“Yardstick” for “Numbers” (1)

発行日:2017年02月21日

「ナンバーオペレーション」で扱う120個のすべて「数値」と「価値」について大小の科学的(数学的・物理学的)根拠はありません。しかしながら、矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、「オペレーション」の拠り所は科学的(数学的・物理学的)根拠または思考及び手がかりを基にいます。
オペレーションを実行する前にそれがなぜ利益を生むのか、それを実行してポジションを維持する理由、数学的な正しさ(論理性)を確認します。

“「ナンバーオペレーション」で扱う120個のすべて「数値」と「価値」について大小の科学的(数学的・物理学的)根拠はありません。”と述べました。「マトリックス2」の9個の「数値」はすべて人工的にVIXF(1)〜VIFX(6)の数値が作られたものなので、「マトリックス1」なしでは存在できません。「マトリックス2」の36個の価値は同マトリックスの9個の数値の組合せによって作られたものなので同様に「マトリックス1」なしで存在できません。さらに、「レクタングル」の54個の「価値」は「マトリックス1」の6個の「数値」と「マトリックス2」の9個の「数値」の組合せなので「マトリックス1」なしで存在できません。

要するに、「ナンバーオペレーション」では、120個のうちどの「数値」や「価値」を対象にしたオペレーションを実行するにせよ、「マトリックス1」の6個の「数値」を観察するところからすべてが始まります。

そこで、あらためて「マトリックス1」をご覧ください。

VIXF(1) VIXF(2) VIXF(3) VIXF(4) VIXF(5) VIXF(6)
MAR APR MAY JUN JUL AUG
VIXF(6) AUG 16.90
VIXF(5) JUL 16.55 0.35
VIXF(4) JUN 15.80 0.75 1.10
VIXF(3) MAY 15.15 0.65 1.40 1.75
VIXF(2) APR 14.35 0.80 1.45 2.20 2.55
VIXF(1) MAR 13.15 1.20 2.00 2.65 3.40 3.75

まず、VIXF(1)〜VIXF(6)の6個の「数値」(13.15/14.35/15.15/15.80/16.55/16/90)をご覧ください。

それら6個の数値の違いは何から来ているのでしょうか。
VIXFはもともと“インプライドボラティリティ”(「予想変動率」)と呼ばれるオプションの要素から来ています。「ナンバーオペレーション」ではそれを数学や物理学の概念の「期待変化率」として扱っています。(1)〜(6)は期間の長さの違いを表しています。期間の長さの違いがそれら6個の数値の違いとして反映されています。

それら6個の「数値」の中で最小の”13.15”がさらに小さくなるとしたら、下限はあるのでしょうか。あるいは、それら6個の「数値」の中で最大の”16.90”がさらに大きくなるとしたら、上限はあるのでしょうか。

「価値」についてはどうでしょうか。
上の「マトリックス1」に含まれた15個の「価値」の中で最小の”0.35”がさらに小さくなるとしたら、下限はあるのでしょうか。あるいは、それら15個の「価値」の中で最大の” 3.75”がさらに大きくなるとしたら、上限はあるのでしょうか。

結論を先に言いますと、それらについて科学的(数学的・物理学的)に完全にこれが正しいと言い切れるだけの根拠はありません。それらについての“ヤードスティック”(yardstick: 判断の基準)は「ナンバーオペレーション」が扱う対象物の変化率の正常とされる範囲です。

次回、“ヤードスティック”について述べます。