How amazing our thinking is!
Bruce Lipton著”The Biology of Belief”を紹介しましが、思考の凄さを思い出してほしいと思います。
「オペレーションA」で扱う銘柄はこの世(物理的空間)に存在する企業の価値やモノの値段、通貨の価値や債券の価格などとは関係のない“実在しない”エンティティ(存在)です。それは数学的思考や概念によって生み出されたものです。
「オペレーションB」で扱う銘柄はこの世(物理的空間)に存在する企業の価値を反映しているのですが、一方で、数学的概念や思考の影響によってそのような企業的価値とは別の価値を創り出しています。
以上の背景から私は金融を経済社会(物理的空間)とは別の社会(情報空間)において捉えそれを扱ってきました。それは今後も変わりません。
さて、ここで“事業”とは直接関係のない話を紹介します。
直接関係はありませんが、間接的には「思考する」ということにおいて関係があります。
「円周率が3.05より大きいことを証明せよ。」
これは東京大学の 2003年度の理系入学試験問題の第6問に出たものです。
余談ですが、私たちの多くは円周率を3.14として計算することを習ったと思います。戦前の日本の旧制中学や旧制高校では円周率は3.1416とおぼえさせられたそうです。2002年度の日本の小学校の学習指導要領において円周率は3で計算して良いとされました。東京大学の数学の先生はそれに疑問を投げかけ、上記の問題を入学試験問題として出したと想像できます。
上記の問題を紹介したのは数学の演習を行ってほしいからではありません。
私たちの“事業”において最も重要なことは思考することだということ、そして思考の凄さを認識してほしいのです。私たちはマネーを思考によって作り出すことができるのです。
上記の数学の問題ですが、「円周率とは何か。」を知ることが大事です。
“円周率”は日本語ですが、難しい用語だと思われます。
英語には“エンシュウリツ”に相当する数学用語はありません。
“the ratio of the circumference of a circle to its diameter”と言います。「円の周りの長さとその直径の比率」という意味です。
私が日本語をしばしば英語に訳すのは日本語の難解な単語が本質的意味を表していないことが多いからです。
私たちは概念を学ぶにあたって言語への依存度を高めざるをえません。言葉の意味を可能な限り正確に理解することに努めてみるべきだと思います。
参考までに述べると、上記問題は円周率の意味が理解できると三角関数が利用できることに気づくと思います。要するに、「円の周りの長さが直径の3.05倍より大きいことを証明すればいいんでしょ?」っということです。
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