options in real terms

発行日:2016年02月08日

<メッセージ>

「デイリー通信」に掲げていることに目を通すことなく、手っ取り早く稼ごうと、日々一目散に「取引例」に飛びつかれる傾向のある方がいらっしゃるかもしれません。日々の「OCFC通信」に掲げていることの方がずっと重要で、その内容を理解することなく取引の仕方だけをおぼえたところで何の役にも立ちません。そのような傾向のある方はせめて今回だけは以下に続く「OCFC通信」をお読みください。「オプションで稼ぐことは難しいことではありません。」・・・そのために何を知らなければならないのか、その“秘密のベール”ついて述べたのが今回の通信です。

<OCFC通信>

ここからさらにオプションの核心に迫っていきたいと思います。
「“オプション”の事業的アプローチ」に取り組み始めて1年の経験を積み十分な成果を上げられた方もいらっしゃるでしょう。そのような方は「まだオプションの核心に近づいていないのか?」と思われるでしょう。たぶんそうだと思います。実際のところ、最近になって私はオプションについて核心的なことに触れ始めたばかりなのです。

決して、もったいぶって情報を出し惜しみしているのではありません。
一般に知られている金融、そしてその延長にあるオプション、さらに、マーケット(相場)についての知識をと経験のある人ほど異なる世界のことを受け入れるのに時間がかかります。俗にいう“頭の切り替え”に時間を要するのです。もちろん、その間オプション取引を実践して成果を出せます。しかし、本当に面白いことはその先にあります。

最近入会された方は、それ以前に入会した方々が長い期間(といっても1年程度ですが・・)にわたって経験を積みながら学習されたことの多くを端折って初めから核心的な話に触れることができますが、それでも、恐らく同じだけの時間がかかるかもしれません。しかし、学習や経験の時間の長さは問題ではありません。核心的なことが分かってくるとそこでオプションの本質が見えてきます。違う世界が初めて見えてきます。同時に、それは自分の内面を変えることでもあります。

私がオプションの実践を指導している人の中に「“分かる”というのはこういうことなのか」と言われた方がいらっしゃいましたが、その境地に辿り着くことになるでしょう。そのとき、本当の意味でオプションの虜になると思います。同時に、それはオプションが皆さんの人生の一部になるときです。

オプションで稼ぐのは一般に思われているほど難しくありません。いや、むしろ簡単だといえます。
「“オプション”の事業的アプローチ」に取り組み始めて1年の経験を積み十分な成果を上げられた方々、昨年暮れに稼いだ収益を前に税務の相談で連絡された方々なら、お分かりになると思います。ご自分たちが決してまぐれで稼いだわけではないということも、事業としてオプション取引が成り立つという実感もお持ちだと思います。

“オプション”の最も難しい部分は、それが見えないというところにあります。
私は幸運にもオプションで大きな失敗もなく十分すぎる恩恵をオプションから受けてきました。オプション専門のプロのファンドマネージャーもトレーダーも経験しました。それでも、私が本当の意味で(本質的な意味で)オプションがわかったのは2008年の“リーマンショック”の時期を経てからです。そして、プロのファンドマネージャーでもある必要もトレーダーである必要もないと感じるようになりました。いや、むしろそのようなプロの職業から離れるべきだと思い始めました。そうして、“事業的アプローチ”に本格的に取り組み始めたのです。

喩えていうなら、オプションの核心に辿りつくまでに100以上もの層があるのです。オプションは厚いベールに囲まれています。

私が以下の話をしてきたのはそのベールをひとつひとつ剥いでいくためです。
・銀行の歴史としくみ
・FRBの歴史と金融
・デリバティブの本質的な意味とオプション
・制度会計学と管理会計学
・物理的空間と仮想空間
・今日的マネーとオプション
・デリバティブとしてのマネーとオプション
・仮想的価値としてのボラティリティ

上に列挙したそれぞれについて一通りの説明をしましたが、“核心”により近づくために、今後、それぞれについて踏み込んで解説していく予定です。

“P-1”、”P-1/P+1”、”S+1/C-1”、”S+1/C2、C3・・・”、”CP+1/CP-1”、”C-1/P-1”等の取引例を紹介しましたが、上記の秘密のベールを剥いでいく過程で自然とそれらの取引が分かってくるはずです。ほとんどの人が取引の型から入ります。早く取引の技能を身に付けたいと思うでしょう。焦る必要はありません。“事業的アプローチ”の核心にせまり、オプションの本質的な部分が見えてくる段階に入れば、オプションは皆さんにとって生活の一部になり、空気を吸うようにオプションを操れるようになります。
これまで私が述べた話の中で最も核心的な内容を含んでいるのは、「コインの表側」と「コインの裏側」についての内容です。これについて表面的にではなく本当の意味でわかるには上記に列挙したすべてを理解する必要があります。

私たちは株式オプションを扱っています。「株式オプション」の“株式”という言葉も事の本質に迫るのを妨げているように思われます。そこで、今後、「現物オプション」という言葉を用いることにします。

本質がわかると、
“P-1”、”P-1/P+1”、”S+1/C-1”、”S+1/C2、C3・・・”、”CP+1/CP-1”、”C-1/P-1”のすべてが本質的には皆同じであることに気づくと思います。相場の世界から見れば、乱暴に聞こえるかもしれません。「そんなバカな!」と思われるでしょう。「コインの裏側」の世界ではそれらは皆本質的に同じなのです。

APPENDIXを掲載しましたので引き続きログイン画面をご覧ください。