no031717

発行日:2017年03月16日

<WEEKLY MESSAGE>

当クラブが「ナンバーオペレーション」に特化するようになった昨年10月から取り組まれてる方は毎月のように利益を上げNL(=Net Liquidity、純資産額)を増やし続けていることでしょう。同時にこのように思われているかもしれません。そろそろ周期的に何か”問題”が起きるかもしれない。

初めに結論的なこと述べると、”問題”は問題ではありません。”問題”はむしろ”オポチュニティ”(収益を得る機会)です。

”問題”とは私たちが扱っている「数値」や「価値」の変化の向きが反転することです。例えば、元来「漸減数値」であるVXXが増加することです。また、構造的に「価値」が増加していく・・・例えば、VIXF(6)^VIXF(5)が減少しゼロになるか負の数に突入することです。あるいは、指標的に扱っている「価値」VIXF(2)^VIXF(1)やVIXF(6)^VIXF(1)は大幅に減少することです。

それについての説明は<ANALYSES OF MATRICES・RECTANGLE/OPERATIONS >に掲げましたので参考にしてください。

数値」や「価値」の変化の向きが反転することを”逆行”と呼んできました。あるいは、”相場”の知識や経験のある方は特定の「数値」に通常より急速で幅の大きい”逆行”について”スパイク”という言葉を好んで使うかもしれません。

マーケットの世界ではそのような言葉(”逆行”や”スパイク”)がよく使われるので私も説明するときにそのような言葉を使ってきました。しかし、「ナンバーオペレーション」に照らし合わせてそのような言葉は本質的な意味で的を射ないのです。物事の本質を理解するには言葉の使い方は非常に重要ですから言葉や用語の使い方には細心の注意を払っていきたいと思います。そして、相場の世界で使われる”ジャーゴン”(=jargon、特定の世界で使われる特殊の言葉や用語)は可能な限り避けるつもりです。

”逆行”や特定の「数値」や「価値」変化の向きを指している言葉で、「数値」や「価値」の構造を最も重視している「ナンバーオペレーション」では通常と異なる変化を「構造」の”歪み”と表現すべきです。それは「構造」が本来の形から崩れることを意味します。

まだ、起きてもいないそのようなフェノメノン(=”phenomenon”、現象)を今から恐れてあれこれ思い悩む必要はありません。フェノメノンとは「人間が知覚することのできるすべての物事。自然界や人間界に形をとって現れるもの。」を言います。通常の構造も歪んだ構造もフェノメンノンですが、後者は頻繁に現れる姿ではないので事前に知識として知っていれば驚くに値しませんし恐れる必要もありません。

「構造の歪み」は「数値」や「価値」が循環し連続する中で起き得る現象だと思えばいいでしょう。「ナンバーオペレーション」で扱う「数値・価値」の構造は永遠に循環性と連続性を保ち、そして、構造が歪んでも復元する力を持っています。

<ANALYSES OF MATRICES・RECTANGLE/OPERATIONS >において”歪み”とはどういうことなのか具体例を掲げて説明しましたのでご覧ください。

<COMMENTARY on OPERATIONAL MESSAGES>に解説として以下のことを述べました:
「マネー(おカネ)とは何か。」について深く考えてみてください。
別の機会に踏み込んでお話しする予定ですが、「ナンバーオペレーション」ではPL(損益)など考えなくていいのです。PLも「数値」や「価値」と同列に扱います。PLは「数値」や「価値」が連続しそして循環するという流れの中でPがLを上回り、さらにP増え蓄積されやがてCASHというシンボルのもう一つの「価値」を増加させることにつながります。」

「ナンバーオペレーション」の実践者である私たちは個々人の資金の事情が異なります。個々人が資金事情に応じた資金管理をしなければなりませんが、構造が収益を運んでくれる、あるいは創り出してくれるので本来PLなど心配しないでください。

「”数”は循環する、いつまでも。”数”は連続する、いつまでも。」・・・この言葉を憶えておいてください。オペレーションを通じでCASHという「価値」が作られNLの価値を増加させ、再びCASHに戻り次第にCASHの「価値」も増えていきます。PLはそのようなプロセスの中で生じるオペレーション上の現象(”形をとって現れるもの”)と理解されるべきものです。

「ナンバーオペレーション」を物理学の量子力学と結びつけると「ナンバーオペレーション」の深い内容が見えてきます。どうか継続して学び続けてください。その学習のプロセスの中で皆さんは”新しい価値”を次々と生み出していくでしょう。それが”マネー”となり蓄積されていきます。

以下は3/15現在の「マトリックス1」、「マトリックス2」及び「レクタングル」です。参考にしてください。

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
MAR APR MAY JUN JUL AUG
VIXF(6) AUG 16.55
VIXF(5) JUL 16.20 0.35
VIXF(4) JUN 15.50 0.70 1.05
VIXF(3) MAY 14.60 0.90 1.60 1.95
VIXF(2) APR 13.65 0.95 1.85 2.55 2.90
VIXF(1) MAR 12.20 1.45 2.40 3.30 4.00 4.35

VXX VIXY VIIX TVIX UVXY VXZ VIXM VIIZ TVIZ
TVIZ 4.86
VIIZ 9.78 -4.92
VIXM 34.25 -24.47 -29.39
VXZ 28.22 6.03 -18.44 -23.36
UVXY 17.42 10.80 16.83 -7.64 -12.56
TVIX 3.78 13.64 24.44 30.47 6.00 1.08
VIIX 5.52 -1.74 11.90 22.70 28.73 4.26 -0.66
VIXY 13.60 -8.08 -9.82 3.82 14.62 20.65 -3.82 -8.74
VXX 16.34 -2.74 -10.82 -12.56 1.08 11.88 17.91 -6.56 -11.48

