“reverse split” and how you can make money out of it….

発行日:2016年07月27日

数の有機的なつながりについて述べました。
“有機的”とは「有機体のように、多くの部分が緊密な連関をもちながら全体を形作っているさま。」を言います。VIX指数とVIXFからなるタームストラクチャーがまさに有機的構造を思っているわけですが、それらの“数”はVXX/VXZ/VIXY/VIXM/UVXY、さらに、SVXY/TNA/FAS、SPXS/TZA/FAZの各数値とも有機的に繋がっています。

それらの数は全体の有機的構造として「小宇宙」を形作っています。

「オペレーションB」に絞って実践されている方もいらっしゃると思いますが、上記のことを少しずつ学習していっていただきたいと思います。

「小宇宙」とは“仮想現実”(“仮想現実”という言葉がピンとこないようでしたら、「情報空間」という言葉に置き換えてもいいでしょう。)を暗示しています。ここに金融の本質やマネーの正体が隠されています。「オペレーションB」を私はある意味でそのような“仮想現実”(情報空間)と“現実”(物理的空間)のつなぎ役として扱っています。そして、「オペレーションB」を専門に実践している方も「オペレーションA」が扱う“数”の構造を理解しないことには“B”自体の理解に限界が生じます。それは当然実践に影響を与えます。

さて、数の凄さや思考(概念)の凄さをあらためて感じていただきたく、以下のことについて説明します。

昨夜(日本時間7/25)、VIXY とUVXYについてリバーススプリットがそれぞれ5:1の比率で実施されました。

リバーススプリットとはこういうことです。
まず、VIXYを例にあげます。
VIXYの7/22の“UAV”(“株価”に相当しますが、VIXYは数学的概念に基づいて作られたインストルメントなので私は”株価“とは呼ばず”UAV” =Underlying Asset Valueと呼ぶことにしています。Valueとは通常「価値」という意味ですがここでは単に「数値」という意味です。)は7.40ドルだったとします。

この数値(”UAV”)を基に5:1のリバーススプリットが実施された場合は、
“UAV”は7.40ドルから37.00ドルに増加します。

問題は次のことです。
VIXY”0-C”-1 @7.40のオペレーションを同スプリットの直前に行ったとします。
(”O-C”とは「ゼロコール」のことで「”0-C”-1」は“-100shares”を意味します。)

“UAV”が5倍に引き上げられた一方で、数量(shares数)5分の1に減少します。
つまり、
「VIXY”0-C”-1 @7.40」は「VIXY”0-1”-0.20 @37.00」(=VXIY-20shares @37.00)
に変わるということです。

では、上場オプションはどうなるでしょうか。

VIXY 7C-1 @2.00というオペレーションをリバーススプリットの前に実行していたとします。
(どの限月でも同様なので、ここでは説明目的のために、限月を表示しません。)

“VIXY 7C-1 @2.00” は理論的には
“VIXY 35C-0.2 @10.00” になります。
(数量が0.2になり、プレミアムが10になります。)

しかし、システム上オプションの調整は困難なので、実際には
VIXYのシンボルを例えば“VIXY 1” というように番号をつけて区別し、
“VIXY 1 7C-1 @2.00”のままで残ります。
また、権利行使された場合には、share数は調整されます。

UVXYについても同様です。

UVSY”0-C”-1 @6.00のオペレーションを同スプリットの直前に行ったとします。
(”O-C”とは「ゼロコール」のことで「”0-C”-1」は“-100shares”を意味します。)

“UAV”が5倍に引き上げられた一方で、数量(shares数)5分の1に減少します。
つまり、
「UVXY”0-C”-1 @6.00」は「UVXY”0-1”-0.20 @30.00」(=VXIY-20shares @30.00)
に変わるということです。

では、上場オプションはどうなるでしょうか。

UVXY6C-1 @1.00というオペレーションをリバーススプリットの前に実行していたとします。
(どの限月でも同様なので、ここでは説明目的のために、限月を表示しません。)

“UVXY6C-1 @1.00” は理論的には
“VIXY 30C-0.2 @5.00” になります。
(数量が0.2になり、プレミアムが5になります。)

しかし、システム上オプションの調整は困難なので、実際には
UVXYのシンボルを例えば“UVXY 1” というように番号をつけて区別し、
“UVXY 1 6C-1 @1.00”のままで残ります。
また、権利行使された場合には、share数は調整されます。

VIXYオプション及びUVXYオプションはリバーススプリット後も新しいシンボルで継続して取引可能です。

このリバーススリップの凄さとは数学的概念すなわち思考の凄さを示唆しています。
それは長期的に継続してマネーを生み続けることができる“Wasting Asset”の凄さでもあります。私がなぜ「ゼロコール」の概念を導入したのか、”Wasting Asset”と絡めるとお分かりになると思います。それも数学的概念によってマネーを作る方法や実践上の手段の一つです。

「オペレーションB」はボラティリティの高い銘柄やそのような銘柄の分散及び管理といったように銘柄主体のオペレーションなのですが、「オペレーションA」は数理的な概念が主体になります。

表を掲載しましたのでご覧下さい。