money and credit
前日「バランスシート」について述べました。
オプションを利用する目的は「バランスシート」の拡大にあります。豊になるには「バランスシート」を大きくする必要があるのです。オプションの機能やしくみがそれに役立ちます。
私は以前“オプション”を“マネー”のように扱っていると述べました。
そのことについてもう一度考えてみたいと思います。
すべての“マネー”は信用です。しかし、すべての信用が“マネー”であるわけではありません。その違いは、譲渡可能かどうかにあると思われます。例えば、IOU(借用書)は、それが二当事者間だけの契約(約束)である限りは、融資でしかありません。それは“信用”には違いありませんが、“マネー”ではないということです。
以上から、“マネー”は信用以外の何ものでもないのですが誰でも好きなように作れるわけではないということがわかります。
“オプション”はどうでしょう。私は“オプション”について“マネー”を生み出すインストルメント(装置)のようなイメージでみています。“オプション”は取引者間の信用に基づいています。また、「オプションの売り手」(キャッシュの受け手)と「オプションの買い手」(キャッシュの出し手)という構図でみれば二当事者間だけの契約(約束)にすぎません。しかし、取引所において取引されているオプションは単なる「二当事者間だけの契約(約束)」ではないのです。オプションが期日を迎えて失効していない限り譲渡可能な信用だということです。
私が“オプション”を“マネー”のように扱っているのは以上がその根拠です。