long-term options and volatility

発行日:2016年01月25日

引き続き“ボラティリティ”について述べます。

以下の件(くだり)は拙著『数字の変化が映し出す投資の原則』からの引用です。
「マーケットに参加していると、日々のマーケット変動に翻弄されがちだ。オプションでは日々の価格の変動ではなく、その“仕組み”から利益を得るというところに着目すべきだ。
 その中で私が最も重視しているのは、ボラティリティとタイムバリュー(時間価値)である。ボラティリティが増加すると、オプションのタイムバリューが増える。タイムバリューは文字どおり時間がもたらす価値で、残存期間が長いオプションほどこの価値は大きいのだが、その価値をボラティリティの増加がさらに押し上げるのだ。」

さらに、それは以下の重要なメカニズムの説明につながっている。
「このようなメカニズムを利用するために、私はオプションマーケットの平均ボラティリティが増加すると、期間の長いオプションに注意を払う。そのような状況下では、期間の長いオプションのほうがオプション価値がより大きくなるからだ。計算してみると分かるが、オプションの持つ時間価値は非常に大きい。オプションの世界では、その貴重な時間は、具体的に金銭的な価値をもっているのだ。その価値を高めるもう一つの重要なメカニズムが、インプライドボラティリティである。」

「価値」という場合、それは必ずしも経済的(金銭的)価値を意味するわけではありませんが、私は仮想空間の“マネー”をしばしば“価値”という言葉に置き換えて使います。

上述については、別途解説を加えます。

APPENDIXを掲載しましたので、引き続きログイン画面をご覧ください。