no072117

発行日:2017年07月20日

<MESSAGE>

今週からレポーティングのスタイルを変えました。
従来のOCFC通信は廃止し、OCFCレポートを月〜金、原則週5回配信(更新)することにしました。
日々ベースで実践的な内容を伝え、実践に役立てほしいからです。月〜木のOCFCレポートでは<ANATOMY OF NUMBERS/VALUES FOR NUMBER OPERATION>のタイトルの下に、マトリックス1やマトリックス2に含まれた数値・価値のコンディション(条件、状況)を説明し、オペレーションやハンド操作の例を掲げて解説します。金曜日配信(従来通りの慣例で、日本時間木曜日夜に更新します。)するOCFCレポートでは<HOW TO PUT NUMBER OPERATION INTO PRACTICE>のタイトルの下に、ナンバーオペレーションやハンド操作、数(数値や価値)をどのように扱うか、理論的背景などについて解説します。月曜〜木曜配信(更新)のOCFCレポートと金曜日配信(更新)のOCFCレポートは相互に関連しています。

月曜日(7/17)は日本が祝日であったためOCFCレポートは休刊でしたが、火曜日(no071817)〜木曜日(no072017)において相当の分量のレポートを配信しました。本レポート(no072117)においても相当な質と量の内容が含まれています。

これらのOCFCレポートを通じて今週はナンバーオペレーションの核心的な内容に触れました。過去のレポートでもその都度ナンバーオペレーションの核心に触れましたが、今週の一連のレポートでは過去述べたことについて表現を変えて単に繰り返したのではありません。

今週配信(更新)した内容を時間が許す限り繰り返し読んでください。
過去にも、ナンバーオペレーションは“相場”(株式トレードや先物取引のような“トレード”やスペキュレーション“)ではないと述べてきました。それは、ナンバーオペレーションでは”トレード“や”スペキュレーション“のようなアプローチを取るなといった意味ではありません。ナンバーオペレーションは本質的に”相場“とは違うという意味なのですが、何が違うのか、なぜ違うのか、どのように違うのか・・・それらついて詳細に述べたつもりです。

やや強い表現ですが、ナンバーオペレーションで扱っているシンボルの数値や価値をSELL/BUYを行って利ざやを稼ぐ道具として利用している人は、ナンバーオペレーションの本質を知った時に、そのような行為が滑稽に思えてくるはずだと述べました。私はトレードやスペキュレーションを否定しているわけでもトレーダーやスペキュレーターを揶揄しているわけでもありません。”滑稽”という表現を用いたのは、ナンバーオペレーションの数値や価値の本質を知らずにそのような数字の変化に踊らされている自分の姿に気づいた時に思わず複雑な感情や笑いが出てくるだろうと想像したからです。それは鏡に映っている物体を本物と思い込んでそれに動かされている”滑稽な”姿と重なります。

ナンバーオペレーションの本質や核心に迫った時に、また異なるパラダイムにいる自分の存在に気づいた時に、きっと思わず笑みがこぼれるはずです。その時に、株式トレードや先物取引のような相場(“トレード”や“スペキュレーション”)の延長としてナンバーオペレーションを扱っていた人はそのような行為が滑稽に見え自分自身について変化を感じるはずです。同時に、ナンバーオペレーションのダイナミズムを感じると思います。

本レポート( no072117)の<HOW TO PUT NUMBER OPERATION INTO PRACTICE>で述べていることの中でもっとも重要なことは数が有機的に繋がっているということの本質的な意味とその理解です。

その理解を促すために、シンボルを除いたマトリックス(1&2)を掲げたのです。
下の表をご覧ください。今後できればシンボルを除いた表を見るように努めてください。数値や価値は暗記する必要はありません。数(数値や価値)が有機的に繋がっているということを体で感じとってください。ナンバーオペレーションで扱う数は一つの存在(エンティティ)から生まれたのです。それが概念的に細胞分裂を起こしたと表現すると、そのイメージが湧くでしょうか。それが「有機的に繋がっている」ということの背景です。

下の表は7・18現在のマトリックス1、マトリックス2及びレクタングルです。
シンボルなしで数値と価値を掲げました。参考として、シンボルだけの表をそれらの下に掲載します。

さらに、表に続く三角形をご覧ください。
三角形を見たとき、座標で表される△の点が運動することをイメージしてみましょう。数値と価値の循環性や連続性とそれが関係しています。それらにマトリックス1とマトリックス2の数を当てはめます。レクタングルについては別の機会にお話しします。

