how was dollar made “dollar” ?
前回「改めて、この空間について知る必要がありそうです。“マネー”のカラクリに関係があるように思われるからです。」と述べました。
そこで、ボラティリティの関連した述べた仮想空間の価値の話からちょっと離れて「ドルはいかにしてドルになったのか」ということについて考えてみたいと思います。“マネー”に伴う価値がどのように生まれるのかについて考えてみたいのです。
ドルがアメリカ合衆国の貨幣として同国議会で認められたのは1792年でした。そして、当時それは「純銀371 1/4グレーン(24.057グラム)のコイン」と規定されていました。ドルは重金属でできた貨幣だったのです。
さて、ドルは当時銀という商品によって定義されましたが、すべての貨幣が商品貨幣の形で発行されたわけではありませんでした。政府は金庫にある銀と金を裏付けにした紙幣も発行しており、紙幣の保有者は、一定額の本物の銀と金と交換することができたのです。
一方で、政府は「この紙幣は一定量の金または銀と交換できる」と書かれた紙切れをいくらでも発行することができました。紙幣の所有者が一斉に金や銀と交換しないことを前提に、政府はそれの金属の保有量と比べてより多くの貨幣を流通させることができました。
その時点で、ドルは「仮想通貨」だったといえます。それを支えていたのが政府に対する信用でした。
以上の話は欧州の銀行の歴史に似ています。また、そのような話には今日の“マネー”やデリバティブズ“(オプションは”デリバティブズ“の一つ)を考える上で非常に重要な情報が含まれています。