VXX VIXY VIIX TVIX UVXY VXZ VIXM VIIZ TVIZ
VIXF(6) -0.21 -2.95 -11.03 -12.77 0.87 11.67 17.70 -6.77 -11.69
VIXF(5) 0.14 -2.60 -10.68 -12.42 1.22 12.02 18.05 -6.42 -11.34
VIXF(4) 0.84 -1.90 -9.98 -11.72 1.92 12.72 18.75 -5.72 -10.64
VIXF(3) 1.74 -1.00 -9.08 -10.82 2.82 13.62 19.65 -4.82 -9.74
VIXF(2) 2.69 -0.05 -8.13 -9.87 3.77 14.57 20.60 -3.87 -8.79
VIXF(1) 4.14 1.40 -6.68 -8.42 5.22 16.02 22.05 -2.42 -7.34


<COMMENTARY on OPERATIONAL MESSAGES>

[VXX as “Options”]

「マトリックス2」に含まれるシンボル(VXX/VIXY/VIIX/TVIX/UVXY/VXZ/VIXM/VIIZ/TVIZ)の「数値」についてオプションの知識のある方向けに特に「新型オプション」という言葉を使って説明しました。最近では“オプション”という言葉をほとんど使わなくなりましたが、“オプション”をデリバティブの概念を代表する言葉として扱っています。

以前から幾度か繰り返し述べていますように、「ナンバーオペレーション」において扱う「数値」は株価指数のインプライドボラティリティ(予想変動率)を数学や物理学の”期待変化率”の概念に当てはめたものです。そして、「ナンバーオペレーション」は”相場”の世界とは独立し”数”の構造をベースにした”相場”とは本質的に異なる世界を形成しています。

昨年から継続されている方は物事の見方や考えが切り替わり株価指数やボラティリティ指数といった”相場”を代表する対象物を見ないで済むようになってきていると思います。

比較的最近入会された方で”相場”経験(「株式投資」や「株式トレード」の経験)をお持ちの方は頭の切り替えが第一関門になります。”相場”に関する著書をお持ちの方はそれを捨ててポーカー本を読むことをお勧めしたいと思います。以前にも紹介しましたが、Annie Duke/John Vorhousn著”Decide to Play Poker” (日本語版『ステップアップポーカー』)にはポーカープレーヤーだけではなく「ナンバーオペレーション」のオペレーター(実践者)にとっても一読に値する内容が含まれています。「ナンバーオペレーション」も「ポーカー」も思考することが大事なのです。思考には第一義的reasoning(リーズニング:理由づけ)が含まれます。

会計学のキャッシュフローについての基礎的で非常に重要なことについて述べます。
「ナンバーオペレーション」の背景には様々な深い内容があることを知ってほしいと思います。これまで数学的な“フォーミュラ”とその活用なやや難解な話が続きましたので、ここで、もう一度基礎的な話に戻ります。すでにご存知の方も時々基礎的なことを振り返って思い出してください。

会計学をあまり難しく取らないでください。会計学で扱いっているのは本質的には難しい会計学用語ではありません。会計学をビジネスの言語といった言った人がいます。投資の世界で有名なウォーレン・バフェット氏ですが、私はそのような難しいことを述べるつもりはありません。それがビジネスの用語なら私にとってそれはまるでギリシャ語です。会計学は「ナンバーオペレーション」にとっては基礎的な数学(算数)です。あるいは、”数”(「数値」や「価値」)をキャッシュ(マネー)に転換するからくり(メカニズム)です。

そこで、「マトリックス2」を代表するシンボルVXXを例にお話しします。
VXXは2009年に開発されたインストルメント(商品)で数学的概念を基にVIXF(1)、VIXF(2)それぞれの「数値」とVIXF(2)^VIXF(1)の「価値」を加工して作られた「数値」です。工学的な技術によって加工され制度としては株式と同じように設計され証券取引所に上場し取引されるようになりました。しかし、そのような応用数学的(工学的)技術によって作られた制度上の“株式”は一般の企業の発行する株式とは本質的に異なるので私はそれを株式とは呼ばず“インストルメント”と呼んでいます。

また、VXXは平均株価、あるいはある特定のセクターの平均株価、債券価格、通貨レート、商品価格など連動したETFとも本質的に異なるので、私はそれをETFとも呼びません。

VXXは上述の通り数学的概念を基に工学的技術によって人工的に作られた「数値」に過ぎないのです。

VXXを初めとるする「マトリックス2」に含まれたシンボルは制度上ETFとして扱われています。そして、それは株式と同じ仕組みを持ち株式と同じように扱い取引することができます。事実、私たちはそれらのシンボルの「数値」や「価値」を対象にしたオペレーションを実行する場合株式取引と同じように執行しています。
しかし、私たちは株式トレーダーでも株式投資家でもありません。「ナンバーオペレーション」のオペレーター(実践者)であることを思い出してください。「ナンバーオペレーション」の実践には事の本質を徹底して理解しておく必要があります。
私たち人間は物事を言葉を介して理解します。だから、技術用語を含む言葉の使用には細心の注意が必要なのです。
繰り返しますが、私たちが「ナンバーオペレーション」で扱っている対象物は本質的な意味で”株式”ではありません。”インストルメント”と私は呼んでいます。”インストルメント”は英語の”instrument”で「道具」という意味ですが、VXXなどのシンボルの「数値」は数学的概念や思考に基づいて人工的に作られた対象物なので”インストルメント”という言葉が適当だと考えています。

さて、私はVXXそのものがオプションと同じだと見なしています。確かに、VXXは制度上の形としては“株式”と同じ仕組みで“株式”と同じように取引できます。しかし、「ナンバーオペレーション」ではVXXそのものがオプションだとみなすことができます。

