no022218
<PART I>
前日のレポートではマトリックス2について述べました。
順番から言えばマトリックス1が先であるべきなのですが、マトリックス2を先にしました。ナンバーオペレーションの実践面ではマトリックス2の実用性が高いからです。マトリックス2の価値はマトリックス1の数値から生まれた副次的な“数”ですが、それはマトリックス1の副産物としてのマネーということができます。ナンバーオペレーションはその副産物を拾い上げるための一連の技術です。
1/17〜1/21のサイクルはこれまで比較的容易にマネーを拾い上げることができた過去のサイクルと比べて一際厳しいサイクルになりました。このような時こそ過去の数字を振り返ってご覧ください。マトリックスはマネーを生み出す機能が損なわれているわけではありません。これまでそうだったようにこれからもマトリックスは多くのマネーを生産し続けます。一つ一つのサイクルが連続する長い期間の中でこのような足踏み状態(構造が歪んだ状態)を受け入れる必要があります。
マトリックス1について述べます。
私がナンバーオペレーションに取り組み始めた2008年はVIXO(VIXオプション)のみを利用していました。今日のマトリックス2のシンボルの価値がまだ開発されてなかったからです。現在ではマトリックス1を主に分析の目的で利用しています。
もちろん、まだVIXOを利用したオペレーションは可能で、それからマネーを生み出すことができます。しかし、VIXOを利用したオペレーションはマトリックス2のシンボルの価値を対象にしたオペレーションとは性質がかなり違います。マトリックス2に含まれた価値はすべてマネーと呼んでいい「完成品」です。一方、マトリックス1の数値は違います。それそのものはマネーではないのです。一次品でありマネーの材料の段階にあります。ここから直接マネーを生み出すのにVIXO(VIXオプション)という特殊な制度や技術を利用します。
下の2つのオペレーションを比べてみましょう。
VIXMAR−1 @1840
VIIX−100 @18.50
“VIIX−100 @18.50”が1850ドルのキャッシュフローを生むのに対して、“VIXMAR−1 @1840”はそれ自体キャッシュを生みません。“VIXMAR−1 @1840”は実際には”VIXMAR18C−1/18P+1”としてVIXOを利用して実行します。18Cの価格と18Pの価格に基づくわずかなキャッシュの出入りがありますがほとんどキャッシュが動きません。会計学の専門用語を用いると、VIXOを利用したオペレーションは完全にオフバランシシートなのです。本来あるべき1840ドルのキャッシュフローが表に出てこないのです。これがマトリックス1の数値に基づくオペレーションを難しくしています。
私がマトリックス1の数値に基づくオペレーションについて、”VIXMAR−1 @1840”とマトリックス2のシンボルの価値を対象にしたオペレーションになぞって表記するには本来あるべきキャッシュフローを意識させたいからです。
マトリックス1の数値に基づいてVIXOを利用するオペレーションはVIXOを好む方だけが実行してください。VIXOを利用したオペレーションは特に実行しなくて結構です。そのため、本レポートではVIXオプションについてほとんど解説を加えません。
マトリックス1を対象にしたオペレーションの多くはマトリックス2でカバーできません。ただし、マトリックス2のシンボルの価値は限月による制度上の区切りがないので、マトリックス1のように限月を利用したオペレーションの一部を実行することができません。このオペレーションについてはマトリックス2専門の方も興味を持たれると思いますので別の機会に取り上げて解説します。
マトリックス2専門の方もマトリックス1を分析用に利用してください。
マトリックス2の価値はマトリックス1から生まれた副次品として“数”であり“マネー”です。マトリックス1の数値構造を知ることなくマトリックス2のオペレーションを実行することはできません。
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