Concentrate on numbers and values “as of now” !!

発行日:2017年02月13日

「ナンバーオペレーション」は「数値」や「価値」の変化の波に乗って利益を上げるという“マネーゲーム”ではありません。それは“相場”(「トレード」や「スペキュレーション」などと称される価格変動の波(上げ・下げ)を利用して利益を上げようとする試みの一切を意味します。)とは本質的に異なります。VIX010C-1/VIX010C+1やVXX-/VXZ+あるいはVIXO10C-1/VIIZ+ などのオペレーションは“相場”の世界で知られている「スプレッド取引」とは違います。

「ナンバーオペレーション」で重視すべきはそれぞれの「数値」や「価値」の構造(成り立ち、仕組み)及び性質とそれら有機的なつながりを深く理解することです。それらはランダムに変化する株価や商品の価格とは異なります。

それぞれの「数値」や「価値」のヒストリカルデータを見ても「ナンバーオペレーション」では役に立ちません。繰り返しますが、「ナンバーオペレーション」は「数値」や「価値」の変化の波に乗って利益を上げるという“マネーゲーム”ではないからです。

「ナンバーオペレーション」では個々のオペレーションを実行するたびに扱う「数値」や「価値」の論理的なつながりを確認することです。私は「ナンバーオペレーション」の実践について数学の論証問題(証明問題)を解くようなイメージを持って臨んでいます。個々オペレーションを実行する際に執行する前からそれが利益になることを当初からイメージしています。その背景が“論証問題”の解法です。「ナンバーオペレーション」を“思考のゲーム”だと呼んだとはそのような理由からです。

「ナンバーオペレーション」と「ポーカー」の間には多くのアナロジー(類似性)を見出すことができます。以前紹介した”Decide to Play Great Poker” (by Annie Duke/John Vorhaus)には「自分のアクションに理由を持て」と述べられています。同様のことが「ナンバーオペレーション」に言えます。それぞれのオペレーションを実行する時に必ず自分で理由を持つことです。「ナンバーオペレーション」の場合は、ポーカーより一歩進んで、そのオペレーション(アクション)がなぜ利益になると確信できるのかという理由です。数学的論証問題というと難しく聞こえるかもしれませんが、要するに、「“数”の謎解き」です。

「ナンバーオペレーション」では扱う「数値」や「価値」のヒストリカルデータより“今現在(as of now)”が大事です。「数値」や「価値」の“今現在”の並び(配列)・数値条件(状況)をよく見て“未来の数値条件(状況)”を類推します。最近入会された方もヒストリカルデータがないなどと心配する必要はありません。“今現在”に集中してください。

以下の3つの表が2/10現在の数値・価値の条件(状況)を表しています。
ここから可能な限り多くのことを読み取ります。

17.40
16.70 0.70
16.05 0.65 1.35
15.15 0.90 1.55 2.25
13.35 1.80 2.70 3.35 4.05
11.80 1.55 3.35 4.25 4.90 5.60
5.54
10.41 -4.87
36.41 -26.00 -30.87
30.06 6.35 -19.65 -24.52
21.91 8.15 14.50 -11.50 -16.37
4.76 17.15 25.30 31.65 5.65 0.78
6.15 -1.39 15.76 23.91 30.26 4.26 -0.61
15.16 -9.01 -10.40 6.75 14.90 21.25 -4.75 -9.62
18.21 -3.05 -12.06 -13.45 3.70 11.85 18.20 -7.80 -12.67
0.81 -2.24 -11.25 -12.64 4.51 12.66 19.01 -6.99 -11.86
1.51 -1.54 -10.55 -11.94 5.21 13.36 19.71 -6.29 -11.16
2.16 -0.89 -9.90 -11.29 5.86 14.01 20.36 -5.64 -10.51
3.06 0.01 -9.00 -10.39 6.76 14.91 21.26 -4.74 -9.61
4.86 1.81 -7.20 -8.59 8.56 16.71 23.06 -2.94 -7.81
6.41 3.36 -5.65 -7.04 10.11 18.26 24.61 -1.39 -6.26

オペレーションの例を紹介する時にその解説の一部にグラフを掲載しています。グラフは過去の変化を確認することが目的で掲げているのではないのです。それぞれのオペレーションにおいて扱う「数値」や「価値」の性質を確認するのが目的です。それによって“今現在”の「数値」や「価値」を対象に実行するオペレーションが収益を生むことを確信するのです。

グラフは省くことができます。グラフは「ナンバーオペレーション」を実行するための必須の道具ではありません。オペレーションの実践者である自分の頭の中でイメージできれば十分です。私は単に説明の一環として掲げています。