VIXF(JUL)が期日を迎えましたので、AUG→VIXF(1)、SEP→VIXF(2)、OCT→VIXF(3)、 NOV→VIX(4)、DEC→VIXF(5)と循環し、VIXF(6)にJANが加わりました。JAN^DECが1.10と価値が比較的大きいのはJANの季節要因によるものと考えられます。JANは2018年で年が変わります。

シンボル抜きのマトリックス1、マトリックス2及びレクタングルを掲げました。それらは7/19現在のもので、VIXF(1)の位置にある”11.55”はAUGです。会員の皆さんから分かりづらいのでシンボルを入れてほしいというクレームがきそうです。しかし、今回はそれを受け入れません。その理由がやがてお分かりになる日が訪れると思います。その時、皆さんはナンバーオペレーションの核心に迫っていることでしょう。ナンバーオペレーションはまさに、その言葉通り、「数の操作」なのです。シンボルはその核心から私たちを遠ざけてしまいます。

15.60
14.50 1.10
14.10 0.40 1.50
13.50 0.60 1.00 2.10
12.70 0.80 1.40 1.80 2.90
11.55 1.15 1.95 2.55 2.95 4.05
7.31
14.12 -6.81
7.49 6.63 -0.18
21.62 -14.13 -7.50 -14.31
9.26 12.36 -1.77 4.86 -1.95
16.90 -7.64 4.72 -9.41 -2.78 -9.59
19.32 -2.42 -10.06 2.30 -11.83 -5.20 -12.01
38.01 -18.69 -21.11 -28.75 -16.39 -30.52 -23.89 -30.70
11.40 26.61 7.92 5.50 -2.14 10.22 -3.91 2.72 -4.09
-4.20 22.41 3.72 1.30 -6.34 6.02 -8.11 -1.48 -8.29
-3.10 23.51 4.82 2.40 -5.24 7.12 -7.01 -0.38 -7.19
-2.70 23.91 5.22 2.80 -4.84 7.52 -6.61 0.02 -6.79
-2.10 24.51 5.82 3.40 -4.24 8.12 -6.01 0.62 -6.19
-1.30 25.31 6.62 4.20 -3.44 8.92 -5.21 1.42 -5.39
-0.15 26.46 7.77 5.35 -2.29 10.07 -4.06 2.57 -4.24

シンボル抜きの数字だけの表になれないうちは以下を参考にしてください。

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
VIXF(6) VIXF(6)
VIXF(5) VIXF(5) (6)^(5)
VIXF(4) VIXF(4) (5)^(4) (6)^((4)
VIXF(3) VIXF(3) (4)^(3) (5)^(3) (6)^(3)
VIXF(2) VIXF(2) (3)^(2) (4)^(2) (5)^(2) (6)^2)
VIXF(1) VIXF(1) (2)^(1) (3)^(1) (4)^1) (5)^(1) (6)^(1)
VXX VIXY VIIX TVIX XIV VXZ VIIZ TVIZ ZIV
ZIV ZIV
TVIZ TVIZ ZIV^TVIZ
VIIZ VIIZ TVIZ^VIIZ ZIV^VIIZ
VXZ VXZ VIIZ^VXZ TVIZ^VXZ ZIV^VXZ
XIV XIV VXZ^XIV VIIZ^XIV TVIZ^XIV ZIV^XIV
TVIX TVIX XIV^TVIX XVZ^TVIX VIIZ^TVIX TVIZ^TVIX ZIV^TVIX
VIIX VIIX TVIX^VIIX XIV^VIIX VXZ^VIIX VIIZ^VIIX TVIZ^VIIX ZIV^VIIX
VIXY VIXY VIIX^VIXY TVIX^VIXY XIV^VIXY VXZ^VIXY VIIZ^VIXY TVIZ^VIXY ZIV^VIXY
VXX VXX VIXY^VXX VIIX^VXX TVIX^VXX XIV^VXX VXZ^VXX VIIZ^VXX TVIZ^VXX ZIV^VXX
VXX VIXY VIIX TVIX XIV VXZ VIIZ TVIZ ZIV
VIXF(6) VXX^VIXF(6) VIXY^VIXF(6) VIIX^VIXF(6) TVIX^VIXF(6) XIV^VIXF(6) VXZ^VIXF(6) VIIZ^VIXF(6) TVIZ^VIXF(6) ZIV^VIXF(6)
VIXF(5) VXX^VIXF(5) VIXY^VIXF(5) VIIX^VIXF(5) TVIX^VIXF(5) XIV^VIXF(5) VXZ^VIXF(5) VIIZ^VIXF(5) TVIZ^VIXF(5) ZIV^VIXF(5)
VIXF(4) VXX^VIXF(4) VIXY^VIXF(4) VIIX^VIXF(4) TVIX^VIXF(4) XIV^VIXF(4) VXZ^VIXF(4) VIIZ^VIXF(4) TVIZ^VIXF(4) ZIV^VIXF(4)
VIXF(3) VXX^VIXF(3) VIXY^VIXF(3) VIIX^VIXF(3) TVIX^VIXF(3) XIV^VIXF(3) VXZ^VIXF(3) VIIZ^VIXF(3) TVIZ^VIXF(3) ZIV^VIXF(3)
VIXF(2) VXX^VIXF(2) VIXY^VIXF(2) VIIX^VIXF(2) TVIX^VIXF(2) XIV^VIXF(2) VXZ^VIXF(2) VIIZ^VIXF(2) TVIZ^VIXF(2) ZIV^VIXF(2)
VIXF(1) VXX^VIXF(1) VIXY^VIXF(1) VIIX^VIXF(1) TVIX^VIXF(1) XIV^VIXF(1) VXZ^VIXF(1) VIIZ^VIXF(1) TVIZ^VIXF(1) ZIV^VIXF(1)

