mar 2016 no1

発行日:2016年03月03日

<OCFCウィークリー通信>

私たちはこれまで以上に取引上の技術的なことに踏み込んでいきます。
ただし、てっとり早く儲けようと一目散に<ストラテジー>の取引参考例に飛び込まないでほしいと思います。はやる気持ちを抑えてください。

この“事業”(←“トレード”や“株式投資”の類と同列に置かれる“オプショントレード”と区別するために“事業”という言葉を用います。そして、私たちはその“事業”を遂行するという意味で“事業家”です。)のしくみやメカニズム(“からくり”)を徹底的に掘り下げて追究することが肝要です。

“トレード”のようなゼロサムゲームではありませんし、私たちは同じグループ内で競い合っているわけでもありません。だから、自分のペースで“事業”に取り組んでください。誰もが同じ目的に向かって進んでいけます。

「オペレーションA」は表面的には“トレード的”に見えます。
それは私の意図していることではありません。
そして、私の意図していない方向に皆さんが向かってしまう可能性を懸念して私は「オペレーションA」を取り上げるべきかずっと悩み続けてきました。
しかし、「オペレーションA」なしに私たちの“事業”は貫徹しないし、それは表面的には“トレード的”に見えるものの、一方で「コインの裏側」を把握するには避けることのできないものだと感じるようになりました。

そこで、「コインの表側」と「コインの裏側」についてあらためて説明します。
「コインの裏側」は一般の人たちが耳にしたり目にしたりする相場やそれに関するニュースや材料によって支配されている世界を意味します。一方、「コインの裏側」とはそのような表側の世界を支配している仕組みや構造を意味します。

それを「オペレーションA」に関連づけて見てみましょう。
「オペレーションA」の中心的な概念はボラティリティ指数(VIX)とタームストラクチャーです。いずれも“数”によって作られた仕組みと構造です。VIX指数は米株価指数S&P500のオプションの部品の一つというべきインプライドボラティリティ(IV、オプションプレミアムの理論値を算出するモデルに含まれた要素の一つ)をベースにした指数です。同指数そのものは取引できないので取引できるように商品化されたものはVIXフューチャーズ(先物)です。VIXフューチャーズの各限月の価格(先物価格)はS&P500オプションの期間別のIVに連動するように設計されています。“タームストラクチャー”はそのようなVIX先物の各限月の価格の結んで関連づけたものです。