上述の理由や意味するところは以下に続く説明によって理解できると思います。
会計学上のキャッシュフローに着目してください。これ一つ取っても誰でも一人の例外なく「ナンバーオペレーション」で”稼ぐ”ことができると納得できると思います。

ついでに、「マネー(おカネ)とは何か。」について深く考えてみてください。
別の機会に踏み込んでお話しする予定ですが、「ナンバーオペレーション」ではPL(損益)など考えなくていいのです。PLも「数値」や「価値」と同列に扱います。PLは「数値」や「価値」が連続しそして循環するという流れの中でPがLを上回り、さらにP増え蓄積されやがてCASHというシンボルのもう一つの「価値」を増加させることにつながります。

米国の制度上の一般に知られる上場株式オプションについても同じことが言えますが、オプションの最大の特徴はそれがキャッシュフローを生む点です。オプションをご存知の方は、例えば、
「ABC 2017年4月限20コール」あるいは「ABC 2017年4月限20プット」というような形を想像すると思います。しかし、それはオプションの本質ではありません。オプションの原型は以下の図が示す「スワップ取引」です。「スワップ取引」とは2者間において条件を交換する契約取引を意味します。

上の図はPayer(キャッシュの出し手)とPayee(キャッシュの受け手)の間の契約を表しています。二者間で契約が交わされ一方がキャッシュを受け取り、もう一方は提示された条件の履行を約束します。上記の例では、「ABC 2017年4月限20コール」や「ABC 2017年4月限20プット」が条件に該当します。

「ABC 2017年4月限20コール」や「ABC 2017年4月限20プット」の代わりに“VXX-10”を当てはめたらどうでしょうか? PayeeはVXX10ユニットPayerに差し出し、いつでも引き受ける(買い戻す)ことを約束し、その代わりに、Payerからキャッシュを受け取る。

以上のことを理解するのにオプションをあらためて学習する必要はありません。

“VXX-10”のオペレーションはキャッシュフローを生みます。それは上記のような「スワップ取引」と仕組み上変わりません。さらに、VXXは通常の企業の発行する株式や一般のETFの類のものとは本質的に違います。そこで、私はそれを説明目的で「新型オプション」と呼んでいました。

「マトリックス2」に含まれたVXX以外の他のシンボルの“インストルメント”についても同じです。

VIXO(=VIXオプション)同様に、VXXを始めとする「マトリックス」の“インストルメント”を扱ったオペレーションを実行するのにオプションをあらためて学習する必要はありません。しかし、以上の背景を知っておくと「ナンバーオペレーション」によって誰でもキャッシュを作ることができる“からくり”が見えると思います。

「オプションの最大の特徴はそれがキャッシュフローを生む点です。」と述べました。
キャッシュフローとは現金の流れを意味する会計学上の用語です。
会計学はキャッシュを扱う上で非常に重要な学問の体系であり、「ナンバーオペレーション」にとってそれはある種の技術です。お時間がある時に、会計学に関する小冊子を読まれることをお勧めしたいと思います。会計学が“儲け”や“利益”の概念を教えてくれます。

会計学は興味深い学問ですが、ちょっとかじる程度で結構です。
「ナンバーオペレーション」の実践者である私たちにとって会計学は基礎的な数学(算数)の一部だと考えましょう。

また、「ナンバーオペレーション」ではキャッシュをCASHというシンボルのもう一つの「価値」(”数“)として扱いいます。

「ナンバーオペレーション」においては「数値」も「価値」も共に”数”なのですが、「数値」の加工品が「価値」だと考えそのように扱うと”マネー”は「価値」だというのが私の考えで私は”マネー”をそのように扱っています。そして、”マネー”私たち「ナンバーオペレーション」の実践者にとって第一義的にキャッシュです。キャッシュをCASHというシンボルの「価値」として扱うのはとても興味深いことです。

CASHの”フォーミュラ”は一定ではありませんが、
CASH=○+△+○^△・・・といったようにある成分(構成要素)から作られていると容易に理解できるでしょう。

「ナンバーオペレーション」では上述の内容を理解するだけでも誰もがお金が稼げるということが分かると思います。

「ナンバーオペレーション」では“数”(「数値」や「価値」)の加工によってCASHを生みしています。“数”は多くあるほど良いのです。だから120個もの「数値」や「価値」を扱っています。

[How are “Profit” and “Cash” created?]

「ナンバーオペレーション」における収益の出し方・・・今回はこれについてお話しします。

「ナンバーオペレーション」の収益の出し方は大きく分けて2つあります。
一つは、オペレーションの実行直後にキャッシュが増えるものです。増えたキャッシュは会計上の“儲け”に相当します。会計学の「営業キャッシュフロー」と見なしてみいいでしょう。

これは”手っ取り早く”口座のCASHを増やす方法です。

前日のメッセージに掲げた“VXX-10”では、そのオペレーションによってキャッシュが作られ口座内のCASH (キャッシュ)と表示された”数“が増えます。その増えた部分が”儲け“でそれは自己資本に参入されます。

これは私たちにとって非常に都合のいい会計学のルールです。

“VXX-10 @17.00”で170ドルが作られます。
バランスシートでフロー(流れ)を確認すると以下のようになります。

“cash incremental”とは「現金の増加分」です。
“VXX-10”はオペレーションを実行後に保有するポジションですが、それをAsset (資産)に加えそれから170ドルが生まれた形です。そして、それはそのまま右側の”Net Worth” (自己資本)に組み入れました。

