tail of coin: mechanism of turmoil
世界中のマーケット参加者の間に緊張が走っている現在の状況について、本クラブに入会されて現在まで長く“ストラテジー”を実践されている方はさほどさほど不安を感じられていらっしゃらないと思います。私たちの見ているのが「コインの表側」ではなく「コインの裏側」であることを知っているおりそれを意識しているはずだからです。一方、入会されて日の浅い方は「コインの裏側」に意識がいっていないかもしれません。そのような状況下において、他の多くのマーケット参加者と一緒に踊られてほしくないので技術的なことにも言及します。そして、世界の混乱の裏側にある本質的な部分を見抜く目をもって平然と構えてほしいので技術的な話に続いて、混乱の裏側にあるものを見抜くためのヒントを掲げます。
“リーマンショック”のときも、また、それに続く欧州危機のときもそうだったのですが、世界が“危機”の渦中にあるとき、“マネー”は安全を求めて株式マーケットから債券マーケットに一時的にせよ逃避する傾向にあります。“危機”と人々が認識している状況下では、株価がこれでもかこれでもかと下げ続けるのはそのためです。“ストラテジーB”で扱っているようなボラティリティが既に非常に高水準に達し株価も上場来の安値に達してこれ以上に下がりようがないだろうと思われていた株価2~3ドルの“NYSE銘柄”群が、ばたばたと倒産してしまうのではないかと不安に駆られるほどに既に十分低い株価がさらに下がることがあります。そのような銘柄の取引では株価の半分ぐらいのプレミアムを初めにとっていることが多いので私は気にしません。しかし、気になるならコール(プットではない)を売ってキャッシュを余分に取る方法があります。例えば、S+1 @5.00/C-2@2.50 なら株価はゼロになっても安心できるでしょう。危機が去ったところで、”S+2/C-2”にするか、”S+1/C-1”に戻します。場合によっては、“S+1/C-3”も可能です。
この場合の、”C-2”、”C-3”は”S+1”に対してコール売りの数量が多くなるのですが、目的は原資産の目減りを補うためのファイナンス(資金調達)です。余裕資金が潤沢で、原資産の目減りが気にならなないなら、このようなファイナンスは不要です。また、ファイナンスは同一銘柄で行う必要はありません。たとえば、VIXをストラテジーBに転嫁したVXXやSVXYのオプションから取得した多めのキャッシュをファイナンスに利用することもできます。キャッシュには色がついていないからです。
以下は以前皆さんに紹介した話と同じ内容ですが、表現を変えてもう一度述べます。
(引き続きログイン画面をご覧ください。続きがあります。)