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発行日:2020年05月18日

Number Operationを紹介し始めた当初“パラダイムシフト”について述べました。
パラダイムシフト(”paradigm shift”)とは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することをいいます。元々は、科学史を専門とするアメリカの科学者トーマス・サミュエル・クーン(Thomas Samuel Kuhn)が「科学革命」(“scientific revolution”)の中で提唱したものです。

元来それは自然科学の中で提唱されていた用語でしたが、本来の意図からは誤解となるほどに拡大解釈されて一般化されて用いられ始めました。拡大解釈された「パラダイム」は「認識のしかた」や「考え方」、「常識」、「支配的な解釈」、「旧態依然とした考え方」などの意味合いで使われています。広義でのパラダイムシフトはこの過度な拡大解釈に基づいて都合よく用いられるため、厳密な定義は特になく「発想の転換」や「見方を変える」、「固定観念を捨てろ」、「常識を疑え」などから始まり「斬新なアイディアにより時代が大きく動くこと」まで、さまざまな意味で使われています。

私は当初「パラダイムシフト」に触れたのはNumber Operationが「経済とは無関係である。」ということを強調したかったからです。その後、「Number Operationは“相場”ではない。」と執拗に幾度も繰り返し述べてきました。それは、「Number Operationは社会科学ではない。」=「Number Operationは自然科学である。」=「Number Operationで扱う数字(数値/価値)は需要と供給によって決まる価格ではない。」、という意味です。