<HOW TO PUT NUMBER OPERATION INTO PRACTICE>

マトリックス1をご覧ください。

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
JUL AUG SEP OCT NOV DEC
VIXF(6) DEC 14.40
VIXF(5) NOV 14.20 0.20
VIXF(4) OCT 13.70 0.50 0.70
VIXF(3) SEP 12.95 0.75 1.25 1.45
VIXF(2) AUG 12.00 0.95 1.70 2.20 2.40
VIXF(1) JUL 10.60 1.40 2.35 3.10 3.60 3.80

次に、VIXF(1)〜VIXF(6)を結んだライングラフ(このライングラフをナンバーストラクチャー[=Number Structure、数値構造])と呼ぶことにします。)

さらに、下に描いた三角形の図をご覧ください。
この図をトライアングル(=”Triangle”)と呼ぶことにします。

ナンバーストラクチャーとトライアングルを見比べてください。
△ABCの高さBCはVIXF(2)^VIXF(1)を反映しています。
7/14現在BC=1.40と高くなりましたが、それは△ABCの点Aが下に大きく移動したからです。

さて、VIXF(1)であるVIXF(JUL)は期日を迎え消滅します。
そうなると△CNH→△ABCに中身がいれ代わります。

点Aの位置に、VIXF(AUG)が“循環”します。
VIXF(2)であるAUGの数値が12.00とします。
AUGがVIXF(1)に移行する直前のVIXF(1)だったJulが10.60ポイントだったとすると、VIXF(1) の数値が10.60から12.00ポイントに跳ね上がったように見えます。JUL とAUGで中身が違うのに、衣(ころも)であるVIXF(1)は同じなのです。VIXF(1)は連続性を保ち、JULとAUGは本来断続しているのです。AUGの数値>JULの数値 である時、この時点で、AUGとJULの差は“バブル”です。そのバブルは△ABCに関係するマトリックス2の価値にも通常反映されます。

それが、<HOW TO ANALYSE NUMBERS/VALUES and OPERATIONS>で述べた「そのままスライドするなら、AUG^JULが目に見えない“利益”として△ABCに関連するマトリックス2のシンボルの価値に加わります。」の意味する内容です。

具体的なオペレーションとしては以下のハンドが考えられます:
VXX-
VIXY-
VIIX-
XIV+

そのような単独のマイナスオペレーションは数量を限定して実行することができます。
単独以外では組み合わせを利用します。例えば、以下のようなハンドです。
VXX-100/VIXY+50
VIIX-100/VIXY+100
VXX-100/XIV+15/VIXY+100

*TVIX-は単独のオペレーションとして原則お勧めしません。その理由については追ってお話しします。(以前マトリックス2に含めていたUVXYについても同様に、UVXY-の単独のオペレーションは原則としてお勧めしません。)
他にもレクタングルなどの組み合わせが考えられますが、それについても追ってお話しします。

