OCFC Strategy
「ストラテジーA」と「ストラテジーB」について述べました。
それらをOCFCストラテジーとしてまとめてみたいと思います。
「OCFCストラテジー」とはデリバティブズとしてのオプションのしくみや機能を利用して“マネー”(キャッシュフロー)を作る事業戦略をいいます。これはごく普通の個人でも実行可能なので“事業”を大げさに捉える必要はありません。気軽に取り組んで誰もが“マネー”を作ることができます。
OCFCストラテジーに取り組まれる皆さんに私が最大の注意を呼びかけたいのは“相場”に振り回されるなということです。OCFCストラテジーの本質は“相場”にはありません。“しくみ”にあるのです。OCFC通信やレポートのバックナンバーを振り返っていただければと思います。デリバティブズとしてのオプションのしくみや機能、“マネー”とは何か、仮想的空間と物理的空間、会計学などについて幾度も繰り返し述べました。それらはすべてOCFCストラテジーの本質にかかわることなのです。本質から目を離すと相場に振り回されることになります。
「ストラテジーA」と「ストラテジーB」の話に戻ります。
これら2つのストラテジーのうち、最もOCFCらしいのは「ストラテジーB」だと私は思います。個々の銘柄を見れば株価が激しく変動するものやボラティリティの水準が異常なものが「ストラテジーB」の対象に含まれます。そのような激しい株価変動を気にすることなくキャッシュフローだけに着目すると「ストラテジーB」が対象とする銘柄ほど魅力的なものはないはずです。なぜならOCFCの目的はより多くのインフロー(流入する)キャッシュを蓄積することだからです。また、「ストラテジーB」が対象とする銘柄はあまりにも多いので、私に関する限り、かえって相場が気になりません。その意味で「ストラテジーB」は私にストレスを与えないのです。
「ストラテジーA」は「ストラテジーB」とは異なりより強固な理論的背景を持っています。そして、それはアメリカの平均株価を代表するS&P500と同オプション・ボラティリティに関連しています。「ストラテジーA」はどうしても相場を意識させてしまうきらいがあります。「ストラテジーA」の本質もまたデリバティブズのしくみや機能にあります。相場が本質ではないのです。
「ストラテジーA」に関して“ベア型”と“ブル型”に言及しました。「ストラテジーA」はより強固な理論的背景をもっているのですが、それを意識せずにまた相場をあまり意識することなく取り組めるのは、私の経験上、“ブル型”だと感じています。
一方、「ベア型」については完全に排除してしまうのはもったいないといえるほどの魅力があります。ただし、それにはやや高度な管理技術が求められます。それについてはレポートで解説を加えます。