オペレーションから作られたキャッシュは本物のお金(現金)ですが、それはブローカーのシステム上”immediately available”の(直ちに利用できる)状態にありません。”VXX-10”のポジションから評価上の利益が出た時にそれが口座内の”Net Liquidity”(ネットリクイディティ=純流動資産額)を増やします。その増えた分だけ使えます。

上記の流れを理解しておいてください。
増えたキャッシュを即使えるほどブローカーの現在のシステムは甘くありません。もちろん、増えたキャッシュは口座の所有者(名義人)に所属するおカネです。しかし、私たちが同じ口座において変化にさらされている「数値」や「価値」(それを数学では”変数”といいます。)ならなる”ポジション”を所有して限りブローカーは口座の所有者を信用することなく一定の制度(ルール)を設けています。それにはマージンや”Net Liquidity”(ネットリクイディティ=純流動資産額)の概念が含まれます。

しかし、上記の170ドルはやがて全額“使える”お金に変わるはずです。
思い出してください、VXXが「漸減数値」であることを。

もう一つは、オペレーションの実行直後にキャッシュが全く増えないか減るもの、その後時間の経過とともにポジションから評価上の利益ができそれが口座内の”Net Liquidity”(ネットリクイディティ=純流動資産額)を増やすものです。

例えば、“VIXO(JUL)10C-1 @6.40/VIXO(AUG)10C+1 @6.80”はオペレーション実行後に40ドルのキャッシュが減りますが、その後、同ポジションのベースになる「価値」の増加によって”Net Liquidity”(ネットリクイディティ=純流動資産額)が増えることが期待できます。そのようなオペレーションはポジション解消後に利益を確定することでキャッシュが増えます。

上述のことについてはオペレーションを実行された方は理解されていると思います。
“10C-1/10C+1″型のオペレーションが実行後どのように収益を生むのかについては先週号のレポートの<WEEKLY MESSAGE>に掲げました。もう一度ご覧ください。

[Compatibility]

引き続き「マトリックス2」についてお話しします。
私は以前、初めての方に実践は「マトリックス2」の「数値」や「価値」を利用したオペレーションから始めることを勧めていました。「マトリックス2」の「数値」は制度上株式と同じで、株式取引の執行の仕方を知れば誰でも容易にオペレーションを実行でキャッシュを作り収益を上げることができるからです。もっとも簡単なオペレーションから始めるには「マトリックス2」は最適だと思われます。

初めての方に当初の私が勧めたのは”VXX-10″や”VIIX-10″といった単純なものでした。これによって会計上簡単にキャッシュが作れて放置しておけばPLのPが作られそのままNL(=純資産額)が増加するのを見て簡単におカネが作れるということが稼ぐことができるということを実感してほしかったからです。

また、「ナンバーオペレーション」の実践を昨年「マトリックス2」から始められた方はそれの虜になるほどに利益を上げ続けていると思います。”警告”というほどではないのですが、「マトリックス2」に特化しても悪くありませんが、必ず「マトリックス1」との関連性をみてください。また、「レンクタングル」の「価値」と一緒に「マトリックス」の「数値」と「価値」をご覧ください。「レクタングル」の「価値」を「ナンバーオペレーション」で利用することの意味が次第に見えてくるでしょう。

そうして、次第に資金量の多寡は別にして、120個の「数値」と「価値」を使ってみたくなるはずです。

「ナンバーオペレーション」で最も大事なことは継続することです。私たちは一時的な成功ではありません。長く継続してキャッシュを作りそれを積み重ねそして収益を増やしていくことです。私たちの扱う“数”(「数値」と「価値」)は連続性と循環性を持っています。根気強く飽きずに長く継続して小さな成功積み重ねていくことが大事です。その積み重ねは長い期間の中で非常に大きな蓄積量になります。キャッシュや収益の蓄積量だけではなく私の技能やノウハウも蓄積されていきます。

「マトリックス2」を対象にしたオペレーションも長く継続して取り組む根気強さが求められます。「マトリックス1」と比べるとはっきりと見えにくいのですが、「マトリックス2」の「数値」や「価値」も“連続性”と“循環性”の基に成り立っているのです。「マトリックス2」の9個の「数値」は「マトリックス1」の「数値」と「価値」によってつくられたものであることを思い出してください。

PLに振り回されず、そして、PLも「価値」の一部だと考えられるようになると自然と根気強さが身についてきます。そこまでくると「ナンバーオペレーション」の120個の「数値」や「価値」を自由に操れるようになれます。”数”の虜になり別の世界が見えてくるはずです。

「マトリックス1」と「マトリックス2」は表面上“互換性” (ごかんせい、英語: Compatibility)がないように見えます。互換性とは「ある部品やコンポーネント(構成要素)などを置き換えても同様に動作させることができる性質のこと」です。

“互換性” (ごかんせい、英語: Compatibility)を難しく考えないでください。
それは「ナンバーオペレーション」ではつながっているという意味です。

「マトリックス1」と「マトリックス2」を結びつけるには“フォーミュラ”の理解が欠かせません。
以下のフォーミュラを思い出してください:

VXX=[VIXF(1)+VIXF(2)]/2+VIXF(2)^VIXF(1)
VXZ=[(VIXF(4)+VIXF(5)+VIXF(6)]/3+[VIXF(6)^VIXF(4)+VIXF(6)^VIXF(5)+VIXF(5)^VIXF(4)]/3
*VXX=VIXY=VIIX
*VXZ=VIXM=VIIZ
*TVIX=UVXY=2*VXX
*TVIZ=2*VXZ

”フォーミュラ” は120個の「数値」と「価値」を扱うのに欠かせません。
上記”フォーミュラ”を暗記する必要はありません。ノートの貼り付けてご覧になるようにしてみてください。