前回△ABCについて述べました。
今回は△DEFについてお話しします。

D=(4, VIXF(4) )
E=(6, VIXF(4) )
F=(6, VIXF(6) )

△DEFの点Dは△ABCの点Aにあたります。
つまり、△DEFの中心は点Dだという意味です。

そこで、
D=(4, VIXF(4) )のyの値に相当するVIXF(4)の変化の範囲と推移を見てみましょう。
下のグラフは昨年(2016年)12月末から今年(2017年)7/14までの期間における点Dの運動範囲を示したものです。

下のグラフは同期間におけるVIXF(4)の変化の推移を日々ベースで示したものです。

△DEFの点Dの運動は△ABCの点Aの運動の影響から免れているわけではありません。点Dの運動は点Aの運動の波の影響は多かれ少なかれ受けます。ただし、それは比較的限定的で、
点Dの運動は点Aの運動より緩やかだと言えます。運動範囲の幅ではなく、運動範囲の比率を比較してみましょう。

点Dも“ブラフ的な”は変化を見せます。しかし、点Aと比較して限定的です。点Dのやや急激な上方への運動はほとんど“ブラフ”と感じられないかもしれません。

△DEFに関連するシンボルを対象にしたハンドは△ABCに関連するシンボルを対象にしたハンドと比べると保守的で△ABC関連のハンドを好む方にとってはは退屈に感じられるかもしれません。しかし、そのようなハンドは決してバカにできません。DEF関連のシンボルを対象にしたハンドは長期的に威力を発揮します。

下表(マトリックス2)をご参照ください。

VXX VIXY VIIX TVIX XIV VXZ VIIZ TVIZ ZIV
ZIV 72.66
TVIZ 14.38 58.28
VIIZ 7.56 6.82 65.10
VXZ 21.84 -14.28 -7.46 50.82
XIV 88.19 -66.35 -80.63 -73.81 -15.53
TVIX 18.67 69.52 3.17 -11.11 -4.29 53.99
VIIX 20.27 -1.60 67.92 1.57 -12.71 -5.89 52.39
VIXY 10.00 10.27 8.67 78.19 11.84 -2.44 4.38 62.66
VXX 12.01 -2.01 8.26 6.66 76.18 9.83 -4.45 2.37 60.65

△DEFに関係するシンボルは
VXZ/VIIZ/TVIZ/ZIVです。

△ABCに関連するシンボルを利用したハンドで
VXX-/VIXY+に相当する△DEFのハンドはVXZ-VIIZ+です。

まず、そのようなハンドから実行してみたいと思います。

参考)
VXZ-50 @21.80/VIIZ+ @VIIZ+70 @7.60

VXZ-50 @21.80によって1090 ドルのキャッシュが作られます。
一方、VIIZ+70 @7.60によって532ドルが出て行きます。

差し引き、558ドル分CASHが増えます。
これは放置しておくことができます。
(いずれも手数料を除く。)

VIIZ+70は無駄だと思われるかもしれません。
しかし、そのようなハンドにも意味があるのです。
それについてはハンド操作と関連付けて別途解説します。

他に、VXZ-/ZIV+、TVIZ-/VIIZ+など△DEF に関連するハンドが考えられるのですが、△DEFの中でも比較的アグレッシブなハンドについていずれ踏み込んで解説します。

以上、△DEFについて理解を整理し実践にお役立てください。
*******************************************************************************************************************
ナンバーオペレーションは「理屈」で成り立っています。
「理屈」とは英語の”reason”(リーズン)または”logic”(ロジック)を言います。「理屈っぽい」といった日本語の表現にはネガティブなコノテーション(”connotation”、内包された意味、意味合い)がありますが、ナンバーオペレーションの「理屈」は「筋の通った」生命線です。ナンバーオペレーションの実践は数学の証明問題を解くようなものだと私が述べたのはそのような背景からです。

マトリックス2に含まれた数(価値)はマトリックス1に含まれた数値や価値と比べて、一見して分かりにくいと思われます。少なくとも表面上は、マトリックス1に見られるような数値・価値の規則性、すなわちロジック(理屈)がマトリッックス2の価値の配列には見られません。

