Concentrate on what you can put under control

発行日:2016年03月14日

先週は“事業”に言及しました。
引き続き、今週は、“事業”についてお話しします。

ある会員の方がこのように述べられているのを耳にしました。
「オプションの“事業的アプローチ”に取り組むようになってから事業が面白くなった。もはや“相場”の世界には戻れない。」

このアプローチに取り組まれている会員の多くの方々は、“事業”を意識するしないにかかわらず、潜在意識の中で事業に対する強い意欲を持っていらっしゃると思います。会社や店のオーナーや個人事業主として経営を行っている方々以外の方々は事業についてある種の憧れのようなものを持っていらっしゃるかもしれません。

“事業”がなぜ魅力的なのか、そして、オプション取引の実践に事業家としてアプローチするように私がこれまで幾度も繰り返し述べてきたのはなぜか・・・そのようなことについてお話しします。以下に述べることはオプション取引をする上で実践上の技術にも関係のある大事なことです。

“相場”がほとんどの人たちにとってなぜ事業として成り立たないのかというと、一言でいえば、コントロールが利かないからです。“相場”とは完全に第三者を相手にするゲームです。株価やボラティリティなどの外部要因を相手にして変動の波を利用してうまく(タイミングよく)売り・買いすることよってキャピタルゲインを稼ぐのが“相場”です。そのような“ゲーム”は実践者の技能に関係なく構造的に(仕組み的に)誰もが儲けられるように設計されていません。

以下は“Simple Keys to Creating the Success You Desire”( by Jim Donovan)からの引用です。
「モノの値段の大部分は自分で決めることはできない。
(中略)
モノの値段は決められなくても、周囲の状況が自分に与える影響なら、自分で変えられる。犠牲者でいるのをやめ、自分の力を取り戻し、運命をその手に握ろう。
 これは、もちろん簡単ではない。しかし、人生を自分でコントロールしていると感じるためには、とても大切なことだ。コントロールしているという感覚は、幸福感に大きな影響を与える。」

上記の内容は私たちの“事業”とどのような関係があるのかと思われるでしょう。事業家にとっての魅力は自分ですべてをコントロールできる立場にいることだと思います。事業家である私たちは誰かに取引やプランを指図されることはありません。自分のボスは自分であり自分がすべてをコントロールし管理します。

ここでのキーワードは“コントロール”です。
コントロールできることに集中します。UAV(“株価”)やボラティリティをコントロールすることはできません。しかし、コントロールできないものに対応してキャッシュフローをコントロールすることはできます。実は、オプション取引の事業的アプローチはそのようなコントロール可能なことを巧みに行うことが成功カギを握っているのです。そして、そのようなコントロールは誰にでも可能です。

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