Matrix (2)

発行日:2016年12月07日

私は自分自身の「数のオペレーション」についての長い経験からある種の結論としての持論を持っています。それは、「数のオペレーション」をモノにするには“相場的な見方”あるいは“相場的なアプローチ”を徹底的に排除するということです。同時に、第三者に対する私の指導経験もそのような持論を支持しています。

“相場的な見方”あるいは“相場的なアプローチ”に支配された人は「数のオペレーション」を実行して一時的に大きな成功を収めても長く続かないのです。「数のオペレーション」では連続性のある数値の変化とその関連性や有機的なつながりからキャッシュを作り収益をあげます。それは“相場”(株式投資や株式トレード)の世界の「売り・買い」の行為とは本質的に異なるのです。

“相場的な見方”あるいは“相場的なアプローチ”が何を意味するのかについて端的に表現すると、それは単独の数値の縦の運動(変動)を着目しそれに基づいたアクションを取ることです。株価の上げ下げを見るように数値の変化を追うと長く続きません。「数のオペレーション」で重要なことは長く根気強く継続することです。数値の構造が利益を運んでくるので株価変動の波に乗るように単独の数値を相手にアクションを取らないことです。

比較的最近入会された方には特に注意を促したいと思います。株式投資や株式トレードのご経験があるなら一度そのようなご経験を忘れていただくことが求められます。

人は一般に一度身につけた習慣や考えを捨てるのは容易ではありません。
そこで、数値の変化を縦に見る形式の表を掲載しないことにしました。

VIXFのマトリックスから人工的に作られたのが
VXX/VXZ/VIXY/VIXM/VIIX/VIIZ/VMAX/UVXY/TVIX/TVIZです。

それらはすべて「漸減数値」です。
「漸減数値」について単独でマイナスオペレーション(=売り)を実行しても利益を上げることが可能です。しかし、習い始めの段階で“アベレージング”などの技法を学ぶ目的で投下資本を限定して”VXX-“や”VMAX-“など単独の数値のマイナスオペレーションを実行してもいいですが、一定の段階を過ぎて数量を増やして本格的にオペレーションを実行する場合、「組合せ」のオペレーションを実行し数値の横のつながりを見る習慣を身につけるように努めてください。

下の表は
VXX/VXZ/VIXY/VIXM/VIIX/VIIZ/VMAX/UVXY/TVIX/TVIZ
の数値群のマトリックスです。

この数値の配列を自分の好みに変えてもかまいません。
どうかご自分の好きなように変えて見やすいように、また、オペレーションがしやすいようにしてください。

picture1

私は上記のマトリックスをエクセルで作成し、それを方眼ノートに日々手書きしています。
そのようなことを長くやっているとマトリックスの数値の変化から様々なことが見えてきます。
そのようなマトリックスを手書きしたノートには様々な記しをつけて「数のオペレーション」のための道具として活用しています。

それぞれの数値は日々VXXからTVIZに向かって横に右から左へと見て各数値に目を通します。次に、TVIZからVXXに向かって横に左から右へと見て各数値に目を通します。これをすることで少なくとも二度ずつ各数値を見ることになります。それをやっているとなんとなく日々の数値が頭の隅に記憶されていき、数値の変化の流れがわかってきます。

さらに、それらの数値とVIXFのマトリックスの数値を一緒に日々見ていくとつながりが見えてきます。ここまでくると「数のオペレーション」の虜になる自分に気づくはずです。それは技能が一段階向上したことを示唆しています。

VXX/VXZ/VIXY/VIXM/VIIX/VIIZ/VMAX/UVXY/TVIX/TVIZ
の数値について簡単に説明を加えます。これは以前説明しましたが、理解を整理してみましょう。

各数値の水準は違いますが、概ね内容(VIXFの数値との関連性)から以下の関連性が成り立ちます。
VXX=VIXY=VIIX
VXZ=VIXM=VIIZ
VXX✖2=UVXY=TVIX
VXZ✖2=TVIZ

上記の関連性を利用して比較的安全にキャッシュを長期的に製造し収益を上げることができます。

表を掲載しました。