“もっとも簡単なオペレーションから始めるには「マトリックス2」は最適だと思われます。”と述べました。しかし、「マトリックス2」のオペレーションを長く飽きずに継続しキャッシュを作り収益を生み出しさらにそれらを蓄積していくには「マトリックス1」の理解が不可欠です。

[How to handle “PL” and “CASH”]

2007年にVIXFが開発されさらに翌2008年VIXOが開発されました。2009年にはVXXとVXZが開発されその後次々VXXやVXZに関連するインストルメントが開発されました。私は2008年から本格的に実践者として今日私が一般向けにそう呼んでいる「ナンバーオペレーション」に取り組んできました。

「ナンバーオペレーション」の継続的な実践において最も大事なことの一つは個々のポジションのPL(評価損益)を一般に見られているような見方をしないということです。私はPLを“PL”というシンボルの「価値」とみなしそのように扱っています。「ナンバーオペレーション」では会計上の“利益”は重要ではありません。CASHというシンボルの「価値」を増やすプロセスの中に「数値」や「価値」の変化によって“利益”というもう一つの「価値」が生まれます。そのような見方はは私が「ナンバーオペレーション」の長年の経験から身につけたことの中で最も大事なことの一つです。

上述の内容について直観的に同じように考えた方はそれは正しいと思います。そして、「ナンバーオペレーション」についての本質的なことを掴まれています。

上述の内容については長い説明が必要です。
今後時間をかけて少しずつお話ししていく予定です。

上述のことについては少し説明が必要です。
「ナンバーオペレーション」で扱っている「数値」や「価値」は長期的な自然の法則に基づいています。それは循環性と連続性です。

“数”(「数値」や価値)の構造に基づいて数学的に正しいといえるオペレーションを長期的に継続して実践していく限り収益は自然ともたらされます。

私は「ナンバーオペレーション」が扱う「数値」や「価値」と量子力学がが関係していると考えています。それついては長い説明が必要なので、ここでは皆さんに興味を持っていたただきたいので量子力学の辞書的な説明に止めておきます。

以下はウィキペディアからの引用です:
「量子力学(りょうしりきがく、英: Quantum mechanics)は、一般相対性理論と同じく現代物理学の根幹を成す理論として知られ主として分子や原子、あるいはそれを構成する電子など、微視的な物理現象を記述する。
量子力学自身は前述のミクロな系における力学を記述する理論だが、取り扱う系をそうしたミクロな系の集まりとして解析することによって、ニュートン力学に代表される古典論では説明が困難であった巨視的な現象についても記述することができる。たとえば量子統計力学はそのような応用例の一つである。従って、生物や宇宙のようなあらゆる自然現象もその記述の対象となり得る。」

“構造”は年に1度あるいは2度、一時的に“歪む”ことがあります。しかし、それは復元力を持っています。問題は、そのようなことが起こるということではありません。それが起きても自分自身が動揺して翻弄されないように構えて(備えて)おくことです。そして、そのような構造上の歪みを利用できるようにすることです。

上記については過去幾度も同様の質問を受けました。
質問者の多くは”構造”の歪みと相場が大変動を結びつけて”相場”を連想させます。
それは私に関する限り、ステレオタイプな質問です。
<ANALYSES OF MATRICES・RECTANGLE/OPERATIONS>に掲げましたので参考にしてください。

やり方は個々人によって違います。なぜなら手持ちの資金量(キャッシュ・・・CASHと言うシンボルの「価値」だとみなすといいでしょう。)が異なるからです。そのため、個々人によって“ゲームのやり方”が自ずと違ってきます。

個々人によって資金の事情で全てをカバーするのは難しいかもしれませんが、可能な限り、120個の“数”(「数値」と「価値」)を利用して多くの異なる種類のオペレーションを実行するように、実行できるような技能を身につけるように努めてください。

120個の”数”を扱い操るということを共通の目標にしましょう。
「ナンバーオペレーション」では「利益」という名の「価値」が”オペレーション”について作り出されるので、それ自体を目標にしません。「120個の”数”を扱い操る」のは私たちとってやり甲斐のある目標です。その過程で多くを学習しそして実利を得るでしょう。

それは一見非効率で面倒に見えるかもしれません。
しかし、長期的には効率性の高く安心して継続して実践できるはずです。

「ナンバーオペレーション」において扱う“数”(「数値」と「価値」)に関するキワードは“循環性”と“連続性”です。それは「マトリックス1」だけでなく「マトリックス2」や「レクタングル」の「数値」と「価値」の全てに及んでいます。

<ANALYSES OF MATRICES・RECTANGLE/OPERATIONS>

例によって、「マトリックス1」から始めましょう。
下に掲げた「マトリックス1」の表では「数値」と「価値」の色分けをしていませんが、わかると思います。表はノートに貼り付けるか書き込むなどして、手にペンや鉛筆を持って自分で記しをつけながら読まれるといいでしょう。そうすることで“数”を能動的に読むことができます。

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
MAR APR MAY JUN JUL AUG
VIXF(6) AUG 16.80
VIXF(5) JUL 16.40 0.40
VIXF(4) JUN 15.75 0.65 1.05
VIXF(3) MAY 15.15 0.60 1.25 1.65
VIXF(2) APR 14.15 1.00 1.60 2.25 2.65
VIXF(1) MAR 12.55 1.60 2.60 3.20 3.85 4.25

先週のレポートにおいてVIX0(=VIXオプション)の執行の仕方を掲げました。
その際に例としてVIXF(6)^VIXF(5)に基づいたVIXO(JUL)10C-1/VIXO(AUG)10C+1の例をあげました。

それは「数値」の連続性と循環性を利用した基礎的なオペレーションです。基礎的なオペレーションといえどバカにできません。それを約半年で1回転、1年で2回転、そして、2年目、3年目というように継続するといいでしょう。

