volatility as a different value

発行日:2016年03月08日

ボラティリティは“数”に過ぎないのですが、株価のような“数”とは違います。
私たちは仮想空間(情報空間)で「“マネー”を作ること」を生業にしています。このことを意識してほしいのです。“make money”は日本語では「稼ぐ」と訳されます。英語でも同じ意味です。しかし、私たちは仮想空間(情報空間)において”マネー“そのものを製造しているのです。

上述のことを意識づけするために、私たちが脳の中で描くイメージを徹底して私たちの事業にとって都合がいいように変えていく必要があります。言葉はある意味で信号です。その信号によって脳はイメージを描きます。だから、言葉の使い方は非常に重要なのです。私が“株価”の代わりに“UAV”(=Underlying Asset Value、「原資産価格」と訳すことができますが、「価格」を意識したくないのでそのような訳語を使いたくありません。)という言葉を用いるのはそのためです。「株式の値段(価格)」といった意味合いから離れる必要があるからです。私たちとって重要なのは”数“を認識することです。

ボラティリティは“UAV”の副産物的な数です。ボラティリティは”UAV”の過去の変化の大きさや今後の変化の大きさへの期待感が作る数なのです。表現を変えると”UAV”の過去の変化の大きさの軌跡と今後期待が生み出す“UAV”とは別の数です。よりわかり易い説明を加えると、UA(=Underlying Asset=原資産)はオプションの対象となる銘柄(株式、指数、ETF等)と同義だと見なします。そのバリュー(単位あたりの価格)がUAV(どうしても混乱するようなら、「”株価“に相当する数」)とおぼえていいでしょう。

UAVは一定の水準に留まっていることはなく絶えず変動しています。
その変動の大きさを数字で表したのがボラティリティです。ボラティリティそのものに価値はありません。しかし、その数の大きさがオプションのプレミアムの収入を増やしたり減らしたりします。私がボラティリティの水準の高い銘柄を好んで選ぶのは手持ちの投入資金(リザーブ資金)に対してできるだけ多くの収入を得たいからです。

下の4つのグラフは、それぞれ(1)VIX指数(=S&P500オプションボラティリティ指数)、(2)S&P500(米株価指数)のボラティリティ、(3)SPXSのボラティリティ、(4)GWPHのボラティリティの変化の推移を表しています。

それらのうち、(1)~(3)はS&P500に関連しているので同類です。(4)は(1)~(3)と比較して異質です。ボラティリティが仮想空間において“マネー”を生み出しているという点では(1)~(4)は共通しています。しかし、(1)~(3)と(4)のボラティリティは性質が異なるのでオペレーション上分ける必要があります。「オペレーションA」と「オペレーションB」を分けているのはその背景をベースしているからです。

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