essence

発行日:2015年04月24日

前回、前々回と「バーチャル」という言葉を紹介し、さらに、言葉の重要性に触れました。
理屈っぽく聞こえたかもしれませんが、決して表面的な理屈を述べる意図はありません。オプションの実践を学習するとき、その目的は利益をあげることなのでオプション取引の戦略や取引の技術的なところに注力しがちです。あるいは、それらが最も大きな興味や関心の対象になりがちです。プロのオプショントレーダーならそれでいいだろう思います。しかし、“トレード”という厳しいゼロサムゲームの世界では参加者の多くはオプションをモノにできません。ゲームの性質がそれを著しく困難なものにしているからです。

私はそのようなゲームから離れて本質を知る目的で、「バーチャル」という言葉を紹介し、さらに、言葉の重要性に触れたのです。それを知ることが「プロのトレーダー」以外のごく普通の人(=高度な取引技術や知識を身に付けていない人)にそれ(=オプションを“モノにする”こと)を可能にさせると信じられる根拠があるからです。

そこで普段私が使い耳にしている「本質」という言葉について考えてみたいと思います。

本質とは、あるものがそのものであると云いうるために最低限持たなければいけない性質をいいます。 もしくはそうした性質からなる理念的な実体をいう場合もあります。しかし、このような説明で分かりにくいと思われます。そこで、辞書的な意味をまず押さえたいと調べてみると、以下のような説明がありました。

1物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿。「―に迫る」「―を見きわめる」
2哲学で、存在するものの基底・本性をなすもの。
㋐偶有性に対立し、事物に内属する不変の性質。
㋑実存に対立し、そのもののなんであるかを規定し、その本性を構成するもの。
3論理学で、思惟の対象を定義する諸限定。類・種のごとき普遍をさす。→実体→属性→本体本体(ほんたい)実体(じったい) ⇒類語辞書で詳しい使い方を調べる

以上の理解した上で、今度は皆さんに以下についてもう一度思考を巡らせていただきたいと思います。

  • オプションの本質
  • マネーの本質