現在、VIXF(6)^VIXF(5)であるAUG^JULはVIXF(4)^VIXF(5)に移行します。VIXF(6)にはSEPが加わります。その時に、VIXO(AUG)11C-1/VIXO(SEP)11C+1を実行します。次に、
VIX0(SEP)10C-1/VIXO(OCT)10C+1を実行します。さらに、VIXO(OCT)11C-1/VIXO(NOV)11C+1・・・・というように継続します。

私は現在VIXO(MAR)10 C-1/VIXO(APR)10C+1を持っていますが、それはAPR^MARがVIXF(6)^VIXF(5)だった時に実行したものです。

そのようなオペレーションの成功の秘訣は根気強さだけです。「数値」及び「価値」の構造が収益を運んでくれます。

“VIXO(JUL)10C-1/VIXO(AUG)10C+1”はJUL^AUGに基づいています。それはJUL(7月)とAUG(8月)というように間隔が1か月のものです。

“間隔が1か月の「価値」”が基本ですが、それに慣れたら、“間隔が2か月の「価値」”にチャレンジしてみましょう。

例えば、AUG^JUNに基づくオペレーションです。

参考)
VIXO(JUN)10C-1 @5.70/VIXO(AUG)10C+1 @6.80
*VIXO(JUN)10C+1を保有している場合は、11Cを利用する。

このようなVIX0を利用したオペレーションを実行する場合は口座を2つ持っていると便利です。10C、11Cというように分けることなく10Cで統一できるからです。
また、法人の場合は、同じ名義で口座を複数保有することができます。

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*<OPERATIONAL MESSAGE>でも同じ例を挙げていますが、理解を確認してください。

OPERATIONAL MESSAGEにおいて「オプションの最大の特徴はそれがキャッシュフローを生む点です。」と述べました。オプションをあらためて学習する必要はありません。“VXX-10”という単純なオペレーションをもう一度見直してみましょう。

VXX-10 @17.00

同時に以下の図を思い出してください。

上記オペレーション(VXX-10 @17.00)によって”Payee”である私たちは170ドル(手数料を除く)を獲得することができます。それは“オプション”を売った後に獲得する「プレミアム収入」と同じようにみなすことができます。“オプション”をご存知ない方は“オプション”を「保険」とみなし、”Payee”を「保険会社」とイメージしてみましょう。170ドルは保険の料金であり、会計学上「営業キャッシュフロー」のようにみなすことができます。

以上をバランスシートに表すと下図のようになります。

“VXX-10”は「ナンバーオペレーション」におけるポジションですが、それを「資産」とみなします。
それから170ドルから造られました。”cash incremental”とは現金の増加分です。同金額が右側のNet Worthに参入されます。Net Worthとは「自己資本」です。

つまり、私たちはVXX-10と言った「ナンバーオペレーション」によって即座に自己資本を増やすことができるのです。

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「マトリックス2」には45個の“数”(「数値」と「価値」)が含まれています。45個の“数”を皆さんはやがて全て使いこなす日が来るでしょう。その時には45個もの“数”を扱うことに面倒さも疑問も感じなくなるに違いありません。

「マトリックス2」を中心にオペレーションに取り組まれている方は、「マトリックス2」に続いて「マトリックス1」の「数値」と「価値」を確認してください。

VXX VIXY VIIX TVIX UVXY VXZ VIXM VIIZ TVIZ
TVIZ 4.94
VIIZ 9.92 -4.98
VIXM 34.49 -24.57 -29.55
VXZ 28.45 6.04 -18.53 -23.51
UVXY 18.90 9.55 15.59 -8.98 -13.96
TVIX 4.13 14.77 24.32 30.36 5.79 0.81
VIIX 5.75 -1.62 13.15 22.70 28.74 4.17 -0.81
VIXY 14.18 -8.43 -10.05 4.72 14.27 20.31 -4.26 -9.24
VXX 17.01 -2.83 -11.26 -12.88 1.89 11.44 17.48 -7.09 -12.07
VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
MAR APR MAY JUN JUL AUG
VIXF(6) AUG 16.80
VIXF(5) JUL 16.40 0.40
VIXF(4) JUN 15.75 0.65 1.05
VIXF(3) MAY 15.15 0.60 1.25 1.65
VIXF(2) APR 14.15 1.00 1.60 2.25 2.65
VIXF(1) MAR 12.55 1.60 2.60 3.20 3.85 4.25

Operational Messageに掲げたような”VXX-10”のようなオペレーションは最も単純な方法でキャッシュを作る効率的な方法にはちがいありません。だからと言って、それに全資金を集中させるようなことはおすすめできません。「数値」の長期的な流れは構造的に決まっていても時に逆行することがあるからです。そのような時に、一つの種類のオペレーションに資金を集中させていればポジションを維持できなくなる恐れがあります。

長く継続してナンバーオペレーションによって作ったキャッシュを蓄積し増やしていくならバランスよく多くの種類のオペレーションを実行することをお勧めします。

「マトリックス2」の9個の「数値」は構造的に全て「漸減数値」です。

皆さんの中に“VXX-10”のように、制度上株式をショート(空売り)するようなアクションを取ることに抵抗を覚える方がいらっしゃるかもしれません。

以前はそのような方にXIVをお勧めしていました。それはVXXと反対の向きに変化するように設計されたインストルメントです。VXX-10の代わりにXIV+10を実行することができます。

現在ではXIVを扱っていません。必要ないと判断したからです。XIVはVXXをベースに人工的に加工して作られた「数値」です。そして、それはVXZ^VXXで代用可能だからです。VXZ^VXXの「価値」はVXZとVXXを組み合わせて加工したものです。

