VIXF Matrix
「数のオペレーション」を実行する上で最も重要な道具は「マトリックス表」です。
「投資」でもなく「トレード」でもない「数のオペレーション」をものにするには数値の扱いに慣れることです。数値を扱うには、個々の数値を単独ではなく他の数値と関連付け観察しそして同時に関連付けて複数の数値を組み回せてオペレーションを実行することが肝要です。
“VXX-10“や”VMAX-10”といった単独の数値を扱ったオペレーションを、特に、習い始めの段階の方々に向けて紹介しました。しかし、数値の扱いやオペレーションの基本をおぼえたら、努めて複数の数値の組合せによるオペレーションを実行し、最終的にすべての数値を扱えるだけの技能を身につけて本格的なオペレーションの実践者になることを目指してほしいと思います。根気強く継続して取り組むことで誰でもできるようになれます。
常に憶えておいてほしいことは、私たちの扱う数値の構造が最終的に利益をもたらすということです。そのような数値の不思議な構造や性質をオペレーションを実践し続ける限り片時も忘れないことです。
まず、下表をご覧ください。
これはVIXFのマトリックス表です。
VIXオプションを利用したオペレーションを紹介しましたが、VIXオプションを一切扱わず「新型オプション」のみに集中されている方もVIXFの数値のマトリックス表を参考にしてください。他の数値群(VXX/VXZ/VIXY/VIXM/VIIX/VIIZ/MNAX/UVXY/TVIX/TVIZ/SVXY/XIV/VMIN/ZIV)はすべて数学的概念に基づいて人工的にVXIFの数値及びその組合せから造られたものであるということを思い出してください。
同表に含まれた数値のうち赤色の文字で書かれた数値はVIXF(VIXフューチャーズ)のDEC(12月)からJAN(1月)までのものです。DECは今月第三水曜日を過ぎると消滅します。そして、DECの位置にJANが、JANの位置にFEBが、さらに、FEBの位置にMAR、MARの位置にAPRが、APRの位置にMAYが次々と移行します。そして、最後のMAYの位置にJUNが新たに加わります。
現在のマトリックスの構造に変化がなければVIXFのそれぞれの数値は減少します。DEC〜JANの間の数値をご覧ください。それらはそれぞれのVIXFの数値の差です。”DEC〜JAN”は一般的記号としては”VIXF(1)〜VIXF(6)”と表記されます。
VIXF(1)〜VIXF(6)の間にあるそれぞれの差を表す15個の数値は通常正(プラス)の値です。それらの数値はゼロまたは負(マイナス)の数値になるケースもありますが、長くは続きません。それが長く続くと金融システムが機能しなくなる恐れがあるからです。
上記マトリックス表については赤文字で表記したVIXFの数値以上に、VIXF(1)〜VIXF(6)の間にある差の数値全体に目を通してみましょう。マトリックス表の数値構造とその変化、数値の流れが感じられるようになります。
「マトリックス表はまるで生き物である。」・・・皆さんもそのように感じられるようになるでしょう。
その“生き物”は一生付き合うだけの価値があります。その“生き物”は私たちの生活や事業のためにおカネを生んでくれます。
“VIXF(6)-VIXF(1)”や”VIXF(2)-VIXF(1)”(上表では、それぞれ”MAY-DEC”、”JAN-DEC”に相当。)を指標として利用していると述べました。それ以外の数値やそれらの数値の変化及び流れにも着目してみましょう。それらが継続的に時間をかけて大きな価値を生み出していることに気づくでしょう。それは他の数値群(VXX/VXZ/VIXY/VIXM/VIIX/VIIZ/MNAX/UVXY/TVIX/TVIZ/SVXY/XIV/VMIN/ZIV)
にも影響を与えています。
