aerial

発行日:2015年04月16日

4/13付のオプション通信で「架空の預かり証」の話に触れました。
「架空」とは「実在しない、実存しない、存在しないということ。」という意味です。それを英語でいうと“fictitious”、”fictional” あるいは”imaginary”が相当します。「架空の(フィクションの)」「想像上の」という訳語が当てはまる言葉です。ですが、私のイメージでは“aerial”という言葉が合います。それも「架空の」という意味ですが、「空気の」という意味がエティモロジー(語源)にあります。

いずれにしても、意味は「実態のない」ということを意味しています。
以前にも述べた通り、私は“マネー”を“デリバティブズ”としてイメージしています。そして、それは「架空」なのですが、英語の“aerial”がぴったりです。中央銀行が印刷している紙幣は物理的に”紙“(ペーパー)として存在しています。しかし、それは”aerial”なのです。そのペーパーには何の裏付けもないからです。つまり、中央銀行は文字通り「空気」(“aerial”は「空気」を意味する”air”から来ています。)から信用(=”マネー“)を創造しているのです。

“デリバティブズ”は「金融派生商品」と訳されていますが、言葉自体に本質的な意味は含まれていません。“デリバティブズ”の本質は「信用」です。“デリバティブズ”取引とは信用をベースした約束でしかありません。それもまた“aerial”なのです。

以上の話を整理してみましょう。オプションと関係があることがわかるはずです。