(1:2)と比べると、威力がなさそうに見えます。果たしてそうでしょうか。

下のグラフは2017/12/20〜2017/7/18における△ABC/△DEFのバランス型ハンドのパフォーマンスを示したものです。各月の第3水曜日〜翌月の第3水曜日を1サイクルとしてオペレーションを行っていますので、今年については2017/12/20〜2018/7/18の期間を取りました。

各サイクルの起点でVXZ+/VXX−(1:1)で実行した場合、当初の1000ドルがどれだけ成長したかを示したのが下に掲げたグラフです。レイズなどの技術的な操作は一切せず、単純に各サイクルの起点でフロップを実行し終点で一度フォールドし新サイクルの起点で再びフロップを実行しそれをサイクル毎に繰り返しました。ある意味最も単純で技術のないオペレーションです。

上のグラフは2・5の“ブラフ”でハンドの強制決済に直面し、資金が一時当初の半分(500ドル)になってしまったことを示しています。+ハンドを加えて操作するといった技術的なことを一切しなかった例です。

これはある意味“凄い”と言えます。
同期間においてVIXY+VXX−(1:2)のハンドを実行した際の当初の1000ドルは一時300ドル近い規模まで縮小し、その後7・18時点で900ドル近くまで回復したのに対し、VXZ+VXX−は700ドルまでしか回復していません。

技術的な操作を実行したり資金を新たに追加したりしていたら・・・と想像して見てください。

VXZ+VXX−は、実のところ、VIXY+/VXX−(1:2)やVIXM+/VXZ−(1:2)と異なるレベルの技術が求められます。VXZ+VXX−がVIXY+/VXX−(1:2)やVIXM+/VXZ−(1:2)と決定的に違うのは、VXZ+VXX−のハンドは常時1:1で行い比率の変更をしないことです。一方で、資金配分とレイズの技術が求められます。

VIXY+/VXX−(1:2)やVIXM+/VXZ−(1:2)は今年2月のような特殊な状況を除けば、フロップ→フォールドだけの単純極まりないオペレーションでも通常時では高いパフォーマンスが期待できます。

VXZ+VXX−でVIXY+/VXX−(1:2)やVIXM+/VXZ−(1:2)以上のパフォーマンスを求めるなら、フロップ→レイズ→フォールドの技術が必要です。VIXY+/VXX−(1:2)やVIXM+/VXZ−(1:2)以上に、VXZ+VXX−はレイズの技術が求められます。

私の経験では、慣れてくると、VXZ+VXX−の方がレイズがし易いと思います。
私が皆さんの多くの方々にVXZ+VXX−のような△ABC/△DEFのバランス型ハンドを勧めるのは、私の経験から、技術がはやく身につくと信じられるからです。

VIXOを利用されている方は、VXZ+VXX−ではなく、VIXF6+VIXF1 –を実行できます。

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参考:

7/23 VIXF1 VIXF2 VIXF3 VIXF4 VIXF5 VIXF6
AUG SEP OCT NOV DEC JAN
VIXF6 JAN 16.60
VIXF5 DEC 16.00 0.60
VIXF4 NOV 16.00 0.00 0.60
VIXF4 OCT 15.70 0.30 0.30 0.90
VIXF2 SEP 15.05 0.65 0.95 0.95 1.55
VIXF1 AUG 14.10 0.95 1.60 1.90 1.90 2.50
7/23 VIXF1 VIXF2 VIXF3 VIXF4 VIXF5 VIXF6
AUG SEP OCT NOV DEC JAN
JAN DEC 10.06
DEC NOV 10.03 0.03
NOV OCT 10.06 -0.03 0.00
OCT SEP 10.06 0.00 -0.03 0.00
SEP AUG 10.10 -0.04 -0.04 -0.07 -0.04
AUG JUL 10.11 -0.01 -0.04 -0.04 -0.08 -0.05
7/23 VXX VIXY VIIX VXZ VIXM VIIZ
VIIZ 62.22
VIXM 21.64 40.58
VXZ 17.97 3.67 44.25
VIIX 13.17 4.80 8.47 49.05
VIXY 25.70 -12.53 -7.73 -4.06 36.52
VXX 31.18 -5.48 -18.01 -13.21 -9.54 31.04
7/23 VXX VIXY VIIX VXZ VIXM VIIZ
VIIZ 10.07
VIXM 10.10 -0.03
VXZ 10.12 -0.02 -0.05
VIIX 10.19 -0.08 -0.09 -0.12
VIXY 10.19 0.01 -0.07 -0.08 -0.11
VXX 10.19 -0.01 0.00 -0.07 -0.09 -0.12

