feb 2016 no2
<OCFCウィークリー通信>
今週の「通信」では核心に近づくために必要なことを述べました。
私たちが実践している“取引”(「オプション取引」という言葉は実は本質から外れています。“オプション”は概念にすぎないからです。それは「スワップ取引」と呼びこともできますし、「保険契約」と呼ぶこともできます。)の本質は“相場”ではありません。
“相場”の世界を「コインの表側」と呼ぶなら、私たちの世界は「コインの裏側」です。
これら2つの世界は本質的に全く異なっています。
どう違うのか、それを理屈で理解しようとせずに感じ取ってほしいと思います。
以下の列挙した8つの項目は単なるアカデミックな(学術的な)興味から掲げたのではありません。それらは私たちがこの“事業”で成功するために必要な知識ですが、表面だけをつついても本質は見えません。
・銀行の歴史としくみ
・FRBの歴史と金融
・デリバティブの本質的な意味とオプション
・制度会計学と管理会計学
・物理的空間と仮想空間
・今日的マネーとオプション
・デリバティブとしてのマネーとオプション
・仮想的価値としてのボラティリティ
ここで「技術」に言及します。
「技術」とは「物事を巧みに(能率的に)行うわざ」を意味します。
例えば、私たちの事業の本質は“相場”ではないので、“相場”変動や“相場”に関する情報に揺さぶられないようにせよと言っても、言葉で言うのは容易ですが、現実にそうするには「技術」も必要です。私が経験から身に付けた技術の一つは、表側の感覚や価値観とは別のものを身に付けることです。そのために、平均株価を代表する指数は見ない、あるいはそのような株価指数の変化に対する感覚とは別ものを身に付けるといったことです。「通信」において述べたSPXSについての話はそれを意味しています。そのために“ボラティリティ”の概念を深く理解するように努めます。
以上を理解した上で、今週配信した「通信」とその解説を続けてお読みください。