VXZ^VXXの価値はここのところ足踏み状態が続いていますが、構造的に増加します。

VXZ^VXXに基づくオペレーションを実行する際に「価値」をリセットすることです。「価値」をリセットするとはVXZとVXXのキャッシュフローの「絶対値」(プラス、マイナスを省いた値)がほぼ同じになるように数量を調整することです。

参考)
VXX-10 @17.00/VXZ+6 @28.50

-10/+6によってキャッシュフロー上ほぼゼロになりました。
それは事実上VXZ^VXXの価値がリセットされたのと同じです。

上記オペレーションはVXXの漸減速度がVXZのそれより大きいことによって収益をもたらします。

VIXMはあまりに用いてこなかったので、これを利用したいと思います。
VIXM=VXZです。

そこで、余った資金をVIXMとVIXZを利用したデポジットに投入して放置します。

VIXM-10 @34.45 /VIXZ+4 @28.50

これによって230.50ドル(手数料の除く)のキャッシュを作ることができます。
これはそのまま放置します。

このようなデポジットは”VXX-/VIXY+”型と比べると、変化が遅いので、より安心して放置できると思います。当初獲得したキャッシュは口座内に確保されています。このようなデポジットには当面使わない資金を利用します。長期定期預金のつもりで保有します。

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以前小さい「価値」の方が扱い易いと述べました。
大きな「価値」を利用できないことはありません。

VXX VIXY VIIX TVIX UVXY VXZ VIXM VIIZ TVIZ
VIXF(6) 0.21 -2.62 -11.05 -12.67 2.10 11.65 17.69 -6.88 -11.86
VIXF(5) 0.61 -2.22 -10.65 -12.27 2.50 12.05 18.09 -6.48 -11.46
VIXF(4) 1.26 -1.57 -10.00 -11.62 3.15 12.70 18.74 -5.83 -10.81
VIXF(3) 1.86 -0.97 -9.40 -11.02 3.75 13.30 19.34 -5.23 -10.21
VIXF(2) 2.86 0.03 -8.40 -10.02 4.75 14.30 20.34 -4.23 -9.21
VIXF(1) 4.46 1.63 -6.80 -8.42 6.35 15.90 21.94 -2.63 -7.61

上の表において右側から3番目の列の1番上の「価値」“17.69”をご覧ください。
それはVIXM^VIXF(AUG)の「価値」です。

それに基づくオペレーションを実行するには
VIXF(AUG)がVIXF(6)⇨VIXF(5)⇨VIXF(4)⇨VIXF(3)⇨VIXF(2)⇨VIXF(1)と移行していくのに対してVIXMがVIXF(6)⇨VIXF(5)⇨VIXF(4)の中でのみ循環するという構造を理解しておく必要があります。

“17.69”はVIXF(AUG)の「数値」とVIXMの「数値」の差を反映したものです。オペレーションを実行するにあたって数量はいろいろと調整できます。

参考)
VIXO(AUG)10C-1 @6.80 /VIXM +50 @34.45

*VIXO(AUG)10CはVIXF(AUG)の代替です。VIXF(AUG)は16.80なので、VIXMの数量を100の半分の50としました。
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<OPERATIONAL MESSAGE>において以下のことを述べました。

「“構造”は年に1度あるいは2度、一時的に“歪む”ことがあります。しかし、それは復元力を持っています。そのため、“歪み”は一時的な”フェノメノン“(=phenomenon、現象)です。問題は、そのようなことが起こるということではありません。それが起きても自分自身が動揺して翻弄されないように構えて(備えて)おくことです。そして、そのような構造上の歪みを利用できるようにすることです。」

「数値」や「価値」は日々変化を繰り返しています。その変化の中で“歪み”が発生します。“歪み”を必要以上に恐れる必要はありません。“歪み”は「数値」や「価値」の変化の中で起こる“フェノメノン”(現象)です。“アウターサークル”(外界)では株式マーケットの急落や暴落(平均株価の通常以上の激しい下落)が起きた時にマーケットの関係者は騒ぎ立てます。私たちは「ナンバーオペレーション」で扱っている「数値」や「価値」の構造的歪みについてそのようなマーケット変動や騒ぎとは独立してスマートにそしてより自然科学的な(数理的な)目で観察しアプローチすることが望まれます。

下に掲げた表は昨年(2016年)2月11日現在の「マトリックス1」です。昨年の中で構造が最も歪んだ状態のものです。

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
FEB MAR APR MAY JUN JUL
VIXF(6) JUL 24.45
VIXF(5) JUN 24.50 -0.05
VIXF(4) MAY 24.75 -0.25 -0.30
VIXF(3) APR 25.25 -0.50 -0.75 -0.80
VIXF(2) MAR 25.80 -0.55 -1.05 -1.30 -1.35
VIXF(1) FEB 28.15 -2.35 -2.90 -3.40 -3.65 -3.70

下に掲げた表は上記の状態から3営業日後の昨年(2016年)2月17日の「マトリックス1」です。

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
FEB MAR APR MAY JUN JUL
VIXF(6) JUL 23.20
VIXF(5) JUN 23.10 0.10
VIXF(4) MAY 23.10 0.00 0.10
VIXF(3) APR 23.10 0.00 0.00 0.10
VIXF(2) MAR 22.95 0.15 0.15 0.15 0.25
VIXF(1) FEB 23.75 -0.80 -0.65 -0.65 -0.65 -0.55

歪んだ状態とは、
VIXF(1)>VIXF(2)>VIXF(3)>VIXF(4)>VIXF(5)>VIXF(6)
といういうに「数値」の大小の配列が逆転し「価値」が負の数になっている状態をいいます。

