numbers and letter
これまで“オプション”に絡んで“マネー”や“デリバティブ”の話をしました。それらが“概念”に基づく“しくみ”であると述べました。さらに、「仮想空間」(「情報空間」)と「物理的空間」の話もしました。
そのような話に興味がなくレポートの<ストラテジー>に真っ先に目が行く方をいらっしゃると思います。<ストラテジー>がより直接的に“マネー”(キャッシュ)を作る方法の内容に結びついているからです。
私は皆さんがオプションを利用して本質的に何をしているのかを理解してほしいと思っています。“マネー”は作るだけでは何の意味もありません。自分のためにうまく活用することです。“マネー”は物体と同じように移動することができます。その移動速度は一瞬です。オプションというしくみを利用して作った“マネー”(キャッシュ)は動かすことができます。この物体のように移動する“マネー”について考えてみたいと思います。それはオプション取引のしくみとも関連しています。
“XYZ(JAN/17)20P-1 @10.00/XYZ(JAN/17)10P+1 @5.00”という取引をしたとします。
よくよく考えてみると不思議だと思いませんか。
“XYZ(JAN/17)20P-1 @10.00/XYZ(JAN/17)10P+1 @5.00”は数と文字で表されています。XYZは銘柄のシンボルで名前にすぎません。”JAN/17)は時間を表しています。Pはオプションの種類ですが、それはオプション取引という契約の内容の一部です。“-1”と”+1”はマネー(キャッシュ)が移動する方向と金額を計算するベースになるオプションの数量を表しています。
“XYZ(JAN/17)20P-1 @10.00/XYZ(JAN/17)10P+1 @5.00”によって取引相手の間でキャッシュが移動します。そして、その取引によって500ドルのキャッシュを作ることができました。
数と文字だけでマネーを作ったのです。そのマネーは別の口座に移動して利用することが可能です。 「数とは何か。」と改めて興味が沸いてきます。