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以下の表をご覧ください。
VIXF2^VIXF1、VIXF2(Index)^VIXF1(Index)、VIXF6^VIXF1、VIXF6(Index)^VIXF1(Index)、
VIXY(Index)^VXX(Index)[1:2, 0.00 STD]、VIXM(Index)^VXZ(Index)[1:2, 0.00 STD]及びVXZ(Index)^VXX(Index)です。

今回は
VXZ+VXX−タイプのハンドに絞って解説します。

VXZ+VXX−タイプのハンドは
VIXF6(Index)^VIXF1(Index)がインディケーターとして参考になります。

VXZ(Index)^VXX(Index)の数値とVIXF6(Index)^VIXF1(Index)の数値は同じような変化を示します。

いずれか一方を参考にするなら、VIXF6(Index)^VIXF1(Index)の数値をご覧ください。

VIXOを利用されている方はVIXF6(Index)^VIXF1(Index)のみ、レクタングルを利用されている方は
VXZ(Index)^VXX(Index)の数値とVIXF6(Index)^VIXF1(Index)の数値の両方をご覧ください。

VXZ+VXX−のハンドはVIXF6(Index)^VIXF1(Index)の数値を中心に、VXZ(Index)^VXX(Index)の数値は参考程度に扱います。

2^1 2^1(Index) 6^1 6^1(Index)
2018/6/20 0.70 0.00 2.20 0.00
2018/6/21 0.40 -0.24 1.55 -0.50
2018/6/22 0.65 -0.05 1.90 -0.23
2018/6/25 -0.05 -0.59 0.50 -1.29
2018/6/26 0.25 -0.37 0.95 -0.96
2018/6/27 -0.05 -0.61 0.35 -1.44
2018/6/28 0.05 -0.53 0.50 -1.31
2018/6/29 0.35 -0.31 1.00 -0.95
2018/7/2 0.30 -0.34 1.05 -0.92
2018/7/3 0.35 -0.32 0.90 -1.04
2018/7/5 0.45 -0.22 1.60 -0.52
2018/7/6 0.54 -0.14 1.94 -0.24
2018/7/9 0.65 -0.03 2.20 0.01
2018/7/10 0.75 0.05 2.40 0.17
2018/7/11 0.60 -0.08 1.90 -0.21
2018/7/12 0.90 0.16 2.45 0.21
2018/7/13 1.15 0.34 2.85 0.50
2018/7/16 1.15 0.34 2.80 0.46
2018/7/17 1.60 0.68 3.70 1.10
2018/7/18 1.37 0.51 3.57 1.00
2018/7/18 0.95 0.00 2.55 0.00
2018/7/19 0.85 -0.08 2.35 -0.15
2018/7/20 0.90 -0.05 2.40 -0.13
2018/7/23 0.95 -0.01 2.50 -0.05
VIXY^VXX(Index) VVZ^VXX(Index) VIXM^VXZ(Index)
2018/6/20 0.00 0.00 0.00
2018/6/21 -0.65 -0.48 -0.17
2018/6/22 -0.33 -0.24 -0.18
2018/6/25 -1.89 -1.24 -0.70
2018/6/26 -1.39 -0.85 -0.54
2018/6/27 -2.16 -1.21 -0.83
2018/6/28 -1.89 -1.12 -0.77
2018/6/29 -1.55 -0.88 -0.68
2018/7/2 -1.56 -0.89 -0.71
2018/7/3 -1.60 -1.06 -0.35
2018/7/5 -1.26 -0.66 -0.62
2018/7/6 -0.68 -0.31 -0.39
2018/7/9 -0.15 -0.14 -0.01
2018/7/10 0.05 -0.06 0.10
2018/7/11 -0.28 -0.25 -0.02
2018/7/12 0.08 -0.07 0.15
2018/7/13 0.16 0.00 0.18
2018/7/16 0.26 0.08 0.18
2018/7/17 0.35 0.26 0.10
2018/7/18 0.45 0.35 0.12
2018/7/18 0.00 0.00 0.00
2018/7/19 -0.21 -0.16 -0.03
2018/7/20 -0.23 -0.14 -0.09
2018/7/23 -0.20 -0.07 -0.13

