making of “options as a business”

発行日:2016年03月10日

これまで私の述べてきたことがどれだけ多くの人たちに支持されているのか実際のところ私にはわかりません。しかし、“事業”としてオプションに取り組みたいと言って私の主宰しているクラブの門を叩く人たちは私の当初の予想を遥かに超えて多いというのが私の実感です。

私は従来の金融商品としてのオプションの取引の概念を大きく変えました。そのような説明は私の著書を含めたオプションに関するどの著書にも学術的な文献にも述べられていません。私はオプションを株式、通貨、商品というようなはっきり形がわかる(みえる)金融商品として扱っていないのです。

オプションはデリバティブズの一つで概念、しくみ、構造を含んでいます。
敢えて形あるものとしてイメージするなら「スワップ取引」が私の頭の中に描くイメージに重なります。

そこで私がオプション取引についてこれまで“事業”と呼んできたものについて言及したいと思います。オプション取引を教科書通り(一般に理解されている教科書の中で述べられている通り)の金融商品の取引として理解したりイメージしたりして実践に取り組むと、私たちはもはや“事業”とは呼べない“相場”の世界に身を置くことになる恐れがあります。

じぎょう【事業】とは、「生産・営利などの一定の目的を持って継続的に、組織・会社・商店などを経営する仕事」という意味です。

人によってさまざまな見方や意見があるでしょうが、“相場”として金融商品の売り・買いによってキャピタルゲインを稼ぐマネーゲームを皆さんは“事業”としてとして取り組むことができるでしょうか。私は自分自身が取り組できたストラテジーを「生産・営利などの一定の目的を持って継続的に、組織・会社・商店などを経営する仕事」として皆さんに紹介してきましたし、これからもそうです。わ皆さんが参加されている当クラブは“事業家クラブ”であり、私自身もそのクラブの会員なのです。

オプション取引を”事業“(=「生産・営利などの一定の目的を持って継続的に、組織・会社・商店などを経営する仕事」)として扱うために、”オプション“に対する定義や見方を、その本質に基づいて根本的に変えることにしたのです。「スワップ取引」のイメージ図を掲げたのもそのためです。その図をもう一度眺めてみてください。そして、私たちがサービスを提供している事業家であることを意識してみましょう。提供するサービスの対価として私たちはフィー(キャッシュ)を得ているのです。同時に、「スワップ取引」はいわば”マネー製造機“の役割も果たしています。

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