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発行日:2015年10月07日

これまでオプション取引の実践に関してさまざまなことをお話してきました。
今週に入って会計学のことを述べました。もう一度オプション取引の原点に戻って基礎的なことを見直していきたいと思います。

OCFCは、実のところ、“オプション”と呼ばれるデリバティブズのしくみを利用して一緒に商売(事業)を営んでいこうという会員制のクラブなのです。だから、再三、“トレードクラブ”でも“投資クラブ”でもありませんと述べてきたのです。そして、つい最近になってそれを徹底するために“オプション”を“オプション”ではなく「保険」としてイメージすることを勧めています。「“オプション”と呼ばれるデリバティブズのしくみを利用して一緒に商売(事業)を営んでいこう」とする上で一般に理解されている金融商品や“相場”の対象としての“オプション”という理解では甚だ不都合だからです。
また、“オプション”と現物株式を組み合わた取引(S+1/C-1)では株式を不動産のような物件としてイメージすることもあります。いずれにせよ、株式オプションを“相場”から切り離さないと商売(事業)のしくみが見えてこないのです。

私は商売(事業)として取り組むように繰り返し述べてきました。
本業でも副業でもいいし、会社を経営している方なら会社の事業の一つとして取り入れる姿勢で臨むといいでしょう。

以前“The Reckoning: Financial Accountability and the Rise and Fall of Nations” (邦語訳『帳簿の世界史』)を紹介しました。それより身近に感じられる易しい著書を紹介します。山田真哉著『世界一感動する会計の本です[簿記・経理入門]』・・・これは簿記に関する本です。簿記というと誰もが敬遠したくなるような小難しさや面倒さがあるように思われますが、その著書は物語風に描かれてあって楽しめます。簿記は400年~500年前にイタリアで発明された帳簿の技術だといわれています。物語は2人の少年がイタリアの都市フィレンツェを舞台にたまごを売る商売をする内容で、その中に会計の話が出てきます。

一般には取っ付きにくいというイメージのある簿記は実に芸術的であることに気づいて驚かされます。それは1つの出来事について2つの情報を記録というしくみです。それによって商売のしくみ(成り立ち)がなんとなくわかるようになるでしょう。

面倒だと思っていることがやがて楽しみに変わります。