axis of time
「“数”から“マネー”を製造する。」ということに着目してその部分に集中するとそれまで見えていなかったものが見えるようになってくると思います。私が今みなさんに期待しているのはそのことです。
繰り返しますが、この“事業”において最も難しいことは私たちの取り組んでいる“事業”(取引)から“相場”の概念を切り離すことです。そうできるように様々なお話をしてきました。金融は一般に私たちが見聞きする経済とは相当にかけ離れているのです。多くの場合、実態のない「仮想空間」(仮想現実)を相手にしているからです。“マネー”は「仮想空間」と「物理的空間」の間を行き来しています。だから、私たちは「仮想空間」で製造して“マネー”を私たちの実際の生活において使うことができるのです。ところが、「物理的空間」と「仮想空間」のそれぞれ異なる空間で起きていることを混同すると私たちは自分たちの実践している“事業”において決して小さくない混乱が生じます。
私たちの“事業”は「仮想空間」の中で営まれているのでそれを認識していないのと混乱の渦に巻き込まれて身動きが取れなくなってしまう恐れがあります。
さらに、「時間軸」についても今後意識する必要があります。
私たちは自分たちの取り組んでいる“事業”において「時間」という概念を扱っています。「“時間”の概念」を利用して私たちは“マネー”を生み出しているのです。
“短期”(=残存日数の少ない)オプションの取引は「短期トレード」ではありません。“短期”(=残存日数の少ない)オプションの取引はロールして長く取引することで1回の取り引き毎に獲得するキャッシュを蓄積することを目的にした「長期取引」です。
一方、“長期”(=残存日数の多い)オプションは取引対象であるオプションそのものに含まれる時間の長さを利用して1回の取引でより多くのキャッシュを獲得することを目的にした取引です。
以上を理解して上で、時間軸を意識した取引の実践に取り組んでいきたいと思います。