not “options” but “derivatives”….

発行日:2016年07月07日

オプションの事業的なアプローチを伝えるにあたってオプションが初めての方やすでに知識と経験のある方を問わず、会計学的なことやデリバティブズとしてのオプションの仕組みを基礎からお話しする必要があることから“P-1”に代表される「オペレーションB」の単純なオペレーションから始めました。

このようなオペレーションに慣れて成果を上げている方は「オペレーションA」の話やその取引例について相当な抵抗を感じられるかもしれません。しかし、ここを頑張って通り抜ければ視界が広がります。そして、それは私たちにとって、好むと好まざるとにかかわらず、必要なことなのです。

「オペレーションB」の単純な”P-1”のオペレーションに慣れ自信と意欲を持って取り組まれている方は突然梯子を外された感じを受けるかもしれませんが、私にはそのような意図はありませんので、そのようなオペレーションに意欲を持って取り組まれている方はそれを今後も継続してください。一方で、もう一つの分野に取り組んでほしいと願っています。そして、もう一つの分野には概念上も実践上も主流であるべき内容が含まれています。

私はオプションに初めて取り組まれる方にオプションを説明するにあたって、金融商品としてオプションに極めて類似している保険になぞってお話しします。保険は多くの人たちに馴染みがあるので、そうすることによってオプションは難しいという感情を取り除けると考えたのです。

しかし、オプションに本格的に取り組みそれを生活の一部として利用したり、オプションを事業の柱の一つとして取り組んだりするには「金融の本質」とか「マネーの正体」に迫っていかなければなりません。

そんな理屈っぽいことがなぜ必要なのかというと、そうでないと「コインの表側」の動きや出来事に弄ばれ全てを台無しにしてしまう恐れがあるからです。

これまではほんの序奏に過ぎません。
「保険」と「オプション」の類似性を語ったところで本質に迫れないのです。それはせいぜい”P-1”への取り組みやその実行を容易にするだけです。そして、金融の本質や今日的マネーの正体に迫ることなしに本当の意味でオプションをモノにできません。

金融の本質やマネーの正体は別のところにあります。
そもそも“オプション”という金融用語はある意味でミスリーディング(=“misleading”=「誤解を招く」)なのです。

そこで、“デリバティブズ”(=“derivatives”)についてもう一度考えてみたいと思います。
私はそれを「数学的・物理学的自由」という意味で捉えています。
これについてさらに深く入り込んでいきたいと思います。オプションをモノにし生活に役立てるには、それについて知る必要があります。

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