Suppementary (補足)
以下、補足説明です。
“P-1”が権利行使されると”S+1”(株式100株の保有)になります。
これに驚かれる方がいらっしゃると思いますので、解説を加えたいと思います。
“P-1”が権利行使されたら後”S+1”に変わっても驚かれる必要はありません。
対処法は3つあります。
第一に、そのまま放置します。その場合は、大抵、株価が低いので将来サイクル的に上がることを期待しています。あるいは、配当株である場合、株式を保有しているだけで配当というキャッシュが生まれます。
第二に、“C-1”を加えて“S+1/C-1”にします。この場合、”C-1”に全くリスクがなく新にキャッシュを作ることができます。
第三に、”P-1”が権利された後の“S+1”を売却して、新に、”P-1”を組みななおしてキャッシュを取り戻します。
以上に関して、unrealized profit & lossについて述べます。
これについてしっかりした認識をもたないと相場に振り回されてしまい目的を達成できないでしょう。
ある銘柄において”5P-1”の取引をしたとします。それによってプレミアムを200ドル取得したとします。株価は3ドルまで下落し、5P-1は権利行使されました。“S+1”に変わり、取引画面を見ると売値が1株あたり5ドルで計算されunrealized loss(未実現損)として200ドルと表示されています初めに200ドル取得しているのでこの200ドルの損の表示は紛らわしいといえます。ブローカーのシステムはそのようにできているのです。”5P-1”が権利行使された場合に、取得したプレミアムは考慮されずに株式の評価損益が表示されます。
ブローカーのシステムはオプションを先物のように扱っています。
売ったオプションは買い戻される、買ったオプションは売却される、買った株式は売却されるということを前提にunrealized profit & lossが表示されます。
一方、OCFCストラテジーは“トレード”ではありません。
商売として扱っています。「売り切り」、「買い切り」です。それで商売成立なのです。
売ったオプションは買い戻すことを前提にしていません。オプションを売ってもらったキャッシュはそのまま儲けです。後は、保険請求(権利行使)に応じるというサービスを提供できるようにキャッシュを固めておきます。
“S+1/C-1”がピンと来ない方がいらっしゃるかもしれません。
“S+1”と”C-1”を切り離してみてください。そして、”S+1”を不動産になぞってみてください。
“C-1”はその場合、家賃収入です。“C-1”から入る収入はSの価格変動に関係なく皆さんの儲けです。
Sが下がっても放っていきます。資金に余裕があるならS+1/C-1を追加してキャッシュを増やします。Sの平均価格が下がり、そして、C-1によって追加的なキャッシュが入ります。
OCFCストラテジーの本質は“相場”ではないのです。
“オプションキャッシュフロー”に生命線があるのです。
“オプション”は“相場”を連想させるようです。“オプション”と“オプションキャッシュフロー”を区別して考えるといいと思います。
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