2016/2/11現在の「マトリックス1」がまさにその状態でしたが、同年2/17には6個の「数値」
[VIXF(1)/VIXF(2)/VIXF(3)/VIXF(4)/VIXF(5)/VIXF(6)]がほぼ同水準に戻り15個の「価値」のうち5個を除きゼロまたはゼロより大きくなりました。

“歪み”の回復が速いといっても、多くの場合、
“VIXF(1)>VIXF(2)>VIXF(3)>VIXF(4)>VIXF(5)>VIXF(6)”の状態が
“VIXF(1)=VIXF(2)=VIXF(3)=VIXF(4)=VIXF(5)=VIXF(6)”に近い状態に戻り、
再び、“VIXF(1)>VIXF(2)>VIXF(3)>VIXF(4)>VIXF(5)>VIXF(6)”に戻っては
“VIXF(1)=VIXF(2)=VIXF(3)=VIXF(4)=VIXF(5)=VIXF(6)”に近い状態に回帰する・・・といった変化を繰り返し、次第に、通常の、
“VIXF(1)<VIXF(2)<VIXF(3)<VIXF(4)<VIXF(5)<VIXF(6)”
に完全に回復します。

上記の2016/2/11現在の「マトリックス1」をもう一度ご覧ください。
このような「数値・価値」構造の歪みが今後発生するとしても恐れる必要はありません。
「価値」に着目してください。

特に、VIXF(6)^VIXF(5)、VIXF(6)^VIXF(4)、VIXF(5)^VIXF(4)を下さい。

VIXF(2)^VIXF(1)やVIXF(6)^VIXF(1)だけを見れば“歪み”は相当に大きいと感じられるかもしれません。しかし、VIXF(6)^VIXF(5)、VIXF(6)^VIXF(4)、VIXF(5)^VIXF(4)に関する限り“歪み”はほとんどないと言っていいほどです。

構造的な“歪み”は時々起きる現象として理解し必要以上に恐れる必要はないのです。私たちは
120個の「数値」と「価値」から選択的にオペレーションを実行できるのです。大事なことは満遍なく可能な限り多くの「数値」と「価値」に網をかけるように多くのオペレーションを実行し“数”を管理することです。

“数”というと「価値」と「数値」を第一義的に掲げてきましたが、実はその中には、CASHというシンボルの「価値」が含まれます。「ナンバーオペレーション」は手持ちのCASHという「価値」を使い、「数値」や「価値」を対象にオペレーションを実行し元のCASHを長期的に増やしていくことです。
そのCASHという「価値」を守りながら「数値」と「価値」を利用して攻め、そして、CASHを増加させます。120個必要なのはそのためです。

以上を理解した上で、VIXF(6)^VIXF(5)の「価値」に基づくオペレーションをレビューしてみて下さい。

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「レクタングル」に含まれた54個の「価値」は「マトリックス1」と「マトリックス2」のそれぞれの「数値」によって作られた“数”です。そのような“数”を最終的にすべて使いこなすための技能を身につけることを目標にされるといいかもしれません。

そのような54枚の“カード”を使いこなすと上述の構造の“歪み”など気に留める必要もなくなるでしょう。

「レクタングル」の「価値」を操るには“フォーミュラ”の理解とその活用が欠かせません。
下に掲げた表の”-8.33”と”-4.15”に着目してみましょう。

VXX VIXY VIIX TVIX UVXY VXZ VIXM VIIZ TVIZ
VIXF(6) 0.16 -2.65 -11.08 -12.71 2.02 11.73 17.81 -6.90 -11.82
VIXF(5) 0.51 -2.30 -10.73 -12.36 2.37 12.08 18.16 -6.55 -11.47
VIXF(4) 1.21 -1.60 -10.03 -11.66 3.07 12.78 18.86 -5.85 -10.77
VIXF(3) 1.96 -0.85 -9.28 -10.91 3.82 13.53 19.61 -5.10 -10.02
VIXF(2) 2.91 0.10 -8.33 -9.96 4.77 14.48 20.56 -4.15 -9.07
VIXF(1) 4.36 1.55 -6.88 -8.51 6.22 15.93 22.01 -2.70 -7.62

-8.33=VIIX^VIXF(2)
-4.15=VIIZ^VIXF(2)

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
MAR APR MAY JUN JUL AUG
VIXF(6) AUG 16.80
VIXF(5) JUL 16.45 0.35
VIXF(4) JUN 15.75 0.70 1.05
VIXF(3) MAY 15.00 0.75 1.45 1.80
VIXF(2) APR 14.05 0.95 1.70 2.40 2.75
VIXF(1) MAR 12.60 1.45 2.40 3.15 3.85 4.20
VXX VIXY VIIX TVIX UVXY VXZ VIXM VIIZ TVIZ
TVIZ 4.98
VIIZ 9.90 -4.92
VIXM 34.61 -24.71 -29.63
VXZ 28.53 6.08 -18.63 -23.55
UVXY 18.82 9.71 15.79 -8.92 -13.84
TVIX 4.09 14.73 24.44 30.52 5.81 0.89
VIIX 5.72 -1.63 13.10 22.81 28.89 4.18 -0.74
VIXY 14.15 -8.43 -10.06 4.67 14.38 20.46 -4.25 -9.17
VXX 16.96 -2.81 -11.24 -12.87 1.86 11.57 17.65 -7.06 -11.98

そこで、以下の2つのオペレーションを実行します。

VIIX-30 @5.70 /VIXO(APR)11C+1 @ 3.00

VIIX(APR)10C-1 @4.00/VIIZ+50 @9.90

上記の2つのオペレーションについて様々な角度から検討して下さい。
来週引き続き解説します。