マトリックス1を好む人はそのようなロジックが表面に表れているのでなんとなく分かりやすく、それだけにそこにとっつき易さやあるのだろうと思われます。

しかし、私はマトリックス2について上述のこととは違う意見を持ち同時にマトリックス2の価値について異なる受け止め方をしています。

マトリックス2こそナンバーオペレーションらしいと私は考えています。
マトリックス2の価値は背景にある隠れたロジックを深く理解しないと扱うことができません。背景にあるロジックを理解することなしにマトリックス2の価値を扱いオペレーションを実行すれば、価値の変化に振り回され単なる“スペキュレーション”や“トレード”と同じような行為に陥ってしまうでしょう。

そこで、マトリックス2をご覧ください。

7/17 VXX VIXY VIIX TVIX XIV VXZ VIIZ TVIZ ZIV
ZIV 7.38
TVIZ 13.93 -6.55
VIIZ 7.47 6.46 -0.09
VXZ 21.49 -14.02 -7.56 -14.11
XIV 9.50 11.99 -2.03 4.43 -2.12
TVIX 17.86 -8.36 3.63 -10.39 -3.93 -10.48
VIIX 19.76 -1.90 -10.26 1.73 -12.29 -5.83 -12.38
VIXY 38.93 -19.17 -21.07 -29.43 -17.44 -31.46 -25.00 -31.55
VXX 11.70 27.23 8.06 6.16 -2.20 9.79 -4.23 2.23 -4.32

VIXYの価値は7/14の10.00ポイントから翌営業日の7/17に40.00に“変化”しました。(同日において40.00ポイントから38.93ポイントに減少しました。)
何がVIXYの価値を40.00ポイントへの“変化”をもたらしたのでしょうか。

それは数学的な技術によるものです。
以下の“変化”をご覧ください。

VIXY の数量100 : VIXY価値@ 10.00
           ↓
VIXY の数量25:  VIXY価値@ 40.00

実のところ、上記の“変化”において、VIXYの実質的な価値は何にも変わっていないのです。

「実質的な価値」を長方形の面積に喩えると、上記の“変化”とは、
面積を一定にして、縦の長さと横の長さをそれぞれ変えただけです。

100*10=25*40

いずれも“面積”は100で、それがVIXYの「実質的な価値」です。

ナンバーオペレーションで扱う“数”を性質の違いから「数値」と「価値」に分けて呼んでいます。

実は「価値」には2つの意味があります。一つはマトリックス1、マトリックス2及びレクタングルに含まれた各シンボルやその組み合わせからなる“数”としての「価値」です。もう一つは、上記の面積の例とともに掲げた「実質的な価値」です。その「実質的な価値」とは「キャッシュベースの価値」を意味します。「価値」に数量を乗じた値です。「キャッシュベースの価値」は長いのでCV(=Cash-based Value)と呼びことにしましょう。ナンバーオペレーションで扱う数値や価値の他に、CASH、NL、UGL 、CAFといった価値があるということを以前お話しました。それにCVを加えましょう。

CVの概念は、特に、マトリックス2を扱う上で重要なのです。

7/17現在、VXX=11.70、VIXY=38.93です。
11.70に8.547を乗じると100に近い値になります。
また、38.93に2.5687を乗じると同じく100に近い値になります。

8.547や2.5687は数量です。実際のオペレーションではそのような少数点のある数を扱うことができませんが(数量は整数のみです。)、理屈は理解できると思います。私たちは数学の技術を駆使してナンバーオペレーションで扱う異なるシンボルの価値に数量を表す数を乗じて実質的に同じ価値(CV)を作ることができます。

では、オペレーションの実践の話に移ります。

VXX-/VIXY+のハンドを持っている方がいらっしゃると思います。
VIXYの価値の水準が大幅に変わって扱いにくいと感じるなら、あるいは、違和感があるなら、それのようなハンドを一度閉じて(解消しても)もいいと思います。VXX-/VXIYを閉じることでUG(Unrealized Gain、評価上の利益)が確定するはずです。

そこで、今度は組み直します。
例えば、以下のハンド(オペレーション)の実行が可能です。

これまでのVXX-/VIXY+が逆になりますが、以下のハンドが可能です。

VIXY-100 @38.90/VXX+150 @11.70

この場合、VIXYのCVは3890.00でVXXのCVは1755.00です。その差がCASHの価値の増加として反映されます。会計上の収益につながります。

VIXY-10 @38.90/VXX+15 @11.70も可能です。
その場合、この場合、VIXYのCVは389.00でVXXのCVは175.50です。その差がCASHの価値の増加として反映されます。会計上の収益につながります。