VXZ+VXX−タイプのハンドは他のハンドと比べてより高度な技術が求められます。
フロップ→レイズ→フォールドの手順において、レイズの技術が重要で、必ず、フォールドを必要とします。このタイプの1:1の比率のハンドはフォールドしないと利益が消滅してしまいます。

トライアングルの△ABCと△DEFを必ずイメージすることが大事です。

VXZ+VXX−タイプのハンドほどサインカーブ、コサインカーブのイメージが役に立つハンドはありません。0.00の基準値を中心にVXZ^VXXの価値が変化を繰り返しているとイメージを頭に刻みでおくことです。このカーブからマネーを拾う技術こそがレイズになります。そして、必ず、フォールドすることです。レイズは「変化の歪み」が出ていれば資金の許す限りいつでも実行できます。また、フォールドはプロフィットが出ていればいつでも実行して構いません。フォールドしたら、フロップに戻り同じ手順を繰り返します。

“VXZ+VXX−タイプ”のハンドは”VXZ+VXX−“に限りません。

VIIZ+VIIX−

TVIZ+TVIX−

TVIZ+VXX−(0.5 :1 =1:2)

TVIZ+VXX−VIIX−(1:1:1)

VIIZ+VXX−

VIXOを利用するなら、

“VIXJAN+VIXAUG−”について
VIXJAN10C+1/VIXAUG10C−1
または
VIXJAN17C+1/VIXAUG14C−1
VIXAUG14P+1/VIXJAN16P−1

VXZ+VXX−をフロップで実行した場合、
レイズは同じVXZ+VXX−ではなく、
VIIZ+VIIX−
や
TVIZ+VXX−(0.5 :1 =1:2)
あるいは
TVIZ+VXX−VIIX−(1:1:1)
といったことなるシンボルの組み合わせを利用してできるだけ幅を広げています。

そうすることで「組み替え操作」が容易にできるようにしています。

前日(no072418)と本日(no072518)のレポートを通じて、ナンバーオペレーションがいかに魅力的であるかがお分かりになると思います。

パフォーマンスの例はいずれも各サイクルの起点でフロップを実行し同サイクルの終点でフォールドするという単純なものでした。そのような単純なモデルでさえて手持ちのキャッシュ(元本)に対して非常に大きな収益率を出すことができます。あれほどの(2008年以来の大きな)ブラフでもリカバーできるのです。

そのような単純なモデルの上に、ポットを満たすまでの手順、レイズ、資金配分、比率の調整といった技術を身につけ実行できたら・・・と想像してみてください。より強いモチベーション(意欲)が湧いてくるでしょう。

ポットを満たすまでの手順、レイズ、資金配分、比率の調整、組み替え・・・といった技術に進んで行きたいと思います。

新サイクルに入ってまだ間もないですが、インデックの組み合わせの数値[VIXF2(Index)^VIXF1(Index)、VIXF6(Index)^VIXF1(Index)、
VIXY(Index)^VXX(Index)[1:2, 0.00 STD]、VIXM(Index)^VXZ(Index)[1:2, 0.00 STD]及びVXZ(Index)^VXX(Index)]
が全て0.00以下で「変化の歪みがあるので、少しずつレイズを実行して行きたいと思います。

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