FRB and Money

発行日:2015年04月08日

基軸通貨である米ドルに言及しました。
そこドル紙幣を発行(印刷)している米国の中央銀行に相当するFRBについてお話しします。

ドルを独占的に発行できるFRB、すなわち、米連邦準備委員会は1913年に設立されました。
FRBには謎が多いとされています。
第一にFRBは政府銀行ではなく、民間銀行です。FRBの“F”は”Federal”(「連邦」の意味で、米国は州(「国」の意味)から成り立つ連邦国家です。)から来ています。この言葉は実に紛らわしいのですが、FRBは連邦銀行ではなく民間銀行なのです。

事実、FRBへの出資者は、米国政府ではなく、米国では伝統のある民間銀行です。そのため、FRB設立の経緯と本当の事業目的は謎めいていると言われてきました。例えば、FRBの出資者である株主とその株主への資金提供者を辿ると欧州のロスチャイルド家や米国のロックフェラー家に行き着くようです。

上述のようにFRBは民間銀行であるにもかかわらず、ドル紙幣の発行(印刷)や金融政策はFRBの株主ではなく、FRS(連邦準備制度)の理事会が決めています。さらに、興味深いことに、FRSの議長は、株主ではない米国大統領が指名し議会承認を経て就任することになっています。

以上の話を紹介したのは、ドルと世界の金融を牛耳る米FRBを知ることで“マネー”の正体に迫りたいからです。それを知ることは“デリバティブズ”の本質を知ることにつながると考えられます。そして、忘れてほしくないことは、オプションはその“デリバティブズ”の一部だということです。