VXX-100 11.70/VIXY+ 15 @38.90といういうに、これまで通りVXX-/VIXY+を実行することも可能です。この場合、VXXのCVは1170.00でVIXYのCVは583.50です。その差がCASHの価値の増加として反映されます。会計上の収益につながります。

他にVIXY-50 @38.90/VIIX+50 @19.80も可能です。この場合、VIXYのCVは1945.00でVIIXのCVは990.00です。その差がCASHの価値の増加として反映されます。会計上の収益につながります。

次のように述べました。
「VIXF(1)のJULが期日を迎え後に、VIXF(AUG)がどの数値水準でVIXF(1)の席に着くか(循環するか)見守りたいと思います。表現を変えると、VIXF(JUL)がどの数値水準で期日を迎えそしてVIXF(AUG)がどの数値水準でVIXF(1)の席に循環するか・・・それに着目したいと思います。満期時のJULと循環時のAUGの間に一定の差があれば“スマッシュ”のチャンスです。“スマッシュ”とは、ミニバブルを叩くチャンスという意味です。」

では、具体的にどのように“スマッシュ”するのでしょうか。

“VXX-100”はスマッシュのやり方の一つです。
これはルー スハンドで非常に積極的なやり方です。
しかし、今年5/16→5/17のような可能性を考慮すると、そのようなアグレッシブなハンドは控えたいと考えるかもしれません。

私がこのむスマッシュは
VXX-200 (or 300)/VIXO(AUG)12C+1/12P-1といったものです。
“VIXO(AUG)12C+1/12P-1”のカードを持っているので“スマッシュ”としては弱いのですが、その後のハンド操作まで含めると躊躇なく行けます、私に関する限り・・。

そのようなスマッシュの背景には以下のフォーミュラに示された理屈が隠れています:
VXX=VIXY=VIIX=
[VIXF(1)+VIXF(2)/2]+[VIXF(2)^VIXF(1)]

参考:(レクタングル)

VXX VIXY VIIX TVIX XIV VXZ VIIZ TVIZ ZIV
VIXF(6) -2.70 24.53 5.36 3.46 -4.90 7.09 -6.93 -0.47 -7.02
VIXF(5) -2.45 24.78 5.61 3.71 -4.65 7.34 -6.68 -0.22 -6.77
VIXF(4) -1.95 25.28 6.11 4.21 -4.15 7.84 -6.18 0.28 -6.27
VIXF(3) -1.20 26.03 6.86 4.96 -3.40 8.59 -5.43 1.03 -5.52
VIXF(2) -0.20 27.03 7.86 5.96 -2.40 9.59 -4.43 2.03 -4.52
VIXF(1) 1.40 28.63 9.46 7.56 -0.80 11.19 -2.83 3.63 -2.92

*******************************************************************************************************************
下の表をご覧ください。

7.32
14.11 -6.79
7.51 6.60 -0.19
21.68 -14.17 -7.57 -14.36
9.15 12.53 -1.64 4.96 -1.83
17.33 -8.18 4.35 -9.82 -3.22 -10.01
19.53 -2.20 -10.38 2.15 -12.02 -5.42 -12.21
38.64 -19.11 -21.31 -29.49 -16.96 -31.13 -24.53 -31.32
11.54 27.10 7.99 5.79 -2.39 10.14 -4.03 2.57 -4.22

シンボルがないと不安なら、以下の表をご参照ください。

ZIV
TVIZ ZIV^TVIZ
VIIZ TVIZ^VIIZ ZIV^VIIZ
VXZ VIIZ^VXZ TVIZ^VXZ ZIV^VXZ
XIV VXZ^XIV VIIZ^XIV TVIZ^XIV ZIV^XIV
TVIX XIV^TVIX XVZ^TVIX VIIZ^TVIX TVIZ^TVIX ZIV^TVIX
VIIX TVIX^VIIX XIV^VIIX VXZ^VIIX VIIZ^VIIX TVIZ^VIIX ZIV^VIIX
VIXY VIIX^VIXY TVIX^VIXY XIV^VIXY VXZ^VIXY VIIZ^VIXY TVIZ^VIXY ZIV^VIXY
VXX VIXY^VXX VIIX^VXX TVIX^VXX XIV^VXX VXZ^VXX VIIZ^VXX TVIZ^VXX ZIV^VXX

マトリックス2の9個の価値を掲げます:
11.54
38.64
19.53
17.33
9.15
21.68
7.51
14.11
7.32

シンボルを忘れて数だけに集中します。
上記の数には表面上いかなる規則性も関連性も見えません。

シンボルを取り除いて数を見るのは、シンボルのからくる先入観を取り除くためです。
シンボルを株式銘柄のように見ない、数を株価のように見ないということです。

それら9個の数はすべてマトリックス1と関連する概念です。それが数字という記号で表されているのです。アルファベットのシンボルはそのような個々の数字を区分けするために便宜上利用されていると考えるといいでしょう。

マトリックス1についてもシンボルを取り除いてみましょう。

14.50
14.20 0.30
13.70 0.50 0.80
12.90 0.80 1.30 1.60
11.75 1.15 1.95 2.45 2.75
10.15 1.60 2.75 3.55 4.05 4.35

シンボルがないと不安なら、以下の表をご参照ください。

VIXF(6)
VIXF(5) (6)^(5)
VIXF(4) (5)^(4) (6)^((4)
VIXF(3) (4)^(3) (5)^(3) (6)^(3)
VIXF(2) (3)^(2) (4)^(2) (5)^(2) (6)^2)
VIXF(1) (2)^(1) (3)^(1) (4)^1) (5)^(1) (6)^(1)

マトリックス1の6個の数値を掲げます:

10.15
11.75
12.90
13.70
14.20
14.50

シンボルを忘れて数だけに集中します。

マトリックス1同様シンボルを取り除いて数を見るのは、シンボルのからくる先入観を取り除くためです。VIXFのシンボルを金融先物のように見ない、数を先物価格のように見ないということです。

マトリックス2に戻ります。
9個の価値(数)を横に並べます:
11.54/38.64/19.53/17.33/9.15/21.68/7.51/14.11/7.32

それらの価値の関係を以下のように表したらピンとくるでしょうか。
11.54=38.64=19.53=17.33/2=1/9.15
21.68=7.51=14.11/2=1/7.32

11.54=38.64・・・これは数学的に成り立ちません。
19.53=17.33/2・・・これも数学的に成り立ちません。
38.64=1/9.15・・これも同様に成り立ちません。

2列目の式“21.68=7.51=14.11/2=1/7.32”に同様に成り立ちません。

では成り立つためにどうしたらいいのかを考えてみましょう。
ここでCV(=Cash-based Value)の概念を導入してみましょう。

11.54*(-100) +38.64*(+20) =-381.20

381.20という新しい価値が生まれました。私たちはこの価値を使えるマネー(おカネ)に変えることができます。

上記オペレーションの例はシンボルで表すとこうなります:
VXX-100 @11.54/VIXY+20 @38.64

シンボルにとらわれるとナンバーオペレーションが、ある意味、株式トレードのように見えてしまい本質が見えにくくなってしまうのです。

“17.33/2”は17.33の価値の変化率を2分の1にすると11.54の価値の性質と同じになるという意味です。一方、”1/9.15”は9.15の価値を逆にすると11.54の価値の性質と同じになるという意味です。

そこで、このようなハンドを組むとどうでしょうか。
11.54*(-100) +9.15*(+10) +17.33*(+20)

週末の課題にします。以上について思考を巡らせてみてください。

これまで三角形を描いて解説を加えてきました。
これについてもシンボルを取り除いて図に当てはめてみましょう。

まず、△ABCから始めます。

A=(1, 10.15)
B=(2, 10.15)
C=(2, 12.90)

△ABC=[11.54, 38.64, 19.53, 17.33, 9.15, 10.15, 12.90, 12.90^10.15]

この△ABCに関連する上記の数(数値と価値)から新たに価値(マネー)を作ることができます。
それがナンバーオペレーションです。

次回は、△DEFについて考え、△ABCと△DEFを結びつけて、CV(Cash-based Value)に基づいてマネーを作っていきたいと思います。

シンボルを取り除くとすべての数がはっきりと繋がっていることに気づくはずです。
ナンバーオペレーションが“トレード”や“スペキュレーション”とは全く違う世界の活動であることが本質的な意味において分かると思います。なぜ多くの組み合わせを利用するのか・・・その答えも以上から分かると思います。一つのシンボルのSELL/BUYのゲームはナンバーオペレーションではないという意味も以上から分かると思います。すべての数(数値と価値)が有機的に繋がっています。そのような数の構造や関連性を利用して新しい価値(マネー)を作るのがナンバーオペレーションです。

さらに、次の機会にマトリックス1に関連する数(数値と価値)を解剖してみたいと思います。